シャイニング&ザ・ダクネス

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シャイニング&ザ・ダクネス
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 メガドライブ
開発元 クライマックス
発売元 セガ
プロデューサー 高橋宏之
ディレクター 内藤寛
シナリオ 高橋宏之
音楽 吉村政彦
美術 吉田英博
玉木美孝
シリーズ シャイニング・シリーズ
人数 1人
メディア 8メガビットロムカセット[1]
発売日
  • 日本 1991年3月29日 (1991-03-29)
  • アメリカ合衆国 1991年8月6日
  • PAL 1991年9月9日
  • ヨーロッパ 1991年10月
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE(6歳以上)
PEGI7
OFLC:PG
VRC:GA
その他 型式:
  • 日本 G-5506
  • アメリカ合衆国 1310
  • ヨーロッパ 1310-50
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シャイニング&ザ・ダクネス』 (SHINING AND THE DARKNESS) は、1991年3月29日にセガ(後のセガゲームス)から発売された、メガドライブロールプレイングゲーム。開発はクライマックスシャイニング・シリーズの最初の作品でもある。

日本国外では『Shining in the Darkness』(シャイニング・イン・ザ・ダークネス)のタイトルで発売された。

概要[編集]

3人パーティー制の3Dダンジョンロールプレイングゲームで、随所にアニメーション処理が盛り込まれているほか、十字ボタンの上下左右にそれぞれコマンドが割り振られている[2]

ゲーム内容[編集]

システム[編集]

オーソドックスな3Dダンジョン型ロールプレイングゲームであるが、前述のとおり随所に盛り込まれたアニメーション処理と、独特のインターフェイスが特徴である。魔法に関しては攻撃魔法、回復魔法、ダンジョンからの帰還魔法などが備えられているが、多くのものに「レベル」が設定されており、キャラクターの成長に応じて、同じ魔法でも強力なものとなっていく[3]

冒険の拠点となる町の方は、武器屋、防具屋、道具屋、教会(死者の復活などを行える)などが用意されているが、画面はさも主人公が町の中央に立ち360度を見渡すように、左右にスクロールする[4]。また、酒場では様々な人物から情報を収集することができる。

ストーリー[編集]

ストームサング王国の古の神殿で、クレア王女と護衛の騎士モトレードが行方不明となってしまった。モトレードの息子であり、新米の戦士でもある主人公は、その捜索隊への参加を願い出、いにしえの神殿へと突入する[5]

キャラクター[編集]

主人公
王宮の新米戦士。パーティーの直接攻撃の要。その素質は父をも凌ぐほどと評されている。
ビルボ
ホビット族の見習い僧侶。回復魔法を使いこなすほか、ある程度の直接攻撃力も持つ。主人公の幼なじみ。
マーリン
エルフ族の魔法使い。攻撃魔法を使いこなすが、直接攻撃は苦手。主人公の幼なじみ。
メフィスト
謎の魔法使い。王女クレアを拉致し、ストームサング王国に敵対する。
その正体は意外な所にいる人物だった。
海外版では名前がダークソル(DarkSol)に変更されており、後のシャイニングフォースシリーズでは
この名称で統一されている。
ハッシュ・ザ・キリー
酒場にいる隻眼の冒険者。紳士的な態度で主人公にアドバイスを与える。
途中でどこかに消えてしまう・・・。
メガドライブFANで本編の前史として連載されていた外伝漫画『ドゥーム・ブレイド』では
主人公を勤めており、かつては無口で荒々しい性格だった模様。
カムジン
マーリンとぶつかったことにより、マーリンに鈍化の魔法をかけられてダンジョン中で遭難してしまう賞金稼ぎ。

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 日本の旗シャイニング&ザ・ダクネス
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗Shining in the Darkness

  • 日本 2007年6月12日 (2007-06-12)
  • アメリカ合衆国 2007年8月13日
  • ヨーロッパ 2007年9月7日
Wii
バーチャルコンソール
クライマックス セガ ダウンロード
  • 日本 MA7J
  • アメリカ合衆国 MA7E
  • ヨーロッパ MA7P
-
2 Shining in the Darkness
  • アメリカ合衆国 2011年1月26日 (2011-01-26)
  • ヨーロッパ 2011年1月26日
Windows
(Steam)
クライマックス セガ ダウンロード 71161 -

スタッフ[編集]

  • 製作・脚本:高橋宏之
  • 特撮監督・音響効果:田口泰宏
  • 助監督:田川佳紀
  • 美術・設計:吉田英博
  • 設定・イメージボード:玉木美孝
  • 音楽:吉村政彦
  • 美術協力:石松龍太郎
  • 特殊技術:小寺春樹
  • 監督総指揮:内藤寛
  • 協力:有限会社メディアミクスチュア、株式会社マッドキャップ
  • 制作・著作:セガ・エンタープライゼス
  • 製作・企画:株式会社クライマックス

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体 結果
Dragon 4/5stars[6]
ファミ通 31/40点[7]
(シルバー殿堂)
RPGFan 82%[8]
Sega Force 90%[9]
Sega Pro 93%[10]
メガドライブFAN 24.21/30点[1]
メガドライブ大全 否定的[11]
  • ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では8・9・8・6の合計31点(満40点)でシルバー殿堂入りを獲得している[7]
  • ゲーム誌「メガドライブFAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、24.21点(満30点)となっている[1]。また、同雑誌1993年7月号特別付録の「メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」では、「敵のモンスターが出現した時や、戦闘時に魔法を使ったりすると、迫力あるアニメーションが挿入される。キャラクタのレベルが上がると攻撃のグラフィックもより派手なものになり、ゲームを盛り上げる」と紹介されている[1]
項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 4.23 3.96 4.08 4.04 3.92 3.98 24.21
  • ゲーム本『メガドライブ大全』(2004年太田出版)では、「操作しごこちはバツグンに優れている」、「苦戦もなく引っかかりもゼロ、敷かれたレールの上を転がすだけで終着駅というあっけなさだ。余韻もあとかたもナシ」と評している[11]

参考文献[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 「7月号特別付録 メガドライブ&ゲームギア オールカタログ'93」、『メガドライブFAN』第5巻第7号、徳間書店1993年7月15日、 38頁。
  2. ^ 『シャイニング&ザ・ダクネス 攻略本』p.5、p.13、p.36
  3. ^ 『シャイニング&ザ・ダクネス 攻略本』p.20〜p.22
  4. ^ 『シャイニング&ザ・ダクネス 攻略本』p.18〜p.19
  5. ^ 『シャイニング&ザ・ダクネス 攻略本』p.4、p.8 および バーチャルコンソールの解説
  6. ^ Lesser, Hartley; Lesser, Patricia & Lesser, Kirk (February 1992). “The Role of Computers”. Dragon (178): 57–64. 
  7. ^ a b シャイニング&ザ・ダクネス まとめ [メガドライブ]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2016年2月7日閲覧。
  8. ^ Musashi (1999年4月18日). “Shining in the Darkness”. RPGFan. 2012年2月8日閲覧。
  9. ^ Osborne, Ian (January 1992). “Reviewed: Shining in the Darkness”. Sega Force (1): 52–3. 
  10. ^ “Shining in the Darkness”. Sega Pro (1). (November 1991). http://www.outofprintarchive.com/articles/reviews/MegaDrive.html 2012年1月29日閲覧。. 
  11. ^ a b 「Chapter 04 1991年」『メガドライブ大全(企画・編集:CONTINUE)』 太田出版2004年9月29日、72頁。ISBN 9784872338805

外部リンク[編集]