サーベラー

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サーベラー / シファル・サーベラー
宇宙戦艦ヤマトシリーズのキャラクター
登場(最初) さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
声優 小宮和枝(『さらば』)[1]
小原乃梨子(『ヤマト2』)[2]
氷上恭子PSゲーム[3]
甲斐田裕子(リメイクアニメ)[4][5]
プロフィール
性別
種類 ガトランチス人(ガトランティス人)
国籍 白色彗星帝国
帝星ガトランティス(リメイクアニメ)
肩書き 総参謀長(『さらば』、PSゲーム)
帝国支配庁長官(『ヤマト2』、PSゲーム)
丞相(『星巡る方舟』)

サーベラーは、アニメ宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の登場人物。声優小宮和枝(『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』)、小原乃梨子(『宇宙戦艦ヤマト2』『さらば(ラジオドラマ版)』)、氷上恭子PSゲームシリーズ)、甲斐田裕子(リメイクアニメシリーズ)。

白色彗星帝国ガトランティスの最高幹部で、実質的なNo.2。原作アニメシリーズでは『さらば』と『ヤマト2』に登場するが、両作で設定が大きく異なっている。

さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち[編集]

役職は総参謀長。常に大帝ズォーダーの傍らに控えており、彼に代わって部下に指示を出してもいる。桃色の肌[6]に白髪で、白いレオタード形のコスチュームを身に付けており、額に赤い逆三角形上のアクセサリーのようなものをつけている。

白色彗星帝国の軍事力に絶対の自信を持っており、テレサを解放したヤマトへの危惧の念を口にしたラーゼラーを「臆病者」と評するなど、ヤマトのことも特に問題視はしていない。また、デスラーを快く思っておらず、彼の監視役として艦隊司令ミルをつける。デスラーが戦死した後には「(デスラーは)しょせんそれだけの男」と評したが、彼を評価しているズォーダーから「デスラーも死に場所を得たのだ」とたしなめられている。

地球への降伏勧告の猶予時間が過ぎたことをズォーダーに報告して以降は出番がなく、末路は不明。

宇宙戦艦ヤマト2[編集]

役職は帝国支配庁長官[7]。肌色はペールオレンジ[6]で髪は黒髪。服装は青基調・赤基調・紫基調の3種類のドレスがあり、サーベラーの感情描写に合わせて変更されている[8]。また、『さらば』と同様、額に逆三角形状のアクセサリーのようなものをつけている。

権力には異常なまでの執着を見せ、謀略に長けている。自身の野望を達成させるためや地位を守るためなら、例え部下や味方であっても切り捨てたり陥れることもいとわない狡猾さを持つ。しかも、自分が直接手を下すことはなく腹心に行動させ、自分は後ろで高みの見物を決め込む一方、窮地の際にはうろたえるだけの姿が描かれるなど、人物像が掘り下げられている。

劇中では第1話から登場。白色彗星帝国と同盟を結んだデスラーを自分の地位を脅かす存在として恐れ、彼を監視するためにミルをガミラス残存艦隊に同行させ、デスラー追い落としの陰謀をゲーニッツと共謀する。第12話から第14話において、作戦行動中のデスラーをズォーダーの命と偽り都市帝国に帰還させ、ズォーダーにはデスラーの戦線離脱と報告し、秘密裏に暗殺するために幽閉したうえ、罪を自白したとさらなる嘘をズォーダーに吹き込み、デスラーへの不信を促す。しかし、第18話において、即決裁判のために連行しようとした一瞬の隙を突かれ、デスラーとタランの逃亡を許す。追撃のために艦隊を派遣しようとするが、ズォーダーがデスラーの決死の行動を理解したことにより、陰謀は失敗する。また、ヤマトへの復讐戦に出たデスラーが、古代進を庇った森雪に都市帝国の弱点を教えたことも重なり、これが帝国崩壊の一因となる。

第25話においてヤマトの決死隊が都市帝国へ侵入した際には彼らをあなどっており、隔壁を閉めるよう進言したゲーニッツやズォーダーに報告しようとしたラーゼラーを制止し、自分たちで始末すべく迎撃を指揮するが、多くの兵士を失ったうえに都市帝国の崩壊を招く。その驕りと度重なる独断行動、それによって多くの戦死者が発生した事態はズォーダーの逆鱗に触れることとなり、ゲーニッツやラーゼラーらと共に超巨大戦艦への乗艦を拒絶され、崩壊する都市帝国に取り残されて泣き喚く。その後は登場せず明確な描写はない。

PSゲーム版[編集]

