サムライ サンディエゴ

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サムライ サンディエゴは、アメリカ合衆国カリフォルニア州南部のサマーリーグ(アメリカの大学野球選手が大学夏季休暇期間中にプレーする地区リーグ)に所属する日本人学生選手が主体のアマチュア野球チームで、2011年に「サムライ ALL JAPAN」の名称で創立された。NBCワールドシリーズ大会出場権(http://www.nbcbaseball.com/)をかけ、カリフォルニア州南部地区のリーグ優勝、また地区トーナメント優勝を目指す。

1931年より開催されているNBCワールドシリーズには全米から優秀な大学野球選手が集まるため、多くのプロ球団関係者、強豪大学野球部が注目している。

これまでに、元パドレストニー・グウィン選手(2007年野球殿堂入り)、 バリー・ボンズ選手、 トレーバー・ホフマン投手、 ジョナサン・パペルボン投手、 アルバート・プホルス選手、 マーク・テシェイラ選手、 ニック・スウィッシャー選手、 ジョバ・チェンバレン投手、 ティム・リンスカム投手、 ジェイソン・ジアンビ選手、 ヒース・ベル投手、 セルジオ・ロモ投手など多くの有名メジャーリーガーがNBCワールドシリーズに出場している。その他にも2010年にメジャーリーグでプレーした選手の100名近くがNBCワールドシリーズに出場している。

チームについて[編集]

サムライ・サンディエゴは、主にアメリカ国内の大学に留学している日本人留学生選手、日本の独立リーグ、大学野球リーグ、高校野球出身の選手などから構成され、毎シーズン約25名が所属する。2011年は元サンディエゴパドレスの大塚晶則氏が特別投手コーチを務め、女性野球選手で「ナックル姫」の愛称をもつ吉田えり投手、元東京ヤクルトスワローズの塚本浩二投手らが所属した。チームのGeneral Managerを米国在住の空手家チェイス・ヤマウチが務めることでも各界から注目を浴びている。

サムライ・サンディエゴはチームでのプレーを「海外でのプレー経験を積み、人間的な成長の機会提供」と位置づけ、教育的側面を重要視しているため、チーム参加選手には野球の能力だけでなく、個々の見識を広める向上心も重視される。チーム加入に際しては入団希望動機、将来の構想などについて個人面接が行われている。

野球関係者、野球関連企業以外にも「参加選手が文化や言語の違いを越えて人間関係を構築する機会を提供する」、「日本でプレーするアマチュア野球選手にアメリカでチャレンジする機会を提供する」というチーム創設のねらいに共感、賛同する企業団体、個人が多い。日本やカリフォルニア州の企業団体、カリフォルニア州立マーセッド大学http://www.yesatmerced.com/、カリフォルニア州立ミラコスタ大学http://www.yesatmiracosta.com/、アリゾナ州立アリゾナウェスタン大学http://www.yesatawc.comなどの公立教育機関がチームを支援する。

2012年シーズンより、チーム設立時の「サムライ ALL JAPAN」から、チーム拠点であるカリフォルニア州サンディエゴ市をチーム名に取り入れ「サムライサンディエゴ」に名称変更することを発表した。同時に日本人選手以外のアメリカ人大学生選手も加えたチーム構成にすることが発表された。

2011年シーズン通算で4割以上の打率を残した大久保裕貴外野手がサンディエゴフォースの補強メンバーとして2011年NBCワールドシリーズに出場した。大久保外野手のNBCワールドシリーズ出場は史上初の日本人留学生選手の出場となった。大久保外野手は同年11月の日本独立リーグドラフト会議で独立リーグ日本一に輝いた石川ミリオンスターズからドラフト2順目で指名された。

外部リンク[編集]