街 〜運命の交差点〜

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街 〜運命の交差点〜
ジャンル サウンドノベル
対応機種 セガサターン (SS)
開発元 チュンソフト
発売元 チュンソフト
プロデューサー 中村光一
小久保利己
ディレクター 麻野一哉
山﨑修
平松正樹
近藤英明
毛利昌樹
落合信也
シナリオ 長坂秀佳
山﨑修
岩片烈
平松正樹
横山至
プログラマー 板野英史
大森田不可止
川田勝美
福澤正
音楽 難波弘之
加藤恒太
三俣千代子
林秀幸
森藤晶司
板倉真一
人数 1人
メディア CD-ROM2枚
発売日 日本 199801221998年1月22日
対象年齢 CEROD(17才以上対象)(PSP版のみ)
コンテンツ
アイコン
セクシャル
飲酒・喫煙
ギャンブル
売上本数 12万本[1]
その他 型式:T-34001G
テンプレートを表示

街 〜運命の交差点〜』(まち うんめいのこうさてん)は、1998年1月22日に日本のチュンソフトから発売されたセガサターンアドベンチャーゲーム

弟切草』(1992年)、『かまいたちの夜』(1994年)に続く同社のサウンドノベルシリーズ第3弾である。開発はチュンソフトが行い、製作は中村光一、原作・監修は長坂秀佳、総監督は麻野一哉、音楽は難波弘之加藤恒太他数名が担当している。

渋谷の街を舞台に、8人の主人公とそれを取り巻く登場人物たちの複雑に絡み合った物語を描く群像劇である。基本的にそれぞれの主人公に面識はないが、ある主人公が何気なく行った行為が原因で、別の主人公がバッドエンドに陥るなど重大な影響を及ぼす場合がある。それを回避するために、ザッピングで主人公を切り替えながら正しい選択肢を選びシナリオを読み進めていく。本作は実写を使用した作品であり、膨大な数の俳優が出演している。使用した静止画の枚数は6000枚、登場人物の数は400人にもおよぶ。

第3回CESA大賞においてシナリオ部門賞を受賞した他[2]、セガサターン版およびPlayStation版はゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」にてゴールド殿堂入りを獲得した。

概要[編集]

最初にリリースされたセガサターン版は『サウンドノベル 街 -machi-』というタイトルであった。その後システムを一部変更して新要素を追加したPlayStation版『街 〜運命の交差点〜』が『かまいたちの夜 特別編』、『弟切草 蘇生篇』と同時期に「サウンドノベル・エボリューション」シリーズとして1999年1月28日(廉価版は2002年4月4日)に発売された。また、2005年にはドワンゴから携帯アプリ版も配信されている。2006年4月27日には新たに2人分の秘蔵シナリオや、サウンドテスト機能が追加されたPlayStation Portable版『街 〜運命の交差点〜 特別篇』がセガとチュンソフトのコラボレーションで発売(廉価版のSEGA THE BESTは2007年8月30日発売)。2012年3月27日にはPlayStation Storeで、PSP版のダウンロード販売が開始された(PlayStation Vitaには配信当初は非対応だったが、現在は対応済み)。PSP版は一部シナリオで暴力内容を含んでいるためCEROレイティングでUMDが「18歳以上対象」、PS Store版は「D(17歳以上対象)」指定になっている。

売り上げ自体はミドルヒットの域を出なかったが、熱烈なファンが多数存在し、根強い人気を誇っている。発売から10年以上に渡り、ゲーム雑誌『週刊ファミ通』の「読者が選ぶTOP20」ランキングに、毎号入り続けていた(現在、同コーナーは終了)。また同誌2006年3月17日号「週刊ファミ通 通巻900号記念企画 読者が選ぶ心のベストゲーム100」で5位にランクイン。2008年2月15日増刊号「週刊ファミ通 通巻1000号記念特集 読者が選ぶ未来に伝えたいゲーム大発表!」では38位。2017年6月22日号「週刊ファミ通 ゲームジャンル別総選挙 第5回 アドベンチャーゲーム総選挙」では5位にランクインした[3]

