サントーバンAOC

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サントーバンのブドウ畑

サントーバン (Saint-aubin)は、フランスワインの1つ。村単独のAOCサントーバンを1970年に獲得し、赤・白両方のワインが作られている。生産量は赤が白より多いが、日本では白の方が多く出回っている。

コート・ド・ボーヌ地区のほぼ中央に位置し、世界で最も高価な白ワインモンラッシェを産するピュリニー=モンラッシェ村とシャサーニュ=モンラッシェ村がそれぞれ東と南に接しているが、サントーバンでは最高は一級で、まだ特級はない。

赤も白も、コート=ドール県の村名付きAOCワインとしてはやや軽めであるが、バランスは良く、またあまり有名でないために、品質の割に価格の安いものが多い。