サードムーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サードムーン
Thirdmoon
出身地  オーストリア
オーバーエスターライヒ州 リンツ
ジャンル メロディックデスメタル
活動期間 1994年 -
レーベル CCPレコード
ナパーム・レコード
FMレコード
メインテイン・レコード
ベル・アンティーク
公式サイト thirdmoon.at
メンバー
旧メンバー
  • マティアス・ラレード (リズムギター)
  • マルクス・ミーズバウアー (ベース、シンセサイザー)
  • マグズ・ミラン・ペヤック (ドラムス)
  • マーティン・ツェラー (ドラムス)

サードムーン (ThirdMoon)は、オーストリアリンツメロディックデスメタルバンド。バンド名が、たびたびThird Moonと書かれることがあるが、オフィシャルサイトなどでは、基本的に一続きで綴られている。

略歴[編集]

1994年オーストリア北部の都市リンツで結成される。結成当初のメンバーは、ヴォルフガング・ロトバウアー (VoLead G)、マルクス・ミーズバウアー (BSyn)、マグズ・ミラン・ペヤック (Ds)の3名であった。結成当初のメンバー3人は結成時点で別バンドで活動しており、サードムーンはサイドプロジェクト的な色合いもあった。1997年にオーストリアのインディーズレーベル、CCPレコードから、1stアルバム『Grotesque Autumnal Weepings』をリリースしデビューする。リリース後、セカンドギタリストとしてフランス出身のマティアス・ラレード (Rhythm G)が加入した。その後、ナパーム・レコードに移籍。1999年に2ndアルバム『Aquis Submersus』をリリース。リリース後、結成時のメンバーであったマグズ・ミラン・ペヤックが脱退し、ヨハネス・ユングライトメイアー (Ds)が加入。2000年に3rdアルバム『Bloodforsaken』をリリース。同アルバムは、日本ベル・アンティークから輸入盤に帯・解説付きの仕様で日本盤がリリースされた。

3rdアルバムリリース後、ベーシストのマルクス・ミーズバウアーが脱退。しかしベーシストの補充は行われず、セッションメンバーによって活動を継続する。FMレコードに移籍して、2004年に4thアルバム『Sworn Enemy: Heaven』をリリース。ヨハネス・ユングライトメイアーが脱退し、マーティン・ツェラー (Ds)が加入。更に3人目のギタリストにドミニク・ゼバスティアン (Lead G)も加入する。メインテイン・レコードに移籍して2007年に5thアルバム『Dimorphic Cynosure』をリリースする。リリース後、マティア・ラレード、マーティン・ツェラーが脱退。ヨハネス・ユングライトメイアー (Ds)が再加入した。

その後、長らく音沙汰の無い時期が続き活動休止状態にあったが、2018年になって11年ぶりの新アルバム『Terrarum Exuviae』をリリースした[1]。また、この時期にベーシストのケヴィン・クフルマイアー (B)が加入した。

メンバー[編集]

現メンバー[編集]

エデンブリッジディスビリーフなどで活動。
  • ドミニク・ゼバスティアン (Dominik Sebastian) - リードギター
  • ケヴィン・クフルマイアー (Kevin Kuchlmayr) - ベース
  • ヨハネス・ユングライトメイアー (Johannes Jungreithmeier) - ドラムス

旧メンバー[編集]

  • マティアス・ラレード (Matias Larrede) - リズムギター
  • マルクス・ミーズバウアー (Markus Miesbauer) - ベース、シンセサイザー
  • マグズ・ミラン・ペヤック (Magus Milan Pejak) - ドラムス
  • マルティン・ツェラー (Martin Zeller) - ドラムス

セッションメンバー[編集]

  • ドミニク・ヒンディガー (Dominik Hindiger) - ソロギター
    4thアルバム『Sworn Enemy: Heaven』に参加。
  • アレックス・ヒンターバーガー (Alex Hinterberger) - リズムギター
    ライブに参加。
  • ロベルト・ボグナー (Robert Bogner) - キーボード
    4thアルバム『Sworn Enemy: Heaven』に参加。
  • シモン・エラー (Simon Öller) - ベース、キーボード
    4thアルバム『Sworn Enemy: Heaven』にキーボーディストとして参加。5thアルバム『Dimorphic Cynosure』には、ベーシストとして参加。
  • マニュエル・バウアー (Manuel Bauer) - ベース
    4thアルバム『Sworn Enemy: Heaven』に参加。
  • フィリップ・エッカーシュトーファー (Philipp Eckerstorfer) - ベース
    5thアルバム『Dimorphic Cynosure』、ライブにセッションベーシストとして参加。
  • ガーノット・フロリッヒ (Garnot Frörich) - ピアノ
    5thアルバム『Dimorphic Cynosure』に参加。
  • ドミニク・ホファー (Dominik Hofer) - ドラム
    ライブに参加。
  • フランツ・ローヒンガー (Franz Löchinger) - ドラム
    ライブに参加。

ディスコグラフィー[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

外部リンク[編集]