サクラクエスト

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サクラクエスト
ジャンル 観光
アニメ
原作 Alexandre S.D. Celibidache
監督 増井壮一
シリーズ構成 横谷昌宏
キャラクターデザイン 関口可奈味
音楽 (K)NoW_NAME
アニメーション制作 P.A.WORKS
製作 サクラクエスト製作委員会
放送局 TOKYO MXほか
放送期間 2017年4月 -
漫画
原作・原案など Alexandre S.D. Celibidache
作画 古日向いろは
出版社 芳文社
レーベル まんがタイムKRコミックス
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ漫画
ポータル アニメ漫画

サクラクエスト』(SAKURA QUEST)は、P.A.WORKSによる日本テレビアニメ2017年4月から放送中。

概要[編集]

本作は『花咲くいろは』『SHIROBAKO』に続く、「お仕事シリーズ第3弾」である。

2016年12月7日に公式サイトとTwitterで公開、2017年4月放映予定であるとの発表がなされた。

監督は、『映画クレヨンしんちゃんシリーズ』『棺姫のチャイカ』の増井壮一、シリーズ構成を『はたらく魔王さま!』『Re:ゼロから始める異世界生活』の横谷昌宏、キャラクターデザインを『花咲くいろは』『SHIROBAKO』の関口可奈味がそれぞれ担当する[1]

あらすじ[編集]

就職活動が全滅状態だった短大生の木春由乃は、以前仕事を受けた事務所からの依頼で寂れた田舎町「間野山」の観光協会に出向し、ミニ独立国チュパカブラ王国」の国王(観光大使)として、1年間働くことになる。

由乃は観光協会に勤める四ノ宮しおり、元女優の緑川真希、商店会会長の孫の織部凛々子、WEBデザイナーの香月早苗たちと出会い、5人で協力して間野山を栄えていた頃のように活気つけようと力を注ぐ。

平坦でどこにでもいる普通の女の子たちが、田舎町で繰り広げる成長奮闘記。

登場人物[編集]

主要人物[編集]

木春 由乃(こはる よしの)
声 - 七瀬彩夏
本作の主人公。20歳の短大生。地方出身。卒業を控え東京で就職活動中、登録していた派遣事務所からの依頼で、一年契約で田舎の間野山町にある「チュパカブラ王国」の二代目国王へと就任する。幼い頃に王様のように扱われた記憶があったが、これは昔チュパカブラ王国を訪れた時のものと判明した。当初は国王を辞めて東京に帰ることばかりを考えていたが、しおりや真希たちと仕事をこなし、間野山の内情を知って考えを改め、しおりたち4人と一緒ならと、国王として頑張ることを決意する。
四ノ宮 しおり(しのみや しおり)
声 - 上田麗奈
観光協会の女性職員。明るく世話好きな性格で、生まれ育った間野山に愛着を持っている。国王に就任して町のために様々な仕事をこなそうとする由乃を支える。彼女の台詞に時折出てくる「だんないよ」という言葉は、富山弁で「大丈夫・問題ない」といった意味。
緑川 真希(みどりかわ まき)
声 - 安済知佳
小劇団にいた元女優。職を辞めて間野山へと帰ってくる。2時間ドラマ「おでん探偵気休め事件簿」に脇役で出演したことから、間野山では「おでん探偵」としてそこそこ有名。今までのバイトの経験で、裁縫からテントの組み立てまで一通りこなせる。
織部 凛々子(おりべ りりこ)
声 - 田中ちえ美
商店会会長である千登勢の孫で、しおりの友人。高校卒業後は引きこもり気味で、普段は主に自宅の部屋でネットサーフィンをしている。オカルト情報に詳しい。
香月 早苗(こうづき さなえ)
声 - 小松未可子
東京から Iターンで間野山へと移住したWEBデザイナー。虫が嫌い。田舎暮らしに馴染めず、荒れた生活をしていた。そろそろ東京へ帰るつもりでいたが、由乃たちの依頼に協力したことで考え直す。

間野山観光協会[編集]

