シャフィ・ゴールドワッサー
シャフリラ・ゴールドワッサー | |
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生誕 |
1958年(64 - 65歳)![]() |
国籍 |
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研究分野 | 計算機科学、暗号理論 |
研究機関 |
マサチューセッツ工科大学 ワイツマン科学研究所 |
出身校 | カリフォルニア大学バークレー校 |
博士課程 指導教員 | マヌエル・ブラム |
博士課程 指導学生 |
Johan Håstad Daniele Micciancio Amit Sahai |
主な受賞歴 |
ゲーデル賞(1993, 2001) ベンジャミン・フランクリン・メダル(2010) チューリング賞(2012) |
プロジェクト:人物伝 |
シャフリラ・ゴールドワッサー(Shafrira Goldwasser、ヘブライ語: שפרירה גולדווסר、1958年 - )は、マサチューセッツ工科大学の電気工学と計算機科学の教授で、イスラエルのワイツマン科学研究所の数学の教授[1]。通称はシャフィ (Shafi)。
経歴[編集]
ニューヨーク生まれ。カーネギーメロン大学で数学の学士号を取得し(1979年)、カリフォルニア大学バークレー校で計算機科学の修士号(1981年)と博士号(1983年)を取得した。彼女は1983年からMITに勤務し、1997年に最初のRSAプロフェッサーシップを獲得した。MITコンピュータ科学・人工知能研究所の計算理論グループの一員である[2]。
2001年、アメリカ芸術科学アカデミー、2004年、全米科学アカデミー、2005年、全米技術アカデミーの会員、2007年、IACRフェローに選ばれた。
業績[編集]
ゴールドワッサーの研究領域は計算複雑性理論、暗号理論、計算数論などである。彼女はゼロ知識証明の発明者の1人である。これは、追加の知識なしで表明の正当性を蓋然的かつ対話的に証明する手法であり、暗号設計の重要な手段の一つとなっている。計算複雑性理論では近似問題の分類に関してNPの近似解だけが必要な場合でも解を得るのが困難な問題があることを示した。
受賞歴[編集]
- ゲーデル賞
- ACM グレース・ホッパー賞(1996年)
- RSA Award in Mathematics(1998年)
- 2008-2009 Athena Lecturer Award of the Association for Computing Machinery's Committee on Women in Computing[3]
- ベンジャミン・フランクリン・メダル(2010年)[4]
- IEEE Emanuel R. Piore Award(2011年)
- チューリング賞(2012年)
- ロレアル-ユネスコ女性科学賞(2021年)
出典[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
カテゴリ:
- アメリカ合衆国の女性計算機科学者
- イスラエルの計算機科学者
- イスラエルの女性科学者
- アメリカ合衆国の暗号研究者
- イスラエルの暗号研究者
- アメリカ合衆国の女性数学者
- ゲーデル賞受賞者
- グレース・ホッパー賞の受賞者
- ベンジャミン・フランクリン・メダル (フランクリン協会) 受賞者
- IEEEエマニエル・R・ピオレ賞の受賞者
- チューリング賞受賞者
- BBVAファンデーション・フロンティアーズ・オブ・ナレッジ賞の受賞者
- ロレアル-ユネスコ女性科学賞受賞者
- 数学に関する記事
- 米国科学アカデミー会員
- ACMフェロー
- アメリカ芸術科学アカデミー会員
- 全米技術アカデミー会員
- ワイツマン科学研究所の教員
- マサチューセッツ工科大学の教員
- ワイツマン科学研究所の人物
- MITコンピュータ科学・人工知能研究所の人物
- ニューヨーク市出身の人物
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- イスラエル系アメリカ人
- ユダヤ系イスラエル人
- ユダヤ人の科学者
- ニューヨーク州の数学者
- 1958年生
- 存命人物