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サッカー中華人民共和国女子代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サッカー中華人民共和国女子代表
国または地域 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
協会 中国足球協会 (CFA)
大陸連盟 AFC
FIFAコード CHN
愛称 铿锵玫瑰(鏗鏘玫瑰、鋼鉄のバラ)
中国玫瑰
監督 アンテ・ミリチッチ
キャプテン 呉海燕英語版
最多出場選手 浦瑋英語版(219試合)
最多得点選手 孫雯(106得点)
ホームカラー
アウェイカラー
初の国際試合
1986年7月20日
アメリカ合衆国  2-1  中華人民共和国
イタリア国際大会(イタリアイェーゾロ
最大差勝利試合
1995年12月24日
中華人民共和国  21-0  フィリピン
第10回AFC女子選手権
マレーシアコタキナバル
最大差敗戦試合
2004年8月11日
ドイツ  8-0  中華人民共和国
アテネオリンピックギリシアパトラス
女子W杯
出場回数 8回 (初出場は1991
最高成績 準優勝 (1999)
オリンピック
出場回数 6回 (初出場は1996
最高成績 準優勝 (1996)
AFC女子アジアカップ
出場回数 16回
最高成績 優勝 (1986, 1989, 1991, 1993, 1995,1997, 1999, 2006, 2022)
アジア競技大会
出場回数 8回
最高成績 優勝 (1990, 1994, 1998)

サッカー中華人民共和国女子代表(サッカーちゅうかじんみんきょうわこくじょしだいひょう)は、中国足球協会(CFA)によって構成される、中華人民共和国女子サッカーナショナルチームである。アジアサッカー連盟(AFC)および東アジアサッカー連盟(EAFF)に所属している。

愛称は铿锵玫瑰(鏗鏘玫瑰、「鋼鉄のバラ」「力強きバラ」の意)あるいは中国玫瑰である。AFC女子アジアカップでは、初参加の1986年大会から7連覇を含む通算9度の優勝[1]を誇るアジア屈指の強豪国である。

歴史

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FIFA女子ワールドカップには第1回(1991年)大会から第5回(2007年)大会まですべて出場しており(このうち第4回・第5回は開催国枠で出場)、第3回(1999年)大会では準優勝を果たしている。オリンピックにはアジアで唯一、女子サッカー初採用の1996年アトランタ大会から2008年北京大会まで全大会に出場し、初めて実施されたアトランタ大会では銀メダルを獲得した。

その後、2011 FIFA女子ワールドカップではアジア最終予選で4位、また2012年ロンドンオリンピックでもアジア最終予選でも4位に終わり、ともに予選で敗退するという苦杯を喫した。2015 FIFA女子ワールドカップではグループステージを2位で通過し、決勝トーナメント1回戦でもカメルーンを破りベスト8に進出したが、2回戦でアメリカに敗れた。

EAFF E-1サッカー選手権2017では初戦の北朝鮮戦はキム・ジョンミに2ゴールを許して0-2で敗れた。続く日本戦は20分に田中美南に先制ゴールを許し、後半は相手陣内に攻め込むシーンはあったが、最後まで同点に追いつくことができないまま0-1と惜敗。最終戦の韓国戦は前半に2得点など3-1で初勝利を手にし、1勝2敗での3位となった。

2019 FIFA女子ワールドカップでは初戦のドイツ戦は66分の失点で0-1と惜敗した。第2戦の南アフリカ戦は40分に先制ゴールを決めた。後半は相手の4バックを崩しきれず追加点を奪えなかったが、1-0で逃げ切り勝ち。第3戦のスペイン戦は相手に24本のシュートを放たれながらも、4バックの躍動もあってスコアレスドロー。グループB3位となるも成績上位4チームに入り、決勝トーナメント進出を決めた。ラウンド16(1回戦)ではイタリアと対戦し、0-2で敗れてベスト16で敗退した。

EAFF E-1サッカー選手権2019では初戦の韓国戦は互いに譲らない攻防戦を演出しスコアレスドロー。第2戦の日本戦は岩渕真奈に3点を奪われて0-3で敗れた。最終戦のチャイニーズタイペイ戦は30分に先制するもその後は得点を奪えず1-0で初勝利を飾ったが、勝点4で並んだ韓国を得失点差で下回り、2大会連続の3位となった。

成績

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FIFA女子ワールドカップ

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開催国 / 年成績
中華人民共和国の旗 1991ベスト84211104
スウェーデンの旗 19954位62221110
アメリカ合衆国の旗 1999準優勝6510192
アメリカ合衆国の旗 2003ベスト8421132
中華人民共和国の旗 2007ベスト8420257
ドイツの旗 2011予選敗退
カナダの旗 2015ベスト8521244
フランスの旗 2019ベスト16411213
オーストラリアの旗ニュージーランドの旗 2023グループステージ敗退310227
ブラジルの旗 2027出場決定
合計出場9回36177125539

