ザ・グリード

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ザ・グリード
Deep Rising
監督 スティーブン・ソマーズ
脚本 スティーブン・ソマーズ
製作 ローレンス・マーク
ジョン・バルデッチ
製作総指揮 バリー・ベルナルディ
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
撮影 ハワード・アサートン
編集 ジョン・ライト
ボブ・ダクセイ
配給 アメリカ合衆国の旗 ハリウッド・ピクチャーズ
日本の旗 東宝東和
公開 アメリカ合衆国の旗 1998年1月30日
日本の旗 1998年10月17日
上映時間 106分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $45,000,000
興行収入 $11,203,026[1] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
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ザ・グリード』 (Deep Rising) は、1998年アメリカ映画

ストーリー[編集]

3000人を乗せた豪華客船アルゴノーティカ号は南シナ海を処女航海中、船内のシステム制御室に侵入した“何者か”の手により突如航行不能に陥ってしまう。その直後、船は海中より現れた謎の巨大未確認生物に襲われ、大勢の乗客と乗組員は瞬く間に船内からその痕跡を消した。

同じ頃、密輸業者のジョン・フィネガンら一行の乗った密輸船サイパン号は、依頼主である武装した傭兵グループと、重火器などの積荷を乗せて現場付近の海域を航行していたが、不運にも暴風雨の海上を漂流していたモーターボートと激突し、船体に大きな損傷を負ってしまう。突然のアクシデントに立ち往生したフィネガンたちは、やがて近隣の海上で偶然にもアルゴノーティカ号を発見するが、その直後にサイパン号は船客である傭兵たちに乗っ取られてしまう。彼らはアルゴノーティカ号のシージャックを目論んでいたのだ。やむなくフィネガンたちは傭兵たちに従い、共にアルゴノーティカ号へと乗り込む。

ところが、3000名の乗客がいるはずの船内には全く人影がなく、唯一の生存者は船長と船主、そして金庫に忍び込んだとして捕まった美女の3人のみ[2]。そして、乗客消失の元凶である“何か”がフィネガンたちに襲い掛かる。

登場人物[編集]

作中登場するメインキャラはに主人公含めて大半が悪人で、善人が登場しないという珍しい構成となっている。

ジョン・フィネガン
演 - トリート・ウィリアムズ
密輸船サイパン号の船長で密輸業者。この作品では比較的に穏健な人物だが、金さえもらえたら積荷の中身を全く気にせず、人使いの荒い一面もある。ハノーバー率いる傭兵グループに雇われ、彼らを指定の海域へと運ぶが、やがて本当の目的を知らないまま船を乗っ取られ、アルゴノーティカ号のシージャック計画に巻き込まれる。
トリリアン・セント・ジェームズ
演 - ファムケ・ヤンセン
アルゴノーティカ号に乗客として忍び込んでいた女スリ。金庫へ盗みに入っていたところをキャントンとアサートンに発見され、身柄を拘束されていた。なおキャントンによれば、容疑は主に窃盗、強盗、公文書偽造、殺人未遂(本人曰く「元の彼氏」とのこと)などで、罪暦は逮捕6回、有罪5回。4か国から国際指名手配中である。
サイモン・キャントン
演 - アンソニー・ヒールド
豪華客船アルゴノーティカ号の船主。本作の黒幕と呼べる人物であり、全財産を投じて自身の夢であった船を手に入れたが、建造費と維持費が大幅にかさみ、資金繰りに苦しんだことから、保険金目的でアルゴノーティカ号のシージャック計画を画策する。
ジョーイ・パントゥーチ
演 - ケヴィン・J・オコナー
サイパン号の乗組員で整備士。フィネガンの相棒。レイラとは両想いの仲にある。あまりにも傭兵たちの素性がしれないという考えもあったが、傭兵たちの積荷を勝手に物色するなど手癖が悪い。
ハノーバー
演 - ウェス・ステュディ
傭兵グループのリーダー。キャントンとの裏取引でアルゴノーティカ号のシージャックを実行する。無骨で冷酷な性格。
アサートン
演 - デリック・オコナー
アルゴノーティカ号の船長。作中で唯一犯罪に一切手を染めていない人物だが、犯罪者とはいえ、トリリアンに冷淡な態度をとるなど、善良とは言えない一面もあった。またキャントンを最初は敬称で呼んでいたが、事件の黒幕としってからは呼び捨てるようになった。
モリガン
演 - ジェイソン・フレミング
傭兵。電子機器の操作担当で小心者。
メイソン
演 - クリフトン・パウエル
黒人の傭兵。仕切り屋でグループのサブリーダー的存在。気性が荒い。
マムーリ
演 - クリフ・カーティス
傭兵。大の女好きで、常に女とヤル事しか頭にない。
T-レイ・ジョーンズ
演 - トレヴァー・ゴダード
オーストラリア出身の傭兵。怪力の持ち主で短気な性格だが、船酔いには弱い。
ヴィーヴォ
演 - ジャイモン・フンスー
黒人の傭兵。強欲な守銭奴でゲテモノグルメが大好物。発破担当で爆薬の扱いに精通している。金庫を開けた際に、中にいたキャントンにクリードと勘違いされて、斧を頭に刺され死亡。
レイラ
演 - ウナ・デーモン
サイパン号の女性乗組員で航海士。韓国系の出身でパントゥーチの恋人。人質もかねて密輸船に残されていたがクリードに連れていかれて、死亡したと思われる(絶命する直接的なシーンはない)。
ビリー
演 - クリント・カーティス
傭兵。愛煙家でバックアップ兼雑務担当。一度クリードに食われたが、船内に現れたさいに吐き戻された。

