シェイク・シャック

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シェイク・シャック
Shake Shack Inc.
企業形態 公開会社
取引所 NYSESHAK
業種 レストラン
事業分野 ファストカジュアル
設立 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク (2004年 (2004))
創業者 ダニー・メイアー英語版
本社 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
拠点数 63店舗 (2015年)
事業地域 世界中
主要人物
  • ランディ・ガルッティCEO
  • ジェフ・ウッツCFO
製品
ウェブサイト www.shakeshack.com
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シェイク・シャック英語: Shake Shack)とはアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークに本社を置くファストカジュアルレストランチェーンである。2000年にマディソン・スクエア公園で始めた屋台が起源。屋台は公園内の売店となりメニューもハンバーガー、ホットドッグ、フライ、ニューヨークスタイルハンバーガー、店名を冠したミルクセーキを追加しニューヨークスタイルハンバーガーに合わせる形を採った。初期はフライドポテトに関する品質管理や苦情といった問題を抱えていたが、店舗拡大に合わせ品質を改善していった。

2014年末に株式公開申請を行い12月29日に証券取引委員会に提出した内容によると、1年以上の間に開店した店舗の売上高の伸びが2012年末時点での7%から9月28日締めの年度までに3%までに鈍化したとされる。

歴史[編集]

マディソン・スクエア公園にある第一号店

2000年、ニューヨーク市は目的外利用などによって荒廃していたマディソン・スクエア公園の再造成に着手した。再開発の一環として、ユニオン・スクエア・カフェやグラマシー・タバーンなど有名レストランを経営するユダヤ系アメリカ人のダニー・メイアー英語版が再開発への協力としてマディソン・スクエア公園管理委員会の設立に携わった。管理委員会が最初に行ったことの1つに公園を変えることを目標に、公園内に美術展示物を展示することで再生努力の意識を高めようとした。管理委員のランディ・ガルッティはメイヤーのユニオン・スクエア・ホスピタリティ・グループ (USHG)が運営するイレブン・マディソンのキッチンを使ったホットドッグカートを設置した。このカートは大きな成功を収め3年近く営業した[1]

2004年、市は公園内に新しいキオスク方式レストランを運営するための入札を開始、メイヤーは空き場所など構想した上で7月にシェイク・シャック第一号店を開店した。当初レストランはチェーン化する前提で設計されたわけではなく、ニューヨーク市に特化した単一の店舗として設計した。しかし、第一号店の売上高は伸び続けてこの場所が拡張のための市場になることに気づくことになる[1]

シェイク・シャックは開業以降、USHGの最大級資産に成長した。400万ドルの平均店舗パフォーマンスはアメリカ合衆国においてマクドナルドの2倍であり[2]、夏期において特に天気の良い週末は1時間以上待ちの行列が出来ることが人気を物語っている。レストランのウェブサイトにあるウェブカメラが行列をリアルタイムに映している[2]

2015年1月29日、株式公開にあたり1株あたりの公開価格を21ドルにした。1月30日に新規株式公開を行い、ニューヨーク証券取引所に上場(ティッカーシンボルはSHAK)。初日の株価は公開価格から倍以上の45.90ドルに達し[3]、結果1億500万ドルの資金を調達した[4]

メニュー[編集]

シャック・バーガーとクリンクルカットフライドポテト

シェイク・シャックの名を冠したミルクセーキは業界の中で最高品質の一つと評されている[2]。同社の成長とともに飲料メニューにワインや瓶ビールを追加した。それぞれの新店舗で飲料メニューを地元の味に合わせてる形でアレンジしている[5]

同社の拡大を始めてから、有名になったハンバーガーはアンガスビーフを原材料にしている[2]。この商品はヒットしたものの、2012年には調理の出来のばらつきが主な問題点として挙げられた[6]

初め、第一号店の面積が400 ft² (37 m²)と狭く、他のフライ製品販売方法が許可されない区域だったため冷凍クリンクルカットフライドポテトを使用していた。チェーンが成長するにつれ、ハンバーガーの品質が複数で高い評価を受けたが、フライは他の製品程の品質でないという評価が定着していた。これを受けて2007年、フレッシュカットにしたフライドポテトの新製品を開発した。以降、フライドポテトは店内で仕込みを行い、注文をとったと同時に揚げるようにしている[2]

店舗[編集]

米国内[編集]

2010年、シアター・ディストリクト[7]アッパー・イースト・サイド[8][9]に出店した。アッパー・イースト・サイドに出店した最大の理由として厳しい時代の時に凋落した都市型ショッピング地区である東86番通りは復興すると見通しているが、場所があって出店しても近隣住民曰く「良いことはない...薄汚く荒廃していて...目障りな場合が多い」という[8]

2011年7月、メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティとの契約が成立し、グランド・セントラル駅の地下階に出店することが決まった[10]。しかし、このプロジェクトはテナントがいっぱいでシェイク・シャックが出店する余地が出てこないことで遅延し、メキシコ料理店のソカロ(Zócalo)は賃貸契約終了後の退去を拒否し「入札過程(駅の商業スペース)に不正が有る」という理由で訴訟を起こした[11]。この訴訟は却下されたもののソカロは控訴、しかし2012年10月にソカロは連邦倒産法第11章を申請した[12]。2013年5月初めにソカロが退去し、シェイク・シャックは10月5日にビジネスパーソン向けの店舗を出店した[13]