門田 丑松(かどた うしまつ)
声 - 斧アツシ
観光協会の会長。チュパカブラ王国の初代国王でもあった。町興しのために大ファンだったアイドル「椿由乃(つばきよしの)」を呼ぼうとするが、彼女は既に亡くなっていたため、苗字違いで派遣されてきた木春由乃を仕方なく受け入れ、国王の座を譲る。頑固な性格で、よくトラブルの原因を作ったり、由乃に面倒事を持ちこんだりするが、間野山への思いは熱い。
山田 孝(やまだ たかし)
声 - 下野紘
観光協会の職員。茶髪の男性。美濃と共に会長に振り回されている苦労人。
美濃(みの)
声 - 濱野大輝
観光協会の職員。眼鏡の男性。
信楽(しがらき)
観光協会の事務局長。いつもしかめっ面でいる。

間野山商店会[編集]

織部 千登勢(おりべ ちとせ)
声 - 伊沢磨紀
商店会の会長で、凛々子の祖母。「おりべ菓子処」を営む。丑松とは犬猿の仲。
アンジェリカ
声 - 森なな子
飲食店を営んでいる女性。占いを趣味とする。
鈴木 エリカ(すずき えりか)
声 - 黒沢ともよ
アンジェリカの娘。態度や口調はぶっきらぼうで、田舎の間野山を嫌っている。
野毛(のげ)
声 - 上田燿司
本屋の店長。間野山が変わることを望んでいない。
一志(かずし)
声 - 興津和幸
間野山彫刻に携わる彫刻師。北海道出身。自身の仕事に誇りを持っている。
辰男(たつお)
声 - 野瀬育二
一志と同じ彫刻師。大阪出身。由乃たちには協力的。

間野山青年会[編集]

高見沢(たかみざわ)
声 - 小西克幸
路線バスの運転手。若い頃は王国で王子役をやっていた。
金田一(きんだいち)
声 - 野川雅史
間野山の交番に勤務している警官。
緑川 浩介(みどりかわ こうすけ)
声 - 小林裕介
真希の弟。由乃の町興しに期待し、彼女を応援する。

間野山の人々[編集]

サンダルさん
声 - ヴィナイ・マーシー[2]
金髪の外国人。ウクレレハーモニカなどの楽器を持ち歩いている。次回予告のナレーションも担当。
ドク
声 - 山路和弘
「毒島製作所」の主人。日々変わった発明品を開発している。
四ノ宮 貴之(しのみや たかゆき)
声 - 楠見尚己
しおりの父親。
四ノ宮 千賀子(しのみや ちかこ)
声 - 今井詩子
しおりの母親。
門田 絹(かどた きぬ)
声 - 槇原千夏
丑松の妻。

その他[編集]

久米 朋治(くめ ともじ)
声 - 一条和矢
北陸きときとテレビ局に所属するアナウンサー。
木春 八重(こはる やえ)
声 - 仲村かおり
由乃の母親。

用語[編集]

間野山町
本作の舞台となる田舎町。かつては観光業で賑わっていた。今は住民の高齢化が進み、商店街もシャッター通りと化している。観光協会と違い、住民の多くは現状維持を希望し、あまり町の変化を願っていないとされる。
チュパカブラ王国
間野山町が抱えるミニ独立国。かつての名前は「カブラ王国」で、カブを全面に押し出し、「カブラ君」というマスコットもいたが、丑松の手で「チュパカブラ王国」へと改名された。現在は廃れてしまっている。
間野山彫刻
国の伝統工芸にも指定されている由緒ある彫刻であり、仏像や欄間が多い。現在、後継者不足に悩んでいる。

スタッフ[編集]

  • 原作 - Alexandre S.D. Celibidache
  • 監督 - 増井壮一
  • シリーズ構成 - 横谷昌宏
  • キャラクター原案 - BUNBUN
  • キャラクターデザイン - 関口可奈味
  • プロップデザイン - 鍋田香代子
  • 美術監督 - 佐藤歩
  • 美術設定 - 宮岡真弓、塩澤良憲、小木斉之
  • 色彩設計 - 中野尚美
  • 撮影監督 - 横山翼
  • 3D監督 - 小川耕平
  • 編集 - 高橋歩
  • 音響監督 - 飯田里樹
  • 音楽プロデュース - (K)NoW_NAME
  • 音楽 - (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki
  • 音楽プロデューサー - 三上政高
  • プロデューサー - 齋藤雅哉、小林宏之、相馬紹二
  • ラインプロデューサー - 山本輝
  • アニメーション制作 - P.A.WORKS
  • 製作 - サクラクエスト製作委員会

