シニスター・シックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

シニスター・シックスSinister-Six)は、『スパイダーマン』などのマーベル・コミックの作品に登場する架空の犯罪組織


概要[編集]

1964年ドクター・オクトパスが、スパイダーマンを倒すために結成したのが始まり。他のメンバーは、ミステリオエレクトロクレイブン・ザ・ハンターサンドマンヴァルチャー

一度解散するも、1990年に再結成される。その後、メンバーや人数を変え、何度も登場した。

スタン・リー命名の法則」に従い、イニシャルがS・Sである(Sinister-Six)。

人気やインパクトの強さから、アニメなどの他のメディア作品でも登場することがある。その場合、設定が変わっている事もある(#アニメ版を参照)

登場作品・活動[編集]

スパイダーマン
1964年に初対決。1990年には、メイ・パーカー(ピーターの伯母)の婚約者を殺害した。
デアデビル
息のあったチームプレーでデアデビルを苦しめた。
ファンタスティック・フォー
ファンタスティック・フォーにチームプレーをさせないなど、窮地に陥れた。
シビル・ウォー
2006年~2007年クロスオーバー作品

その他、別のクロスオーバー作品ではキングピンと対決している。

メンバー[編集]

初代[編集]

二代目[編集]

クレイブンの代わりにホブゴブリンが加わった。

  • ドクター・オクトパス
  • ミステリオ
  • エレクトロ
  • サンドマン
  • ヴァルチャー
  • ホブゴブリン(後に死亡)

三代目[編集]

サンドマンの代わりにゴグが加わった。

  • ドクター・オクトパス
  • ミステリオ(ゾンビとして復活した)
  • エレクトロ
  • ヴァルチャー
  • ホブゴブリン(後に死亡)
  • ゴグ

ホブゴブリンのシニスター・セブン[編集]

(Sinister-Seven)のイニシャルもS・Sである。

サンドマンのシニスター・シックス[編集]

  • サンドマン
  • エレクトロ
  • ヴァルチャー
  • クレイブン・ザ・ハンター(アリョーシャ・クラヴィノフ)
  • ミステリオ(ダニエル・バークハート)
  • ヴェノム

グリーンゴブリンとヴェノムのシニスタートゥエルブ[編集]

シビル・ウォーのシニスター・シックス[編集]

新生シニスター・シックス[編集]

概要[編集]

1999年、ヴァルチャーとヴェノムが「スパイダーマンを倒す」という目的で同盟を組んだことにより、再結成される。

登場作品・活動[編集]

スパイダーマン
1999年に初対決。スパイダーマンの他に、ドクター・オクトパスやマッハ4(改心したビートル)などと闘う。


アニメ版[編集]

この節では、各アニメ版について説明する。従って、コミック版とは違う設定となっている部分もある。

下記2作のメンバーは、各自のスーパーパワーがスパイダーマンを上回るヴィランが多い。さらに、チームワークを駆使するため、スパイダーマンは苦戦させられた。共通するメンバーは、ドクター・オクトパスショッカーライノの3名。

スパイダーマン(1990年代版)[編集]

スパイダーマン』第14話、第15話に登場。

メンバー
ドクター・オクトパス、ショッカー、ライノ、ミステリオスコーピオン(マック・ガーガン)、カメレオン
本作ではインシディアス・シックス(The Insidious Six)と呼称される。
劇中での活動
第14話(シーズン2第1話)にて、キングピンの画策で結成された。
拘置されているヴィラン全員がメンバーとなった。
ショッカーライノは、初登場の段階で既にキングピンと繋がりがあった。
ショッカーら5名は速やかにキングピンに従ったが、ドクター・オクトパスは参加を渋った(交渉の結果、研究所の贈呈を成功報酬とする事で、インシディアス・シックスに参加した)。
当初、カメレオンがスパイダーマンに化け、残りの5人と共に悪事を働いていた(スパイダーマンを誘き出す目的で)。その為、J・ジョナ・ジェイムスンによりスパイダー・シックスと命名された。
戦力的にはスパイダーマンを圧倒していた(ピーターは遺伝子が変異し、スーパーパワーが不安定な状態にあった)。しかし、最後はスパイダーマンの機転によりチームワークを乱され、敗北。解散し、キングピンの傘下からも離れた。
備考
シーズン1には、クレイブン・ザ・ハンター(コミック版初代メンバー)、ホブゴブリン(コミック版二代目メンバー)が登場していたが、インシディアス・シックスには参加していない(クレイブンは国外へ退去、ゴブリンはいずこかへ逃走している)。
その他にシーズン1に登場したヴィランは、リザード、ヴェノム、キングピン、スパイダー・スレイヤー(スペンサー・スマイス、アリスター・スマイス)。ノーマン・オズボーンも登場したが、グリーンゴブリンはシーズン1には登場していない。

スペクタキュラー・スパイダーマン[編集]

