シェイヴド・フィッシュ〜ジョン・レノンの軌跡

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シェイヴド・フィッシュ〜ジョン・レノンの軌跡
ジョン・レノンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1969年1974年
ジャンル ロック
時間
レーベル アップル・レコード
EMI
EMIミュージック・ジャパン
プロデュース ジョン・レノン
オノ・ヨーコ
フィル・スペクター
チャート最高順位
  • 8位(イギリス)
  • 12位(アメリカ)
  • 22位(日本)
ジョン・レノン アルバム 年表
ロックン・ロール
(1975年)
シェイヴド・フィッシュ〜ジョン・レノンの軌跡
(1975年)
ダブル・ファンタジー
(1980年)
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シェイヴド・フィッシュ〜ジョン・レノンの軌跡』 (Shaved Fish / Lennon Plastic Ono Band) は、1975年に発表されたジョン・レノンのベスト・アルバム。自身初、そして生前に発表された、唯一のベスト・アルバムである。

1967年に、EMIビートルズが交わした9年間の契約があるため、レノンはもちろん、ジョージ・ハリスンリンゴ・スター、そして1970年に脱退したポール・マッカートニーの計4人のメンバーは、解散後もEMIからソロ・レコードを出し続けていた。しかし、その期限があと1年と迫っていた1975年にレノンはEMIとの関係を清算するつもりで、これまでアメリカ合衆国で発売されていた自身のシングル、もしくはシングル・カット曲を収録した、このベスト・アルバムを製作、発表した。

ちなみにジョージは、契約中に自らのレーベル「ダーク・ホース」を設立。契約が切れると更新せずに自らのレーベルごとワーナー・ブラザースに移して発表するようになり、リンゴは契約が切れると自らのレーベル「リング・オー」を設立。やはり更新せず、ポリドール(北米地区はアトランティック)に移籍。ポールはウイングスとして発表していたため、自身名義で更新している。

同時期に発表されたジョージとリンゴのベストアルバムとは趣が違い、1曲目の「平和を我等に」をフェードイン&フェードアウトさせた短縮バージョンにし、アルバム最後には同曲のライブバージョンを「ハッピー・クリスマス」とクロスフェイドさせて収録するなど、コンセプトアルバム風な構成になっている。

レコード・ジャケットは、アルバム収録曲の概要を示した絵が表面に貼り付けられ、裏面にはタイトルの語源となった鰹節のコラージュが描かれている。

レノンはこのアルバムを発表した後、この年オノ・ヨーコとの間に生まれた実子ショーン・レノンを育てるため、主夫=ハウスハズバンド宣言。1980年に共同名義アルバム『ダブル・ファンタジー』を発表するまで、すべての音楽活動を封印する事となる。

収録曲[編集]

Side 1
  1. 平和を我等に - Give Peace a Chance
  2. コールド・ターキー - Cold Turkey
  3. インスタント・カーマ - Instant Karma!
  4. パワー・トゥ・ザ・ピープル - Power to the People
  5. マザー - Mother:イントロの鐘の音が入るバージョンだが、フェードアウトがシングルバージョンよりも長く、LP収録バージョンよりも短い変則的なバージョン
  6. 女は世界の奴隷か! - Woman is the Nigger of the World:サムタイム・イン・ニューヨーク・シティ収録バージョンよりも曲の一部がカットされ短いシングルバージョン
Side 2
  1. イマジン - Imagine
  2. 真夜中を突っ走れ - Whatever Get You Thru the Night:フェードアウトがLP収録バージョンよりも短いシングルバージョン
  3. マインド・ゲームス - Mind Games
  4. 夢の夢 - #9 Dream
  5. ハッピー・クリスマス(戦争は終った) - Happy Xmas (War is Over)
  6. 平和を我等に(リプライズ) - Give Peace a Chance (Reprise) :1972年マジソン・スクウェア・ガーデンで行われたOne To Oneコンサートより、スティーヴィー・ワンダーがリードボーカルを取ったバージョン