サッカー監督

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アレックス・ファーガソンは、イギリスの年間最優秀監督賞を最も多く受賞しており、そのすべてがマンチェスター・ユナイテッドの監督在任中に獲得したものである。現在は、UEFAコーチング・アンバサダーを務めている [1][2]

サッカーにおいて、サッカークラブや代表チームの運営に責任を持つ人を監督(かんとく)と呼ぶ。

責務[編集]

プロのサッカークラブにおける監督の責任には、通常、以下のものが含まれる(ただし、これらに限定されない):[要出典]

  • 試合に出場する選手の選択とフォーメーションの決定。
  • 戦略を立案し、ピッチ上の選手に指示を与える。
  • 試合前や試合中の選手のモチベーションを上げる。
  • トップチームの監督、コーチングスタッフ、メディカルスタッフへの任務の委任。
  • 若くて才能のある選手をスカウティングし、ユースアカデミーやリザーブチームでのトレーニングを促し、選手の成長を促す。
  • 移籍市場での選手の売買(ローンを含む)。
  • 試合前、試合後のメディアへのインタビュー。

上記の責任の一部は、フットボール・ディレクターやスポーツ・ディレクターと共有されることもあ、アシスタント・マネージャーやクラブ・コーチに委ねられることもある。

さらに、クラブによっては、以下のような細かい責任もある。

  • クラブのマーケティング、特にチケット入場、スポンサーシップ、マーチャンダイジング。
  • クラブの回転率を上げ、利益を確保すること。

これらの責務は、小規模なクラブのマネージャーに多く見られる。

ヨーロッパと北米の監督[編集]

監督(manager)という肩書きは、イギリスのサッカー以外ではほとんど使われていない。プロサッカーが行われている他の多くのヨーロッパ諸国では,チームの指揮を執る責任者には,コーチや「トレーナー」という役職が与えられる。例えば、ボビー・ロブソンはイングランドの監督と呼ばれ、ヨアヒム・レーヴはドイツのヘッドコーチと呼ばれていた。また、ドイツにはヘッドコーチの下位に位置するチームマネージャーの役割があり、現在はオリバー・ビアホフが務めている。

ヨーロッパのサッカーの監督やヘッドコーチの責務は、北米のプロスポーツでは分担されている傾向があり、チームには通常、ゼネラルマネージャーヘッドコーチ(野球ではフィールドマネージャーと呼ばれる)が別々に存在するが、時には、一人がこの両方の役割を果たすこともある。サッカーのトップチームの監督は、実権を握る監督の補佐役であることが多いが、北米型のゼネラルマネージャーとヘッドコーチは、責任の範囲が明確に分かれている。例えば、ヨーロッパのサッカーでは、試合中の判断(選手の起用法など)と、試合後の判断やロスター管理(契約交渉など)の最終決定権を持つ監督が一般的である。北米のスポーツでは、ヘッドコーチとゼネラルマネージャーがそれぞれ勤めている。

脚注[編集]

  1. ^ Saffer, Paul (2016年5月21日). “The unsackables: Europe's longest-serving coaches”. UEFA.com. Union of European Football Associations. 2020年11月7日閲覧。
  2. ^ Europe's top coaches convene in Nyon”. UEFA.com. Union of European Football Associations (2015年9月2日). 2020年11月7日閲覧。