ゲームシステム[編集]

TIP[編集]

文章中に色の違う文字列が存在するが、これが「TIP(ティップ)」である。ボタンを押しそのTIPを選択することで別ページが開き、その語句の説明・解説が脚注形式で行われる。緑色(選択後は深緑)のTIPがこのゲームの登場人物に関する解説で、水色(選択後は青)は物や場所、一般に使用されている熟語・語句・事象の説明である。

このシステムにより、本文中に余計な文章を織り込む必要がなくなると同時に、一般生活では用いられない難しい語句説明を、その場で受けられるようになった。それだけでなく、主人公のシナリオに大きく絡まない登場人物や事象の細かい説明を、シナリオのテンポを崩すことなく付加している。

ZAP[編集]

ある主人公のシナリオから、別の主人公のシナリオの特定の時間へ飛ぶ機能を「ZAP(ザップ)」と呼ぶ。そして、これを行うことを「ZAPPING(ザッピング)」という。ZAPはTIPと同様に緑色の文字列で示されており、直接主人公同士が遭遇した際、その人物名がZAPになっている以外にも、特に関係のなさそうな「TIP」の解説中に、お互いの状況の共通点を示すなどして仕組まれることがある。

また、ゲーム中画面に「つづく」と表示され、シナリオがそれ以上読み進められなくなってしまうことがある。この場合、別の主人公のシナリオを読み進め、そこで発見した「つづく」状態になっている主人公のZAPから、ZAPPINGすることで「つづく」が解除され、次へと読み進めることができる。

マルチフラグメント[編集]

作中に登場する「選択肢」を指す。この選択次第で物語の行く末が変わってくることがある。しかし全く違った展開になることはなく、違った展開はBADENDとなってシナリオは終了してしまう。各主人公に与えられた正しい(最後まで読み進められる)展開は一つ。

ただし、その主人公にとってはBADENDにもならない些細な選択肢(行動)が、別の主人公にとっては人生を左右するほどの大きな影響となって現れることがある。この運命の連鎖の積み重ねによってゲームは進められていく。

ストーリー[編集]

本編のストーリーは10月11日から15日までの5日間で構成されており、1日のシナリオを最後まで読み進めると「○日目へつづく」と表示される。主人公8人の同日のシナリオを全て読み終えれば、翌日のシナリオへ進めるようになっている。

メインシナリオ[編集]

