ザック・セイバー・ジュニア

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ザック・セイバー・ジュニア
ザック・セイバー・ジュニアの画像
プロフィール
リングネーム ザック・セイバー・ジュニア
本名 Lucas Eatwell
ニックネーム 英国の若きいぶし銀
身長 178cm
体重 82kg
誕生日 (1987-07-24) 1987年7月24日(29歳)
出身地 イギリスの旗イギリスイングランド
ケントシェピー島
所属 フリーランス
トレーナー アンドレ・ベイカー
丸藤正道
小川良成
デビュー 2002年
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ザック・セイバー・ジュニア(Zack Sabre Jnr. または Zack Sabre Jr.、1987年7月24日 - )は、イギリス男性プロレスラーイングランドケントシェピー島の出身。身長178cm、体重82kg[1]。本名はLucas Eatwell。

イギリスのIPW:UKFWAドイツwXw、日本ではプロレスリング・ノアなどで活動する。

得意技は、腕ひしぎ逆十字固め(アーム・バー)、セイバー・ドライバーなど[1]

略歴[編集]

祖父母が保管していたBSのプロレス中継番組を録画したビデオを見た事をきっかけにプロレス(特に母国・イギリスのプロレス)に興味を持ち、ジョニー・セイント、スティーブ・グレイ、ジョニー・キッド、スカル・マーフィー、ロビー・ブルックサイドなどのイギリスのテクニシャン系選手に魅せられる。そしてテレビのドキュメンタリー番組で取り上げられた地元団体NWA UKハンマーロック入門を決意することになった[2] NWA-UKハンマーロックのジムで、14歳の頃よりアンドレ・ベイカーの指導を受けた。2004年3月に同団体のシェピー島シアネス大会でプロ・デビュー[3]。2005年10月にはNWA-UKジュニアヘビー級王座を奪取[1]

その後、UKハンマーロックの活動が停止し2006年頃よりスペインやドイツなどに進出、2006年8月18日、RQWのリングにて潮崎豪と対戦。この試合が後のプロレスリング・NOAHイギリス大会への出場オファーのきっかけとなった

2008年には、ノアのイギリス大会に参戦し、金丸義信と対戦し、20分時間切れ引き分けに終わった[1]

2009年、IPW:UKに参戦しマーティ・スクールとのタッグで、IPW-UK英国タッグ王座を獲得する[1]

2010年1月にはwXwに参戦し、wXw世界ライト級王座を奪取する。さらに6月、wXw世界ヘビー級王座を保持するスティーブ・タグラスを破り、初代wXw統一世界王者となった[1]。8月には、タイトル歴と過去に金丸と引き分けた実績から、IPW:UKに参戦したノアの金丸が保持するGHCジュニアヘビー級王座へ挑戦したが敗北した[4][1]

2011年のノアのヨーロッパツアーにおける、5月15日のドイツ・オーバーハウゼン大会(wXwが共催)で、石森太二を撃破[1]

過去のノア勢との好勝負が評価され、ノアへの留学が決定した。7月からの日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦に石森とのタッグで参加することになった。しかし直前で石森が負傷欠場したために、急遽KAIENTAI-DOJO滝澤大志にパートナーが変更となった[1]

8月のALL TOGETHER 東日本大震災復興支援チャリティープロレスの第1回大会にもノア代表として参戦、バトルロイヤルに出場している。

2012年にも再びノアに参戦[5]。また同年の第6回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦にも再参戦。ポール・ロンドンと組んで出場した。金丸義信&平柳玄藩に勝利したのみで、同チームと同位でBブロック最下位の成績であった[6]

2013年には、第7回日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦に小川良成日英テクニシャン・タッグを結成して参戦。しかし、リーグ戦開催前から歯車の噛み合わないような関係で、公式戦でも試合途中で仲間割れを毎回起こし、空中分解寸前であったが、全勝で最終戦を迎え、新日本プロレス獣神サンダー・ライガー&タイガーマスクと対戦するが、両者リングアウトとなり、両チームが勝ち点6の同点でブロック首位同点となり、直後に決勝進出決定戦が行われ、ザックがピンフォールを喫し敗退した。なお、ザック組は技能賞を獲得している[7][8]

同年8月4日、ディファ有明での旗揚げ記念大会「DEPARTURE 2013 ~13年目の夏~」で、石森の保有するGHCジュニアヘビー級王座に挑戦したが敗退した[9][10]

12月7日、有明コロシアムでの「GREAT VOYAGE 2013 in Tokyo vol.2 ~田上明引退記念大会~」で、小川とのコンビで、新日本プロレスのライガー&タイガーマスク組へ流出しているGHCジュニアヘビー級タッグ王座へ挑戦、パートナーの小川がピンフォールを奪いGHC王座を初奪取を果たした。なお、ザックにとってはこれがGHCジュニアタッグ王座へは初挑戦であった[11]