主題歌[編集]

オープニングテーマ「Morning Glory」
作詞 - (K)NoW_NAME:eNu / 作曲・編曲 - (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki / 歌 - (K)NoW_NAME:NIKIIE
エンディングテーマ「Freesia」
作詞 - (K)NoW_NAME:Genki Mizuno / 作曲・編曲 - (K)NoW_NAME:R・O・N / 歌 - (K)NoW_NAME:Ayaka Tachibana
挿入歌
「はじまりはいつもミステイク」(第3話)
作詞・作曲・編曲 - (K)NoW_NAME:Makoto Miyazaki / 歌 - 椿 由乃[(K)NoW_NAME:eNu]

各話リスト[編集]

話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督 総作画監督
第1話 魔の山へ 横谷昌宏 増井壮一 太田知章 三浦菜奈 関口可奈味
就職活動中の短大生・木春由乃は、町興しの国王就任の仕事を依頼され、田舎の間野山町へ向かう。だが、出迎えた観光協会の四ノ宮しおりから人違いで呼ばれたことを教えられる。観光協会会長で、チュパカブラ王国の初代国王・門田丑松は渋々彼女を受け入れ、王宮で戴冠式を行って由乃は二代目国王となる。その夜、由乃は仕事が1年契約だと知って驚愕し、東京に帰ろうとする。丑松と一悶着あった後、由乃は王宮で一夜を明かすが、そこで幼い頃の自分の写真を見つける。翌朝、由乃の前に丑松が現れ、彼女に最初の仕事を与える。
第2話 集いし五人の勇者たち 横谷昌宏 増井壮一 大西景介 諏訪壮大、ハン・ミンギ 関口可奈味
由乃に与えられた仕事は、「チュパカブラ饅頭」を1000箱売るというものだった。賞味期限の1週間以内に売り切れば東京に帰ってもよいと聞いた由乃は、その仕事を引き受ける。由乃としおりは、ログハウス内で寝起きしていた役者の緑川真希、間野山に住むWEBデザイナーの香月早苗を仲間にして、饅頭アピール用のホームページを作成。しおりの友人の織部凛々子も加わり、PV動画をネットに公開する。だが、結局売れたのは数箱のみで、賞味期限切れの日を迎える。由乃は花見に誘われ、桜が満開になるまで間野山に残ると決める。
第3話 マンドレイクの叫び 横谷昌宏 平牧大輔 本間修 市原圭子 関口可奈味
国王として地元テレビ局のインタビューを受けた由乃は、質問にうまく答えられなかった。間野山について何も知らないと由乃は落胆し、町の住民に話を聞きにいくが、現状で何も困らないと言われてしまう。その後、丑松と「ぬるキャラ選手権地方大会」に出場するが、チュパカブラのマスクを紛失したことに気付く。そこで過去に存在したマスコット「カブラ君」の頭を使って舞台に登り、由乃は間野山の大事な物を1年かけて見つけたいと話す。その夜、花見を楽しむ由乃はしおりたち4人と一緒なら国王を続けると丑松へ伝える。
第4話 孤高のアルケミスト 横谷昌宏 倉川英揚 橋本千絵 日下部智津子 関口可奈味
早苗がログハウスに引越しすることになり、その手伝い中に由乃は部屋の欄間の彫刻を見て感動する。由乃たちは伝統工芸にも指定されている間野山彫刻の店が立ち並ぶ木彫り村を訪れ、彫刻師の一志辰男と知り合う。発明家のドクとも出会ったことで、由乃たちは現代技術と彫刻をコラボさせて間野山を盛り上げようと考え、仏像自販機を試作するが、商店会会長の織部千登勢や一志に激怒され、計画は頓挫。後に早苗は自分が東京から間野山にやって来た経緯を由乃に話し、今回の件からリタイアすると告げる。

放送局[編集]