PS用ゲーム『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』に登場。役職と容姿は『さらば』、劇中での活躍は『ヤマト2』に準拠している。ただし、衣装は顎下から胸部にかけての部分が赤へ変更され、胸部から腹部にかけての部分が素肌へ変更されて臍も明確に見えるなど、露出度が上がっている。また、『ヤマト2』と異なり権力への執着心を見せる描写は特になく、その代わりにズォーダーへの偏愛と異常な独占欲を見せている[9]

劇中ではストーリー12「ヒアデス・灯台星系」から登場。ズォーダーに気に入られているデスラーに嫉妬し、彼を陥れるために権謀術数を張り巡らせ、ズォーダーの命令と偽ってデスラーを戦場から帰還させることで敵前逃亡の罪を着せて粛清を図るが、ズォーダーに看破されて叱責される。

『ヤマト2』ルートでは都市衛星崩壊後、ゲーニッツと共に潜宙戦艦で逃走を試みるがデスラーに捕捉され、デスラー砲の一撃を受けて艦ごと消滅する。

『さらば』ルートでは逃走せず巨大戦艦へ乗り込み、ズォーダーの傍らでラーゼラーが乗り遅れたこと(死亡報告)を告げる。殲滅戦艦アスタロスをヤマトに撃破された際、他人事のように振る舞う危機感の無い態度がズォーダーの逆鱗に触れ、都市帝国崩壊の責任者として刺殺される。

リメイクアニメ[編集]

宇宙戦艦ヤマト2199』のサイドストーリー映画である『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』から登場する。

『星巡る方舟』では、シファル・サーベラーというフルネームや「白銀」(しろがね)という異名が設定され、役職は帝星ガトランティスの丞相、年齢は地球換算で23歳となっている。『さらば』『ヤマト2』のリメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』では、軍事・内政・運航を統率する「白銀の巫女」(しろがねのみこ)の異名を持つ最高位幕僚とされており、前作で設定されたファーストネームや「丞相」という肩書は、2017年3月時点では用いられていない。

これまでの作品群とはデザインが大きく異なるものに変更されている。容貌は『さらば』準拠だが、肌の色がガトランティス人男性の緑に近い色である黄緑になったり、耳がやや尖ったものになるなどの変更が加えられており、こめかみとつながった太い眉や目じりの化粧の追加などの細かい変更点もある。服装も『さらば』のデザインを基本としているがレオタードから甲冑のような外見になり、袖とつながったマントを装着している。また、扇子を携えている。

劇中での登場(リメイクアニメ)[編集]

宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
まだ「大帝」の敬称しか登場しないズォーダーに先駆けて登場。本作ではホログラム通信の等身大映像としてのみ登場する。ゴラン・ダガームがガミラスへ打撃を与えたヤマトの拿捕に執着し、本来の任務である「静謐の星」(惑星シャンブロウ)の捜索を遅々として進ませない様子を叱責する。静謐の星の発見後も、ヤマトを撃滅するために星まで傷つける行為を続けるダガームを批判し、所詮は賊上がりであると嘲笑する。その言葉に逆上したダガームが映像に一太刀浴びせて通信機を破壊したため、以降は登場しない。
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち
第1話から登場する。本作では容姿の設定されたズォーダーと共に登場。

脚注[編集]

  1. ^ 『宇宙戦艦ヤマト画報 ロマン宇宙戦記二十五年の歩み』(竹書房、2001年、ISBN 978-4-8124-0700-4)p. 204。
  2. ^ 『宇宙戦艦ヤマト画報 ロマン宇宙戦記二十五年の歩み』(竹書房、2001年、ISBN 978-4-8124-0700-4)p. 205。
  3. ^ 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 設定資料集』(スタジオDNA、2001年、ISBN 4-921066-84-1)p. 042。
  4. ^ 『宇宙戦艦ヤマト2199 COMPLETE WORKS-全記録集-脚本集』(マッグガーデン、2015年、ISBN 9784800004697)p. 318。
  5. ^ STAFF & CAST 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち”. 2017年3月9日閲覧。
  6. ^ a b 男性との肌の色の違いに関し、性差によるものか種族自体が異なっているのかは不明。
  7. ^ ただし、『ヤマト2』の劇中における役職は統一されておらず、第18話では「総参謀長」と呼ばれている。
  8. ^ 「宇宙戦艦ヤマト2 DVD MEMORIAL BOX」(バンダイビジュアル、2001年、BCBA-0531)ライナーノーツ『宇宙戦艦ヤマト2 DVDメモリアルボックス 保完ファイル』p. 28。
  9. ^ 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち 設定資料集』(スタジオDNA、2001年、ISBN 4-921066-84-1)p. 022。

外部リンク[編集]