オリンピック

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開催国 / 年成績
アメリカ合衆国の旗 1996準優勝5311115
オーストラリアの旗 2000グループリーグ敗退311154
ギリシャの旗 2004グループリーグ敗退201119
中華人民共和国の旗 2008ベスト8421154
イギリスの旗 2012予選敗退
ブラジルの旗 2016ベスト8411224
日本の旗 2020 グループリーグ敗退3012617
フランスの旗 2024予選敗退
合計出場6回217683043

AFC女子アジアカップ

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開催国 / 年成績
香港の旗 1975不参加
チャイニーズタイペイの旗 1977
インドの旗 1979
香港の旗 1981
タイ王国の旗 1983
香港の旗 1986優勝4400230
香港の旗 1989優勝5500162
日本の旗 1991優勝5500291
マラヤ連邦の旗 1993優勝5410202
マラヤ連邦の旗 1995優勝5500460
中華人民共和国の旗 1997優勝5500391
フィリピンの旗 1999優勝6600472
チャイニーズタイペイの旗 20013位5401403
タイ王国の旗 2003準優勝5401333
オーストラリアの旗 2006優勝531173
ベトナムの旗 2008準優勝5302105
中華人民共和国の旗 20104位521263
ベトナムの旗 20143位5311133
ヨルダンの旗 20183位5401195
インドの旗 2022優勝5410195
オーストラリアの旗 2026ベスト45401103
合計出場16回/優勝9回806551037741

アジア競技大会

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開催国 / 年成績
中華人民共和国の旗 1990優勝5500260
日本の旗 1994優勝4310101
タイ王国の旗 1998優勝5500280
大韓民国の旗 2002準優勝5320113
カタールの旗 20063位5302224
中華人民共和国の旗 20104位5212114
大韓民国の旗 2014ベスト8421191
インドネシアの旗 2018準優勝6501311
中華人民共和国の旗 20223位5401364
合計出場9回/優勝3回44325718418

EAFF E-1サッカー選手権

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開催国 / 年成績
大韓民国の旗 20054位301203
中華人民共和国の旗 20083位311135
日本の旗 2010準優勝320153
大韓民国の旗 20134位6402125
中華人民共和国の旗 20154位300326
日本の旗 20173位310234
大韓民国の旗 20193位6411193
日本の旗 2022準優勝312031
合計出場8回30135124730

アルガルヴェ・カップ

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開催国 / 年成績
ポルトガルの旗 19963位430195
ポルトガルの旗 1997準優勝430161
ポルトガルの旗 19985位430165
ポルトガルの旗 1999優勝4400101
ポルトガルの旗 20003位430194
ポルトガルの旗 20013位4301113
ポルトガルの旗 2002優勝4400103
ポルトガルの旗 2003準優勝421153
ポルトガルの旗 20045位412152
ポルトガルの旗 20057位401316
ポルトガルの旗 20066位411262
ポルトガルの旗 200710位400429
ポルトガルの旗 20089位4013210
ポルトガルの旗 20095位421134
ポルトガルの旗 20104位411238
ポルトガルの旗 20117位410335
ポルトガルの旗 20129位410313
ポルトガルの旗 20136位411213
ポルトガルの旗 20145位411223
ポルトガルの旗 201512位402238
ポルトガルの旗 2016不参加
ポルトガルの旗 201710位401325
ポルトガルの旗 201811位410337
ポルトガルの旗 201912位301225
ポルトガルの旗 2020不参加
ポルトガルの旗 2021中止[注 1]
ポルトガルの旗 2022不参加
ポルトガルの旗 2023未開催[注 2]
合計出場23回/優勝2回91351442106109

FIFAランキング

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  • 2003年から公表。現在は原則として3ヶ月ごとに発表される。
  • 最新順位 - 17位 (2025年12月)
  • 初登場 - 4位(2003年7月)
  • 最高順位 - 4位(2003年8月)
  • 最低順位 - 19位(2024年3月)
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012

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出典: FIFA Women's Ranking[3]

歴代選手

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脚注

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注釈

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  1. 新型コロナウイルス感染症の世界的流行により中止。
  2. ポルトガルがワールドカップ大陸間プレーオフに出場するため開催されなかった[2]

出典

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  1. 中国が9度目の女子アジア杯制覇、韓国に大逆転勝ち”. AFPBB NEWS. AFP通信 (2022年2月7日). 2023年11月3日閲覧。
  2. Inget Algarve Cup 2023 (スウェーデン語). www.svenskfotboll.se (2022年10月15日). 2023年12月17日閲覧。
  3. Women's Ranking (英語). inside.fifa.com (2025年12月11日). 2025年12月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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