2010年、マイアミビーチの近郊地域であるサウスビーチ英語版にニューヨーク市外初の出店を果たした[14]。2014年8月までに、ワシントンD.C.、ニュージャージー州、ラスベガス(2014年12月現在)、コネチカット州、ペンシルベニア州、フロリダ州、ジョージア州、マサチューセッツ州、ニューヨーク州に出店している[15]

米国外[編集]

アメリカ合衆国外ではロンドン、イスタンブール、モスクワ、ベイルート、ドバイ、アブダビ、ドーハ、クゥエート市といった都市に出店している[15]

日本[編集]

日本ではサザビーリーグと組み、2015年11月13日に東京で1号店を明治神宮外苑内に開業した[16][17]

2016年4月15日には、アトレ恵比寿西館に2号店をオープンした[18]

今後、2020年までに10店舗まで増やす予定である[19]

脚注[編集]

  1. ^ a b Wolfe, Josh (2014年1月27日). “The Secret Sauce of Shake Shack's Success”. Forbes Magazine. 2014年5月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e Kramer, Katie (2010年10月15日). “Shake Shack Founder Expands His Empire”. CNBC. 2014年5月27日閲覧。
  3. ^ 高級バーガーの米シェイク・シャック、初値が2倍―大手に脅威”. ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (2015年2月3日). 2015年2月3日閲覧。
  4. ^ 米バーガーのシェイク・シャック上場 120億円調達”. 日本経済新聞 (2015年1月31日). 2015年2月3日閲覧。
  5. ^ Bartiromo, Michael (2013年2月13日). “The Man Behind Shake Shack's Menu”. Mox news. 2014年5月27日閲覧。
  6. ^ Levine, Ed (2012年2月12日). “NY Times Shake Shack Review: Takedown or a Rare Bit of Fair-minded Burger Candor?”. Serious Eats. 2014年5月27日閲覧。
  7. ^ Levin, Sam (2010年7月12日). “Burger lovers rejoice! Minichain Shake Shack opens in Times Square”. Daily News (New York). http://www.nydailynews.com/ny_local/2010/07/12/2010-07-12_love_for_new_shake_shack.html 2010年7月12日閲覧。 
  8. ^ a b Gregor, Alison (2010年1月19日). “Square Feet: New Tenant Lifts a Manhattan Street”. The New York Times. http://www.nytimes.com/2010/01/20/realestate/commercial/20shake.html 2011年8月3日閲覧。 
  9. ^ Fabricant, Florence (2010年8月4日). “Diners Journal: Upper East Side Shake Shack Is Open”. The New York Times. http://dinersjournal.blogs.nytimes.com/2010/08/04/upper-east-side-shake-shack-is-open/ 2011年8月3日閲覧。 
  10. ^ Haughney, Christine (2011年7月25日). “More Crowded Crowds: Grand Central to Welcome Apple and Shake Shack”. The New York Times. http://cityroom.blogs.nytimes.com/2011/07/25/more-crowded-crowds-grand-central-to-welcome-apple-and-shake-shack/ 2011年7月30日閲覧。 
  11. ^ Pasquarelli, Adrianne (2012年7月20日). “Shake Shack gets sidetracked at Grand Central | Crain's New York Business”. Crainsnewyork.com. 2014年2月8日閲覧。
  12. ^ Pasquarelli, Adrianne (2012年10月26日). “Grand Central tenant Zócalo files for bankruptcy | Crain's New York Business”. Crainsnewyork.com. 2014年2月8日閲覧。
  13. ^ Danny Meyer's Shake Shack finally takes over Grand Central space | Crain's New York Business”. Crainsnewyork.com (2013年5月8日). 2014年2月8日閲覧。
  14. ^ Victoria Pesce Elliott. “3 Stars for Shake Shack”. Shakeshack.com. 2014年2月8日閲覧。
  15. ^ a b “Burger chain Shake Shack preparing for an IPO - sources”. Reuters. (2014年8月15日). http://www.reuters.com/article/2014/08/15/us-shakeshack-ipo-exclusive-idUSKBN0GF1P620140815 2014年8月15日閲覧。 
  16. ^ ニューヨーク発の人気ハンバーガーブランド 「Shake Shack」の日本展開における独占契約を締結 2016年、東京に1号店をオープン予定”. サザビーリーグ (2015年2月18日). 2015年2月18日閲覧。
  17. ^ SHAKE SHACK IS TOKYO BOUND IN 2016”. シェイク・シャック (2015年2月17日). 2015年2月18日閲覧。(英語)
  18. ^ ついに本日オープン!恵比寿に『Shake Shack』の2号店が登場!
  19. ^ “ニューヨーク発ハンバーガーショップ「シェイク シャック」日本上陸 - 東京に2015年11月オープン”. 株式会社カーリン. (2015年10月21日). http://toyokeizai.net/articles/-/64585 2015年11月4日閲覧。 

外部リンク[編集]