ザバイオーネ

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ザバイオーネ
ザバイオーネ

ザバイオーネイタリア語: Zabajone)は、イタリアピエモンテ名物のデザートである[1]フランスでは「サバイヨン」(フランス語: Sabayon)と言う[2]

概要[編集]

14世紀のイタリアにザバイオーネのレシピが残されているが、初期のザバイオーネは卵黄でとろみをつけ、スパイスを効かせたワインカクテルを指した。やがて卵黄の分量を増やし、ソース状や泡立ててクリーム状にするレシピ上の変化が起きた。この技法が19世紀中頃にフランスに伝わり、サバイヨンとして洗練されていった。20世紀にはサバイヨンは塩味の料理や、マヨネーズなどの卵ソースとのブレンドなどにも応用されている。ザバイオーネには、泡立てずに混ぜるだけのクレーム・アングレーズに近いものと、適度に熱をかけつつ泡立てて、カスタード状に膨らませるものがある[3]。 卵黄に砂糖を加え、泡立て、温めながら、マルサラワインシェリー酒白ワインなどの洋酒を加えて煮詰めたカスタードクリームで、デザートとしてそのまま食べる[4]。また、洋菓子用のソースとして、ティラミスなどに用いることもある[5]

なお、作り方によってはエタノールが残存するため、子供に与える場合は注意が必要である。

また、ロンバルディア州ではパネットーネに添えられる。

参考文献[編集]

Harold McGee; 香西みどり訳 『マギー キッチンサイエンス』 共立出版、2008年ISBN 9784320061606 

脚注[編集]

関連項目[編集]