スペクタキュラー・スパイダーマン』シーズン1・第11話に登場。

またシーズン2・第3話に新メンバーとして登場。
メンバー
シーズン1 ドクター・オクトパス、ショッカー、ライノ、エレクトロヴァルチャーサンドマン
リーダー格はドクター・オクトパス。
シーズン2 クレイブン、ミステリオ、ライノ、エレクトロヴァルチャーサンドマン
劇中での活動
第11話(シーズン1)にて、ビッグマン(トゥームストーン)の画策で結成された。
拘置されているヴィラン全員がメンバーとなった(トゥームストーン、ハンマーヘッドは、まだ全面的な対決はしていない段階)。
初戦でスパイダーマン(ピーター)を圧倒したものの、再度の対戦でエイリアンスーツ(シンビオート)に敗北する(この時、ピーターの意識はなかった)。なお、スパイダーマンは前話からブラックコスチューム(エイリアンスーツ)を着用している。
備考
ライノサンドマンは、スーパーヴィランになる以前からチームを組んでいた。また、ハンマーヘッド(トゥームストーンの代理として)の傘下にあった。2人をスーパーヴィランにした実験には、ハンマーヘッド、ノーマン・オズボーン、オットー・オクタヴィアス(後のドクター・オクトパス)が立ち会っている。
モンタナにショッカーのコスチュームを渡したのはハンマーヘッドである。初登場の段階で、モンタナはビッグマンの傘下にあった。
ヴァルチャーがスーパーヴィランになった原因には、ノーマン・オズボーンとオットー・オクタヴィアスが関係している。
本作では、この時点で登場しているヴィランの大半がメンバーとなっており、スパイダーマンは「リザードとグリーンゴブリンがいない」と語った。
第10話には、ブラックキャットとカメレオンも登場したが、両者とも逃亡している。なお、カメレオンのサポートでクェンティン・ベックらが登場しているが、ミステリオになる事もなく逮捕された。
1990年代版は、ミステリオとカメレオンというトリッキーなタイプが加わっているが、『スペクタキュラー・スパイダーマン』では攻撃力の高いメンバー編成となっている(サンドマンはトリッキーな戦法も使用可能ではあるが、直接攻撃の能力も高い)。これにより、ブラックコスチューム(エイリアンスーツ)の能力の高さが目立っている。


第3話(シーズン2)では2人ずつ順にスパイダーマンに襲い掛かるという戦法を取った。
スパイダーマンは前回(シーズン1)のメンバーと同一だと思い込み、エレクトロとヴァルチャー、ライノとサンドマンを倒した後、次にドクター・オクトパスとショッカーが出て来ると悟ったがミステリオの思惑(悟った通りドクター・オクトパスとショッカーがビルに立っていたがミステリオの幻覚であった)通り罠にはまってしまった。

エイリアンスーツ(シンビオート)との関係[編集]

アニメ版2作においては、シニスター・シックスは、エイリアンスーツ(1990年代版ではエイリアンコスチューム)と関わりがあるか、もしくは参加者がエイリアンスーツと関係している(2作とも、シンビオートは「ジョン・ジェイムスンの乗ったスペースシャトルに付着」して、地球に到来している)。

1990年代版
第8話にて、シンビオートが登場。スパイダーマンはブラックコスチューム(エイリアンコスチューム)となり、ライノを圧倒した。この時、ライノに過剰な攻撃を与えようとし、ピーターは自らに戸惑った。
第9話では、コスチュームの危険性を自覚しながらも、活動のためにコスチュームを使用。ショッカーに勝利した後、コスチュームを分離した(その直後、コスチュームはエディ・ブロックと融合)。
第10話では、ライノとショッカーがリターンマッチを挑んできたが、乱入してきたヴェノムに一蹴された。
スペクタキュラー・スパイダーマン
第9話にて到来。
第10話でスパイダーマンはブラックコスチューム(エイリアンスーツ)となる。徐々にスーツはピーターの精神を侵食していった。
第11話ではピーターの睡眠中に行動。ピーターの意識がないままシニスター・シックスを撃退(ドクター・オクトパスにとどめを刺そうとした時、警官隊に止められている)し、その写真をビューグル社に送った(翌日の一面に採用されている)。ピーターは新聞を見て「覚えが無い」と動揺した。

刑務所での対応[編集]

アニメ版2作において、スーパーヴィランの収監方法には対応に違いが見られる。

1990年代版
ドクター・オクトパスは、コスチュームのまま、腰掛けた状態で独房に監禁されていた(4本の人工アームは、伸ばした状態で壁に固定)。
ショッカーもコスチュームのまま収監されていた(衝撃波を発するパーツは取り上げられていた)。
ミステリオはクェンティン・ベックの姿で収監されていた。
スペクタキュラー・スパイダーマン
サンドマン、ライノは独房に隔離されていた。「脱獄の動きが見られる場合は、ガスにより麻痺させる」との警告メッセージが流れる。
ドクター・オクトパス、ショッカー、ヴァルチャーは、装備を取り上げられ、普通の囚人同様に赤い囚人服を着て収監されていた(オクトパスの人工アームはそのままだったが、電源は没収されていた)。
エレクトロはセラピーを受けていたが、腕輪を装着し、退院(退院後、腕輪は破壊した)。