サマーバード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
サマーバード
Summer Bird Haskell.jpg
欧字表記 Summer Bird
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2006年4月7日
死没 2013年12月23日(7歳没)
Birdstone
Hong Kong Squall
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産 Drs. Kalarikkal K. &
Vilasini D. Jayaraman
馬主 Drs. Kalarikkal K. &
Vilasini D. Jayaraman
調教師 Tim A.Ice(アメリカ
→Timothy F. Ritchey(アメリカ)
競走成績
生涯成績 9戦4勝
獲得賞金 2,333,040ドル
テンプレートを表示

サマーバードSummer Bird2006年4月7日 - 2013年12月23日)はアメリカ合衆国競走馬である。おもな勝ち鞍は2009年ベルモントステークストラヴァーズステークスジョッキークラブゴールドカップステークス

戦績[編集]

2009年3月にデビューすると2戦目で勝ち上がり、アーカンソーダービーに出走、7番人気ながら3着と好走する。ケンタッキーダービーマインザットバードから13馬身離された6着になると、距離の短くなるプリークネスステークスを回避した。鞍上にケント・デザーモをむかえベルモントステークスに出走、中団から脚を伸ばして早めに抜け出したマインザットバードを差しきって勝利した。重賞・G1競走初勝利とともに父バードストーンとの父仔制覇を果たした。また、デザーモはケンタッキーダービー・プリークネスステークスの二冠はリアルクワイエットビッグブラウンで達成していたが、ベルモントステークスはいずれも敗れており、雪辱を果たす結果となった。

次走のハスケルインビテーショナルハンデキャップではプリークネスステークスを制した牝馬レイチェルアレクサンドラとの初対戦となったが、6馬身離された2着となった。続くトラヴァーズステークスではマインザットバード、レイチェルアレクサンドラが回避したためクラシック競走未出走のクオリティロードやケンセイとの対戦が注目された。クオリティロードに次ぐ2番人気に推されるとホールドミーバックを3馬身2分の1離し勝利、ベルモントステークスに続きバードストーンとの父仔制覇となった。続くジョッキークラブゴールドカップステークスでは古馬との初対戦となったが1番人気に支持され、クオリティロードに1馬身差をつけ連勝でG1競走3勝目を挙げた。迎えた大一番、ブリーダーズカップ・クラシックでは無敗の牝馬ゼニヤッタ、欧州から来たリップヴァンウィンクルに続く3番人気となるが、ゼニヤッタ、芝G1馬のジオポンティトゥワイスオーヴァーの4着に敗れた。次走にはアメリカ三冠レース優勝馬としては初の挑戦となるジャパンカップダートが予定され、11月19日に来日して調整が行われていたが[1]11月29日の調教後に右第3中手骨を骨折し、出走を回避することになった[2]

2010年2月9日、馬主のK.K.ジャラヤマンは「アイス調教師とはうまくコミュニケーションがとれない」として、アイス厩舎にあずけていたサマーバードを含む25頭をすべて転厩させると発表した。サマーバードはアフリートアレックスなどを管理したティム・リッチー厩舎に移動した[3]。復帰戦へ向け乗り運動を再開したが、患部のX線撮影を行った結果合併症が発見され、本格的な調教を行うのは無理と診断され陣営で協議して現役続行を諦め引退が決定した。引退後は種牡馬となっている。2012年11月、日本軽種馬協会が購買契約を結んだ[4]

2013年12月23日、変位疝により死亡[5]

競走成績[編集]

出走日 競馬場 競走名 距離 着順 騎手 着差 1着(2着)馬
2009.03.01 オークローンパーク メイドン D6f 4着 C.ロジアー 1馬身 Nemo Landing
2009.03.19 オークローンパーク メイドン D8.5f 1着 C.ロジアー 2 1/4馬身 (Luv Gov)
2009.04.11 オークローンパーク アーカンソーダービー G2 D9f 3着 C.ロジアー 1 1/4馬身 Papa Clem
2009.05.02 チャーチルダウンズ ケンタッキーダービー G1 D10f 6着 C.ロジアー 13馬身 Mine That Bird
2009.06.06 ベルモントパーク ベルモントS G1 D12f 1着 K.デザーモ 2 3/4馬身 (Dunkirk)
2009.08.02 モンマスパーク ハスケル招待H G1 D9f 2着 K.デザーモ 6馬身 Rachel Alexandra
2009.08.29 サラトガ トラヴァーズS G1 D10f 1着 K.デザーモ 3 1/2馬身 (Hold Me Back)
2009.10.03 ベルモントパーク ジョッキークラブ金杯 G1 D10f 1着 K.デザーモ 1馬身 (Quality Road)
2009.11.08 サンタアニタパーク BCクラシック G1 AW10f 4着 K.デザーモ 3馬身 Zenyatta

受賞[編集]

主な産駒[編集]

血統表[編集]

サマーバード (Summer Bird)血統ミスタープロスペクター系 / Storm Bird 3×3=25.00%、Northern Dancer 4×4・5=15.63%) (血統表の出典)

Birdstone
2001 鹿毛
父の父
Grindstone
1993 黒鹿毛
Unbridled Fappiano
Gana Facil
Buzz My Bell Drone
Chateaupavia
父の母
Dear Birdie
1987 栗毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Hush Dear Silent Screen
You All

Hong Kong Squall
1996 栗毛
Summer Squall
1987 鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Weekend Surprise Secretariat
Lassie Dear
母の母
Hong Kong Jade
1991 栗毛
Alysheba Alydar
Bel Sheba
Ruby Slippers Nijinsky II
Moon Glitter F-No.3-o


アンブライドルド(ケンタッキーダービー)、グラインドストーン(ケンタッキーダービー)、バードストーン(ベルモントステークス)、サマーバード(ベルモントステークス)と4代続けてアメリカクラシック競走に勝利している。

脚注[編集]

  1. ^ 【JCダート】堂々の来日!超大物中の大物”. スポニチ (2009年11月20日). 2009年11月30日閲覧。
  2. ^ サマーバードが骨折、JCダート出走回避へ”. netkeiba (2009年11月29日). 2009年11月30日閲覧。
  3. ^ Jayaramans Remove 25 Horses From Ice Barn”. BloodHorse (2010年2月10日). 2010年2月11日閲覧。
  4. ^ 種牡馬サマーバード号(Summer Bird)を購買”. 日本軽種馬協会 (2012年11月8日). 2012年11月9日閲覧。
  5. ^ 輸入種牡馬サマーバード死す 供用わずか1年で”. サンケイスポーツ (2013年12月24日). 2013年12月24日閲覧。
  6. ^ Birdatthewire”. JBISサーチ. 2017年10月26日閲覧。

外部リンク[編集]