ザ・モール安城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ザ・モール安城
The Mall Anjo
The Mall Anjo 2020-01 ac.jpg
店舗概要
所在地 446-0065
愛知県安城市大東町9-31
座標 北緯34度57分57.4秒 東経137度04分48.9秒 / 北緯34.965944度 東経137.080250度 / 34.965944; 137.080250 (ザ・モール安城)座標: 北緯34度57分57.4秒 東経137度04分48.9秒 / 北緯34.965944度 東経137.080250度 / 34.965944; 137.080250 (ザ・モール安城)
開業日 1996年5月30日
閉業日 2020年5月31日
施設所有者 クラボウ
敷地面積 59,921 m²
延床面積 38,688 m² 
中核店舗 西友安城店
駐車台数 1345台
最寄駅 JR東海道本線 安城駅
外部リンク ザ・モール安城店
SEIYU
テンプレートを表示

ザ・モール安城(ザ・モールあんじょう)は、愛知県安城市にあったショッピングセンター西友安城店を中核店舗とした[1]。敷地と建物はクラボウが所有している[1]

年表[編集]

  • 1996年(平成8年)5月30日 - 開業。
  • 2020年(令和2年)5月31日 - 閉業。
  • 2021年 (令和3年) 11月30日 - 三井不動産による跡地の開発申請に許可がおりる。

歴史[編集]

1990年(平成2年)10月25日、クラボウ(倉敷紡績)が西友キーテナントにしたショッピングセンター「スプリングサーカス安城(仮称)」の建設を発表した。総店舗面積36,000㎡は当時東海地方第2位、テナント数約100店舗は郊外型ショッピングセンターとしては愛知県第1位となる、地上6階建てのレストランや映画館、広場を併設した商業施設になる予定であった[2]。しかし、バブル崩壊に伴い大幅に計画が見直され、1996年(平成8年)5月30日、クラボウ(倉敷紡績)安城工場の社宅などの跡地約6万平方メートルに開店した[1]JR東海道本線 安城駅から北西に約1キロの距離にある[1]ザ・モール西友などが運営するコミュニティ型ショッピングセンターに冠される名称であり、安城は5施設目のザ・モールだった。敷地の西側と南側はクラボウ安城工場に囲まれており、敷地の東端には明治用水が流れている。

2007年(平成19年)11月22日、西友安城店の営業時間が「9時〜23時」から「24時間営業」に変更された[3]

2020年(令和2年)1月、同年5月31日をもっての閉店が発表された[1]。建物賃貸借契約の満了が理由である。跡地の利活用方法は未定[1]

2021年 (令和3年) 11月30日、三井不動産による跡地の開発申請に許可がおりる。用途は商業施設で、隣接するクラボウ安城工場の一部も開発対象となり、敷地面積は105,823㎡、建築面積は49,560㎡、容積対象延床面積は135,938㎡。商業施設棟1棟、別棟1棟、駐車場3棟の計5棟で構成される。2022年 (令和4年)3月8日の安城市議会3月定例会にて、寺沢正嗣議員の質問により明らかになった[4]

テナント[編集]

開店当時は60店舗の専門店あったが、2007年(平成19年)10月18日時点では30店舗[3]、2020年(令和2年)1月14日時点では15店舗[5]であった。

1階[編集]

2階[編集]

別棟[編集]

営業案内[編集]

周辺[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f 「西友の『ザ・モール安城店』が5月に閉店へ 跡地活用など公表されず」中日新聞、2020年1月9日
  2. ^ “安城に西友の大型SC クラボウの工場跡地に6階建てビル建設 平成5年にも開店 総面積3万6000平方メートル東海で2位”. (1990年10月26日) 
  3. ^ a b ザ・モール安城 愛知県
  4. ^ https://smart.discussvision.net/smart/tenant/anjo/WebView/rd/speech.html?year=2022&council_id=34&schedule_id=4&playlist_id=1&speaker_id=0
  5. ^ 愛知県広報”. 愛知県. 2020年5月4日閲覧。

参考文献[編集]

  • 「ザ・モール安城」『建築と社会』日本建築協会、1998年3月号、79巻3号

外部リンク[編集]