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サン・ミゲル湾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇宙から見たサン・ミゲル湾

サン・ミゲル湾Golfo de San Miguel)は、パナマ東部ダリエン県太平洋に面するである。トゥイラ川スペイン語版が流れ込んでいる。南端はガラチネスペイン語版岬(Cape Garachiné)で北端はプンタ・サン・ロレンソ(ガルド岬)である。

湾内に砂浜サンゴ礁およびマングローブ塩類平原のある三角江があり、ペリカン属などの海鳥が多く生息している[1]汽水域である湾奥にマングローブや沼地河川が多く、一帯の水域はCathorops tuyra英語版Centropomus unionensisスペイン語版Cynoscion albusスペイン語版などの現地の人々にとって重要な食料と資金源となる魚類の繁殖地と生息地であり、水域および付近の保水力が強い湿地にはオオノコギリエイクチジロペッカリー英語版オオホウカンチョウオウギワシアメリカワニネコ科オセロットジャガランディなども生息している[2]パティーニョ岬自然保護区スペイン語版周辺は1993年にラムサール条約登録地となり[1]、湾奥のトゥイラ川下流部と河口一帯も2024年にラムサール条約登録地となった[2]

脚注

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  1. ^ a b Punta Patiño | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (1993年10月13日). 2023年3月23日閲覧。
  2. ^ a b Complejo de Humedales de Matusagaratí | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2025年4月14日). 2025年6月2日閲覧。

外部リンク

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