日本国内 テレビ / 放送期間および放送時間[3]
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [4] 備考
2017年4月6日 - 木曜 0:00 - 0:30(水曜深夜) TOKYO MX 東京都
AT-X 日本全域 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり
木曜 2:44 - 3:14(水曜深夜) 朝日放送 近畿広域圏 水曜アニメ〈水もん〉』第2部
2017年4月7日 - 金曜 0:00 - 0:30(木曜深夜) BS11 日本全域 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠
2017年4月9日 - 日曜 2:08 - 2:38(土曜深夜) チューリップテレビ 富山県
日本国内 インターネット放送 / 放送期間および放送時間[3]
配信期間 配信時間 配信サイト 備考
2017年4月5日 - 木曜 0:30 更新 Amazonプライム・ビデオ 第1話のみ水曜 0:00 更新
2017年4月7日 - 金曜 23:00 - 23:30 ニコニコ生放送
金曜 23:30 更新 ニコニコチャンネル / フジテレビオンデマンド / 楽天ショウタイム 第1話無料
2017年4月8日 - 土曜 10:00 更新 DMM.com
土曜 12:00 更新 バンダイチャンネル / GYAO!ストア / U-NEXT / J:COMオンデマンド
2017年4月11日 - 水曜 12:00 更新 Happy!動画 週遅れ配信
配信協力:デジマース

BD / DVD[編集]

発売日[5] 収録話 規格品番
BD初回版 DVD初回版
1 2017年7月19日予定 第1話 - 第3話 TBR-27231D TDV-27241D
2 2017年8月9日予定 第4話 - 第7話 TBR-27232D TDV-27242D
3 2017年9月13日予定 第8話 - 第11話 TBR-27233D TDV-27243D
4 2017年10月18日予定 第12話 - 第14話 TBR-27234D TDV-27244D
5 2017年11月15日予定 第15話 - 第18話 TBR-27235D TDV-27245D
6 2017年12月13日予定 第19話 - 第22話 TBR-27236D TDV-27246D
7 2018年1月17日予定 第23話 - 第25話 TBR-27237D TDV-27247D

Web番組[編集]

動画番組『間野山観光協会作戦報告会議』が、2017年2月15日よりニコニコ生放送にて配信されている[6]。出演は七瀬彩夏(木春由乃 役)、上田麗奈(四ノ宮しおり 役)、安済知佳(緑川真希 役)、田中ちえ美(織部凛々子 役)、小松未可子(香月早苗 役)。

キャラクターラジオ『チュパカブRADIO』が、2017年4月6日よりサクラクエスト制作委員会が作成したウェブサイト「間野山観光協会」にて平日に配信されている[7]。木曜は木春由乃(キャラクターボイス〈cv〉:七瀬彩夏)、金曜は香月早苗(cv:小松未可子)、月曜は緑川真希(cv:安済知佳)、火曜は四ノ宮しおり(cv:上田麗奈)、水曜は織部凛々子(cv:田中ちえ美)が担当。

漫画[編集]

本編コミカライズは古日向いろはが作画を担当し、描き下ろしでまんがタイムKRコミックス芳文社)より刊行される予定。

出典[編集]

  1. ^ TVアニメ「サクラクエスト」公式サイトを参照。
  2. ^ ヴィナイ・マーシー-フリー・ウエイヴ。
  3. ^ a b ON AIR”. TVアニメ「サクラクエスト」公式. 2017年3月15日閲覧。
  4. ^ テレビ放送対象地域の出典: 放送分野の動向及び規制・制度(資料2)”. 政府規制等と競争政策に関する研究会通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2 (2009年10月9日). 2016年8月12日閲覧。 基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号 (1988年10月1日). 2016年8月12日閲覧。 地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2016年8月12日閲覧。
  5. ^ GOODS”. TVアニメ「サクラクエスト」公式. 2017年4月19日閲覧。
  6. ^ SPECIAL”. TVアニメ「サクラクエスト」公式. 2017年4月6日閲覧。
  7. ^ 間野山観光協会”. 2017年4月6日閲覧。

外部リンク[編集]

朝日放送 水曜アニメ〈水もん〉 第2部
前番組 番組名 次番組
Free!(再放送)
サクラクエスト
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BS11 ANIME+金曜 0:00(木曜深夜)枠
サクラクエスト
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