シブースト
シブースト (フランス語: chiboust) とは、クレーム・シブースト (crème chiboust) を用いた、フランス発祥のケーキの1種である。フィユタージュ(折りたたんだパイ生地)にリンゴ、クリーム・シブーストを重ねて、上面をキャラメリゼして作られる[1][2]。
クレーム・シブースト[編集]
クレーム・シブーストは、カスタードクリームにゼラチンとイタリアンメレンゲを混ぜて作ったクリームである。1840年頃、パリのサントノレ通りに菓子店を開いていた菓子職人シブースト、あるいはその弟子のオーギュスト・ジュリアンが考案したと言われる。シブースト(ケーキ)以外には、サントノーレというお菓子にも使われるため、クレーム・サントノーレとも呼ばれる[3]。
脚注[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 猫井登 『お菓子の由来物語』幻冬舎、2008年9月。ISBN 978-4779003165。