グリードについて[編集]

劇中でアルゴノーティカ号を襲った謎の巨大海洋生物。古代の深海に生息する、異常発達したワーム類の一種と思われていた(劇中で語られた、キャントンによる仮説。キャントンたちは触手の部分しか目撃しておらず、多数の怪物が船内に侵入したと考えた)が、実際、鋭い牙の並ぶ大きな口と青い2つの眼を持つ本体から無数の触手が生えたタコのような姿であり、触手を縦横無尽に伸ばして獲物を捕える。触手の先端には獲物を捕らえるための鋭いがあり、獲物を生きたまま丸呑みにして栄養源とする(獲物は体液を吸い取られた後、溶けかかった骨と皮だけの状態となって体外へと排出される)。なお、触手自体は視覚を一切持たず、獲物の立てるかすかな音を頼りに狩りを行い、逃げる獲物を巧妙にたぐり寄せる。その姿だけを見ると、最も似通っている生物としては軟体動物のバンパイア・スクイードが挙げられる。

弱点は本体の眼球で、ここを攻撃されると酷くもがき苦しむ。また、レンジフードから侵入した触手が直下のガスコンロを点火されると逃げ込むなど、火を嫌う様子も散見される。なお、触手を攻撃することによって、怯ませたりダメージを与えたりすることは可能。

なお、「グリード」は日本語に訳すと「食欲・食す・貪欲・強欲」を意味する。

日本語吹き替え[編集]

役名 俳優 日本語吹き替え
ソフト版 テレビ朝日
ジョン・フィネガン トリート・ウィリアムズ 大塚芳忠 菅生隆之
トリリアン・セント・ジェームズ ファムケ・ヤンセン 小宮和枝 日野由利加
サイモン・キャントン アンソニー・ヒールド 山野史人 池田勝
ジョーイ・パントゥーチ ケヴィン・J・オコナー 島田敏 檀臣幸
レイラ ウナ・デーモン 芝原チヤコ 石塚理恵
ハノーバー ウェス・ステュディ 宝亀克寿 麦人
アサートン デリック・オコナー 千田光男 小島敏彦
モリガン ジェイソン・フレミング 田中正彦 小野健一
マムーリ クリフ・カーティス 中田和宏 成田剣
T-レイ・ジョーンズ トレヴァー・ゴダード 立木文彦 中田和宏
ヴィーヴォ ジャイモン・フンスー 天田益男 田中正彦
メイソン クリフトン・パウエル 手塚秀彰 廣田行生
ビリー クリント・カーティス 落合弘治 森川智之

※テレビ朝日版吹き替えは、ムービープラスBSジャパンでの放送時にも用いられた。

スタッフ[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ Deep Rising (1998)”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2009年11月20日閲覧。
  2. ^ 実際には他に三人いたが、船内でのパニック状態から傭兵グループに銃撃されて死亡した。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]