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サマル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サマル
Самар
聖三位一体大聖堂
聖三位一体大聖堂
サマルの市旗 サマルの市章
市旗 市章
位置
サマルの位置(ウクライナ内)
サマル
サマル
サマル (ウクライナ)
座標 : 北緯48度38分 東経35度13分 / 北緯48.633度 東経35.217度 / 48.633; 35.217
歴史
創建 1672年
市制施行 1784年
改名 2024年
旧名 ノヴォモスコーウシク
行政
 ウクライナ
  ドニプロペトローウシク州
 地区 サマル地区ウクライナ語版
 フロマーダ サマル都市フロマーダ
  サマル
地理
面積  
  市域 36 km2
標高 62 m
人口
人口 (2022年1月1日現在)
  市域 69855人
    人口密度   auto人/km2
その他
郵便番号 51200-51214
市外局番 +380-5693
  • 団体コード:1211900000

サマルウクライナ語: Самар)はウクライナドニプロペトローウシク州サマル地区ウクライナ語版にある都市であり、サマル都市フロマーダの行政の中心地である。以前はノヴォモスコーウシクウクライナ語: Новомосковськ)として知られていたが、2024年に改名された。都市は主にドニエプル川の左支流であるサマーラ川の右岸に位置する。州の行政中心地であるドニプロからは27 kmの距離にある。2022年1月1日の時点で、ノヴォモスコーウシクの人口は約69,855人であった[1]。2024年の人口推計は66,973人である[2]

歴史

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サマルという名の都市(現在は旧サマルとして知られる)は、17世紀末から存在していた[3][4]。1688年にロシアが都市にボホロディツカ要塞を建設した際、コサックはこの町を放棄した。その後まもなく、旧サマルの住民はサマーラ川の上流にサマルという別の集落を築いた。18世紀の文書では、この都市はサマルチク、ノヴォセリツィア、またはパランカとも呼ばれている。この町はザポロージャ・コサックサマル・パランカウクライナ語版管区)の行政中心地であった[3][5]

1777年、ロシア皇帝エカチェリーナ2世にちなんで「エカテリノスラフ」(「エカチェリーナの栄光」を意味する)という名の町がこの地に建設された[6]。しかし、この場所の選定は悪く、湧水のために町は沼地に変わってしまった[7][8]。生き残った集落は1794年にノヴォモスコーウシクと改名された[3][9][10]。エカテリノスラフという都市名は現在のドニプロに与えられた[8]

この都市は、1778年にヤキム・ポフリブニャクによって釘を一本も使わずに木造で建てられた聖三位一体大聖堂で有名である。ウクライナの作家オレス・ホンチャールによるこの大聖堂を題材とした小説は、20世紀ウクライナ文学の古典となった。

1917年、ウクライナ人民共和国はノヴォモスコーウシクをサマルに改名しようとした[3][5]

2020年7月18日まで、ノヴォモスコーウシクは州の重要都市として組み込まれ、ノヴォモスコーウシク地区の行政中心地であったが、地区には属していなかった。2020年7月、ウクライナの行政改革の一環として、ドニプロペトローウシク州の地区数が7つに削減された際、ノヴォモスコーウシク市はノヴォモスコーウシク地区に統合された[11][12]

2022年ロシアのウクライナ侵攻後、2024年1月、市議会はノヴォモスコーウシクをノヴァ・サマル(Нова Самарь)に改名することを決議した[13]。同年9月19日、最高議会はノヴォモスコーウシクをサマルに改名することを可決した[14]

人口統計

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2001年の時点で、サマル(当時ノヴォモスコーウシク)の人口は71,860人であった。民族構成では、ウクライナ人が人口の80%以上を占める大多数を占めている。2番目に多いのはロシア系の人々(13%)であり、残りの人口はベラルーシ人ドイツ人アルメニア人テュルク系の民族ユダヤ人ロマで構成されている。正確な民族構成は以下の通りである[15]

サマルの民族構成
percent
ウクライナ人
 
84.45%
ロシア人
 
13.34%
ベラルーシ人
 
0.48%
アルメニア人
 
0.30%
ロマ
 
0.28%
モルドバ人
 
0.11%
アゼルバイジャン人
 
0.11%
ユダヤ人
 
0.10%
タタール人
 
0.10%
ドイツ人
 
0.07%

著名な人物

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ギャラリー

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関連項目

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脚注

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  1. Чисельність наявного населення України на 1 січня 2022 [Number of Present Population of Ukraine, as of January 1, 2022] (uk,en). ウクライナ国家統計局. 2023年4月22日閲覧。
  2. Новомосковськ - населення та інформація [Novomoskovsk - population and information] (ウクライナ語). Zhuji World. 2025年5月5日閲覧。
  3. 1 2 3 4 Ratsybarska, Yuliia (2023年5月13日). Подалі від Москви. Як перейменують місто Новомосковськ на Дніпропетровщині? [Farther from Moscow. How to rename the city of Novomoskovsk in Dnipropetrovsk Oblast?]. ラジオ・フリー・ヨーロッパ. 2025年5月5日閲覧。
  4. Mikhail Levchenko. Hanshchyna (Ганьщина Україна). Opyt russko-ukrainskago slovari︠a︡. Tip. Gubernskago upravlenii︠a︡, 1874.
  5. 1 2 Meshko, Konstiantyn (2023年5月1日). Не Новомосковськ, а Самар [Not Novomoskovsk, but Samar]. Istorychna Pravda. 2025年5月5日閲覧。
  6. Cybriwsky, Roman (2018). Along Ukraine's River: A Social and Environmental History of the Dnipro. Central European University Press. pp. 61. ISBN 9789633862049
  7. www.eugene.com.ua Dnepropetrovsk History”. Eugene.com.ua. 2025年5月5日閲覧。
  8. 1 2 Establishment and development of the Dnipropetrovsk city (Виникнення і розвиток міста Дніпропетровськ). The History of Cities and Villages of the Ukrainian SSR.
  9. (ウクライナ語) New Kodak, Museum Of Dnipro City Historyウクライナ語版 (26 March 2022)
  10. S. S. Montefiore: Prince of Princes – The Life of Potemkin
  11. “Про утворення та ліквідацію районів. Постанова Верховної Ради України № 807-ІХ”. Голос України (ウクライナ語). 2020年7月18日. 2025年5月5日閲覧.
  12. Нові райони: карти + склад (Ukrainian). Міністерство розвитку громад та територій України (2020年7月17日). 2025年5月5日閲覧。
  13. Rudenko, Iryna (2024年1月23日). Новомосковськ на Дніпропетровщині отримав нову назву: за який варіант проголосували депутати [Novomoskovsk in Dnipropetrovsk Oblast received a new name: which option did the deputies vote for?] (ウクライナ語). スースピルネ. 2025年5月5日閲覧。
  14. Проект Постанови про перейменування окремих населених пунктів та районів [Draft resolution on renaming individual populated places and raions] (ウクライナ語). Верховна Рада України. 2024年9月19日閲覧。
  15. Національний склад міст (ウクライナ語). Datatowel.in.ua. 2025年5月5日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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