シカゴピザファクトリー
![]() 本社が置かれているジャンティ茨木 | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
![]() 〒567-0813 大阪府茨木市大住町2-5 ジャンティ茨木1F |
設立 | 2008年2月 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 8120901035554 |
事業内容 |
フランチャイズチェーン本部事業 ピザ等宅配事業 業務用ピザ食材事業 |
代表者 | 中野雅弘(代表取締役社長) |
資本金 | 5000万円 |
従業員数 |
400名 (内訳:社員62名、 パートアルバイト318名) (2015年4月現在) |
支店舗数 | 121店舗 |
決算期 | 9月 |
主要株主 | 株式会社CPH 100% |
外部リンク | https://www.chicago-pizza.com/ |
シカゴピザファクトリーは、大阪府茨木市に本社をおく株式会社シカゴピザが展開する宅配ピザチェーンである。宅配ピザチェーン「シカゴピザファクトリー」「シカゴデリータ」、ピザ・パスタのファーストフード店「ボーノ!シカゴ」を運営している。
「シカゴピザ」の名称は、当社では「リトルイタリーピザ」と称するシカゴにあるリトル・イタリーのアメリカ風ピザに由来する。提供されているものはアメリカンピザやニューヨーク風ピッツァが中心で、いわゆる「シカゴ風ピザ」「ディープディッシュピザ」と称される、具が多く詰まった厚みのあるピザパイは提供していない。
沿革[編集]
ピザ生地などを生産するメーカー「トロナジャパン」の一部門が1986年に、東京都渋谷区で宅配店舗の1号店として「シカゴピッツァファクトリー渋谷店」をオープンした[1]。
トロナはアイスクリーム卸業最大手である藤三商会の完全子会社であったが、藤三商会は2003年10月に負債総額590億円で民事再生法に基づく再生手続を開始するも、支援企業が見つからずに清算された。トロナも倒産を危ぶまれ、伊藤忠商事や森永乳業の支援で事業を継続したが業績は伸びず、2006年8月にすき家などを経営するゼンショーに事業譲渡された。
宅配ピザチェーン業務に専念するため、2008年4月に株式会社トロナジャパンから分社して株式会社シカゴピザとして事業を開始した。2011年7月にゼンショーがシカゴピザの全株式を投資銀行であるリサ・パートナーズ[注 1]に譲渡[2]し、ゼンショーグループから離脱した。トロナジャパンは冷凍食品卸・通信販売取扱いとしてゼンショーグループに残留した。フランチャイズにより店舗数は一時は300近くまで増加したが、近年は同業他社の競合に押されて店舗数は激減した。
「シカゴピザファクトリー」の既存店舗が兼業する、宅配丼物チェーン「どんぶり名人」事業を2012年に開始した。
2023年3月14日以降各店舗を臨時休業[3]して事業を停止し、破産手続きを弁護士に一任したと報じられる[4]。人件費高騰に伴う資金繰り悪化が要因とされ、負債額約15億円と報じられている[5]。3月20日、大阪地裁へ自己破産を申請し、同日保全管理命令を受けた[6]。
店舗[編集]
「シカゴピザファクトリー」「シカゴデリータ」をあわせて、近畿6府県に64店舗で東日本は1都4県に17店舗、合計して24都府県で121店舗を運営する[7]。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 正確には、リサ・パートナーズの子会社である「リサ・キャピタル・マネジメント」が運営する「リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド2号投資事業有限責任組合」の100%出資会社である「株式会社CPH」。CPHはリサ・パートナーズからみると「曾孫会社」になる。
出典[編集]
- ^ 会社概要 2012年6月18日アクセス
- ^ 子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ (PDF) - ゼンショー2011年6月30日付ニュースリリース
- ^ “臨時休業”. シカゴピザファクトリー (2023年3月14日). 2023年3月14日閲覧。
- ^ “(株)シカゴピザ”. 東京商工リサーチ (2023年3月14日). 2023年3月21日閲覧。
- ^ “宅配ピザチェーン「シカゴピザ」事業を停止 自己破産の準備入る 負債総額は「約15億円」人件費高騰で急速に資金繰り悪化”. TBS NEWS DIG (2023年3月14日). 2023年3月14日閲覧。
- ^ “宅配ピザのシカゴピザ(大阪)が自己破産を申請(帝国データバンク)”. Yahoo!ニュース (2023年3月29日). 2023年3月29日閲覧。
- ^ シカゴピザ店舗検索
外部リンク[編集]