2014年からはノアの常連外国人となり11月4日には原田大輔が保持するGHCジュニアヘビー級王座へ挑戦したが敗北した。2015年にはグローバル・ジュニア・ヘビー級リーグ戦や日テレG+杯争奪ジュニアヘビー級タッグ・リーグ戦に出場。

2016年はアメリカ、イギリスを転戦、6月からはWWE主催のCWCに出場。

主要タイトル歴[編集]

NWA-UKハンマーロック
IPW:UK
wXw
プロレスリング・ノア
GSW
  • GSWブレイクスルー王座
PWG
  • PWG世界王座
RPW
  • RPWブリティッシュ・ヘビー級王座
TXW
  • TXW王座

得意技[編集]

アーム・バー
いわゆる腕ひしぎ逆十字固め。飛び付き式や、片足抱え込み式などのバリエーションもみせる。
ジム・ブレイクス・アーム・バー
下記ジム・ブレイクス・スペシャル応用したオリジナル技。変型羽根折り固め。グラウンド状態で、相手の片腕を後方に延ばして手首を逆関節に取り、同時に自身の片足裏と片足の膝をそれぞれ相手の背中に当てて、相手を締め上げる[9]。技名の由来はイギリスに実在した、サミー・リーと対戦した事があるプロレスラーの名前から[12]
ジム・ブレイクス・スペシャル
ジョニー・セイントが得意としていた関節技で、上記ジム・ブレイクス・アーム・バーの元となった技[9]
ヨーロピアン・クラッチ
欧州式回転足折り固め、または欧州式回転エビ固め。相手の背後から、相手の股間に自身の両腕を差し込んで相手の両腕をそれぞれ捕らえ、その両腕を自身の方へ引き込むことで相手を前方に回転させる。相手が回転して両足を上にして「く」の字で仰向けになったと同時に両手を離してジャンプし相手を飛び越えて相手の尻側へ移動、すぐさま「く」の字で仰向け状態の相手の両足に自身の両足を背後を向いた状態で絡ませて相手を覆うような状態でブリッジしてピンフォールする。

仰向けの相手の両足に自身の両足を背後を向いた状態で絡ませてブリッジし、同時に両手で相手の両腕を掴む。

ペナルティ・キック(P.K.)
座っている相手の胸へのランニング式サッカー・ボール・キック。ザックのものは、蹴った瞬間に自身が大きく跳び上がるのが特徴。
セイバー・ドライバー
TAKAみちのくのみちのくドライバーIIと同じ技。ボディスラムで抱え上げた状態からジャンプして両足を前方へ開脚、尻餅状態で着地すると同時に相手を後頭部から背面にかけてマットへ叩き付ける。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i プロレスリング・ノア『第5回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦』公式パンフレット
  2. ^ 参考文献『週刊プロレス』2014年4月9日号(通刊1732号 pp71 - 74,掲載「レスラーヒューマンストーリー」第187回
  3. ^ 『週プロ』No1732 pp73,
  4. ^ 潮崎豪選手&金丸義信選手ヨーロッパ遠征 IPW:UK主催大会「6Year Anniversary」試合結果 ※試合写真追加|プロレスリング・ノア公式サイト2012年10月1日閲覧
  5. ^ 2012年4月ツアー「グローバル・タッグリーグ戦 2012」参加外国人、他団体、フリー選手発表!|プロレスリング・ノア公式サイト2012年10月閲覧
  6. ^ 第6回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦|アーカイブ|プロレスリング・ノア公式サイト2012年10月閲覧
  7. ^ 2013.07.29「第7回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」7月28日(日)後楽園ホール大会 試合後コメント|ツアー注目情報|プロレスリング・ノア公式サイト2013年12月閲覧
  8. ^ 第7回日テレG+杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦|アーカイブ|プロレスリング・ノア公式サイト2013年12月閲覧
  9. ^ a b c 2013.08.01「DEPARTURE 2013 ~13年目の夏~」8月4日(日)ディファ有明大会にむけてモハメドヨネ選手&ザック・セイバーJr.会見の模様|ツアー注目情報|プロレスリング・ノア公式サイト2013年12月閲覧
  10. ^ 2013.08.04「DEPARTURE 2013~13年目の夏~」8月4日(日)ディファ有明大会 試合後コメント|ツアー注目情報|プロレスリング・ノア公式サイト2013年12月閲覧
  11. ^ 2013.12.08「GREAT VOYAGE 2013 in Tokyo vol.2~田上明引退記念大会~」12月7日(土)有明コロシアム大会 試合後コメント|ツアー注目情報|プロレスリング・ノア公式サイト2013年12月閲覧
  12. ^ 『週プロ』No1732, pp74

参考[編集]

関連項目[編集]