サンタ・クルス・デ・テネリフェ

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Santa Cruz de Tenerife

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Collage Santa Cruz de Tenerife.jpg
Flag of the Canary Islands.svg カナリア諸島州
Provincia de Santa Cruz de Tenerife - Bandera.svg サンタ・クルス・デ・テネリフェ県
Flag of Tenerife.svg テネリフェ島
面積 150.56 km²
標高 4m
人口 206,965 人 (2012年)[1]
人口密度 1,374.63 人/km²
Santa Cruz de Tenerifeの位置(スペイン内)
Santa Cruz de Tenerife
Santa Cruz de Tenerife
スペイン内サンタ・クルス・デ・テネリフェの位置
Santa Cruz de Tenerifeの位置(サンタ・クルス・デ・テネリフェ県内)
Santa Cruz de Tenerife
Santa Cruz de Tenerife
サンタ・クルス・デ・テネリフェ県内サンタ・クルス・デ・テネリフェの位置

北緯28度28分09秒 西経16度15分15秒 / 北緯28.46917度 西経16.25417度 / 28.46917; -16.25417座標: 北緯28度28分09秒 西経16度15分15秒 / 北緯28.46917度 西経16.25417度 / 28.46917; -16.25417
サンタ・クルス・デ・テネリフェ公式サイト

サンタ・クルス・デ・テネリフェSanta Cruz de Tenerife)は、スペインカナリア諸島州サンタ・クルス・デ・テネリフェ県にあるムニシピオ(基礎自治体)。テネリフェ島にあり、グラン・カナリア島ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアと共同でカナリア諸島州の州都である。サンタ・クルス・デ・テネリフェ県の県都でもある。人口は約22万人。

歴史[編集]

この地にはグアンチェ族が住んでおり、アナガ王国の一部であった。スペイン人にとって新大陸へ向かう途中の重要な位置にあったため征服の目標となった。カナリア諸島のほかの島々が征服されたのち、1494年にアロンソ・フェルナンデス・デ・ルーゴ(en)が上陸した。彼は砦を築き、20年間グアンチェ族と戦ったのちにこの島を征服した。勝利の印に十字架(クルス)が建てられたために、町に「サンタ・クルス」の名前が付いた。

16世紀にはアメリカ大陸との中継地として重要な港になり、イギリスとの貿易で経済が発展した。イギリスはこの地の支配を狙い、1657年から1797年まで3回の攻撃(最後はネルソン提督による)を行ったが敗れた。この町はサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナの一部だったが、19世紀はじめに独立した市となり、カナリア諸島の都となった。1982年にカナリア諸島が自治州となると、ラス・パルマス・デ・グラン・カナリアと共同で州都となった。

気候[編集]

冬季に雨が降るものの一年の半分以上が乾燥し、雨の降らない気候である。気温の年較差は小さく、海洋の影響を受けている。

サンタ・クルス・デ・テネリフェ (1981–2010) 極値 (1920-2016)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 28.4
(83.1)
31.2
(88.2)
35.4
(95.7)
35.2
(95.4)
36.4
(97.5)
37.1
(98.8)
42.6
(108.7)
40.4
(104.7)
39.3
(102.7)
38.1
(100.6)
34.0
(93.2)
28.2
(82.8)
42.6
(108.7)
平均最高気温 °C (°F) 21.0
(69.8)
21.2
(70.2)
22.1
(71.8)
22.7
(72.9)
24.1
(75.4)
26.2
(79.2)
28.7
(83.7)
29.0
(84.2)
28.1
(82.6)
26.3
(79.3)
24.1
(75.4)
22.1
(71.8)
24.6
(76.3)
日平均気温 °C (°F) 18.2
(64.8)
18.3
(64.9)
19.0
(66.2)
19.7
(67.5)
21.0
(69.8)
22.9
(73.2)
25.0
(77)
25.5
(77.9)
24.9
(76.8)
23.4
(74.1)
21.3
(70.3)
19.4
(66.9)
21.5
(70.7)
平均最低気温 °C (°F) 15.4
(59.7)
15.3
(59.5)
15.9
(60.6)
16.5
(61.7)
17.8
(64)
19.5
(67.1)
21.2
(70.2)
21.9
(71.4)
21.7
(71.1)
20.3
(68.5)
18.4
(65.1)
16.6
(61.9)
18.4
(65.1)
最低気温記録 °C (°F) 9.4
(48.9)
8.1
(46.6)
9.5
(49.1)
9.7
(49.5)
12.0
(53.6)
13.4
(56.1)
16.5
(61.7)
17.0
(62.6)
16.8
(62.2)
14.6
(58.3)
10.1
(50.2)
10.0
(50)
8.1
(46.6)
雨量 mm (inch) 31.5
(1.24)
35.4
(1.394)
37.8
(1.488)
11.6
(0.457)
3.6
(0.142)
0.9
(0.035)
0.1
(0.004)
2.0
(0.079)
6.8
(0.268)
18.7
(0.736)
34.1
(1.343)
43.2
(1.701)
225.7
(8.887)
平均降雨日数 (≥ 1.0 mm) 4.2 3.8 3.8 2.4 0.9 0.2 0.0 0.3 0.9 3.1 4.7 5.4 29.7
 % 湿度 64 63 62 61 61 61 58 61 65 65 64 67 63
平均月間日照時間 178 186 221 237 282 306 337 319 253 222 178 168 2,913
日照率 52 60 59 61 65 73 78 79 70 65 54 54 64.2
出典 1: Agencia Estatal de Meteorología[2][3]
出典 2: Weatherbase,[4] Weather Atlas (possible sunshine) [5]

人口[編集]

サンタ・クルス・デ・テネリフェの人口推移 1900-2010
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[6]、1996年 - [7]

名所[編集]

  • ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・コンセプション教会 - 16世紀から17世紀にかけて建てられた。内部には「サンタ・クルス」の名の元になった木の十字架がある。
  • スペイン広場 - 中央にはスペイン内戦の死者の記念碑がある。
  • 軍事博物館 - ネルソン提督の右腕を奪ったという砲弾が展示されている。
  • 自然と人類博物館 - グアンチェ族時代の資料が展示されている。
  • セサル・マンリーケ臨海公園 - 芸術家セサル・マンリーケ(en)のスケッチに基づいて作られた公園。
  • ラス・テレシータス海岸 - 市街から8km北にある。70年代にサハラ砂漠の砂を運んで作られた大きな人口海岸。
  • アウディトリオ・デ・テネリフェ - サンティアゴ・カラトラバの設計によるコンサートホール。2003年オープン。
  • サンタ・クルス・デ・テネリフェのカーニバル - 約3週間続く大きなお祭りで、スペイン本土や世界各国から観光客が大勢訪れる。

西隣には旧市街がユネスコの世界遺産に登録されているサン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナがある。

ギャラリー[編集]

交通[編集]

サンタ・クルス・デ・テネリフェへのアクセスには、2つの国際空港テネリフェ・スール空港(テネリフェ南空港)、テネリフェ・ノルテ空港(テネリフェ北空港)が使われる。南空港はテネリフェ島の南部にありサンタ・クルス・デ・テネリフェからは60kmの距離で、おもにヨーロッパ各国からの便が発着する。北空港はサンタ・クルス・デ・テネリフェ市街から北西に11kmにあり、スペイン本土やカナリア諸島間の便、格安航空便に使われている。

2007年、北空港のあるラ・ラグーナとの間にテネリフェ・トラム(路面電車)が開業した。

催事[編集]

姉妹都市[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]