「オタク刑事走る!」
脚本:長坂秀佳、平松正樹
渋谷中央署の刑事である雨宮桂馬は、渋谷のオーロラビジョンに映る謎の文章を見て爆破予告だと断定する。次々と爆破予告をする犯人を探し、桂馬は5日間渋谷を走り回ることになる。
「The wrong man 牛」
脚本:山崎修
ヤクザから足を洗った牛尾政美は、宝石店の店員高峰綾にプロポーズをするため宝石店に足を運ぶ。しかし、その宝石店で元舎弟の孤島三次が宝石強盗を働き、偶然居合わせた牛尾は共犯者と間違われてしまう。しかも逃走した先では自分と瓜二つの容貌の役者の馬部甚太郎に間違えられ、一時しのぎのため芝居をする羽目になる。
「The wrong man 馬」
脚本:山崎修
馬部甚太郎は売れない役者である。テレビドラマで初めて大役が舞い込んでくるが、今までやったことのない役柄であったことから、うまく演じられず自信をなくしていた。そんな時逃走中の宝石強盗犯、孤島三次に自分と瓜二つの容貌であった牛尾政美と間違えられたため、馬部は仕方なしにヤクザの世界に足を踏み入れることになる。もし元ヤクザの牛尾を演じ切れず、NGを出したら命は無い。三流役者馬部の人生最悪の3日間が始まる。
「七曜会」
脚本:長坂秀佳、岩片烈
篠田正志は平凡な大学4年生である。父親の勤める大手家電メーカーにコネで就職が決まり喜んでいたが、ある日「日曜日」と名乗る謎の女性が内定取消になるような事実をつきつけて脅迫してくる。脅迫に屈した正志は、七曜会メンバー「金曜日」となり、日曜日の命令通り他人を脅迫をしていくうちに、次第にその面白さに目覚めていく。
「シュレディンガーの手」
脚本:長坂秀佳、横山至
市川文靖はテレビドラマのプロットライターとして成功しているが、その作品は低俗極まりない上に自分が寝ている間に「誰か」が書き起こした身に覚えの無いものであった。市川は自分の作家としての良心を守るため、テレビ業界に一石を投じるため、最高傑作を書こうと作品に取り掛かる。
「で・き・ちゃっ・た」
脚本:山崎修
緑山学院高校の3年生である飛沢陽平は学校一の人気者。とにかく女の子と遊ぶのが大好き。しかしある日、呼び出された女性から「私、できちゃいました」と衝撃の事実を告げられる。
「迷える外人部隊」
脚本:長坂秀佳、横山至
フランス外人部隊に身を置く高峰隆士は3年ぶりに故郷、日本へと戻ってくる。しかし戦場での出来事がフラッシュバックし悩む。久しぶりの日本にいても湧き上がる思いは苛立ちばかり。自分の存在意義を見出すために渋谷を徘徊する。
「やせるおもい」
脚本:岩片烈
細井美子は何よりも食べるのが大好きな女の子。恋人の高田洋一と一緒にケーキ屋に行くが、洋一は食欲旺盛な美子を見て、しびれを切らし、5日間の間に17キロ痩せなければ別れると言い出す。美子は愛する洋一のためにと、無茶なダイエットを開始する。

隠しシナリオ[編集]

※以下のシナリオは、ある条件を満たすとプレイすることが可能になる。PS版ではNORMAL以上から遊ぶことができる。共に選択肢は存在しないが、他主人公の選択によりバッドエンドを迎えることがある。

「青ムシ抄」
脚本:平松正樹
飛沢陽平と同じ緑山学院高校に通うオタク高校生・青井則生の物語。このシナリオのみ唯一実写ではなく、デフォルメされたアニメ絵となっている。
アダルト漫画を書きながら、編集者黒川と白豚と争い、触れ合いながら、衝撃の結末が待っている。
「花火」
脚本:長坂秀佳
「迷える外人部隊」の主人公、高峰隆士の父親、高峰厚士の物語。花火が大好きだった息子のためにあることを実行する。

PSP版追加シナリオ[編集]

※以下は、PSP版のみプレイできるシナリオ。なお、TIPSやZAPは存在しない。

「パトリック・ダンディ」
自称米軍大佐のパトリック・ダンディはハチ公前で待ちぼうけを食っていた高校教師の小糸亜弓に声をかける。胡散臭い言動のダンディに、はじめは相手にしていなかった亜弓だが、熱心な行動の前にだんだんと心をひかれてゆく。しかしダンディにはある思惑があった。
「サギ山」
サギ山勇は脚本家志望である。が、現場を見ておきたいという思いから制作会社に飛び込み助監督として採用される。しかし現場の知識は全く無いままテレビドラマの現場に配属されたために、ミスを連発してしまいクマ野に散々どやされる羽目になる。「こんなはずじゃない……」と理想と現実のギャップに撮影一日目にして辞めようとする。

ゲーム以外のシナリオ[編集]

「雲烟過眼」
脚本:長坂秀佳
『「街」公式ガイド ZAP'S』に掲載されたシナリオ。主人公は海塚正治郎

登場人物[編集]

本編の主人公[編集]

雨宮 桂馬(あめみや けいま)
演 - あらい正和
25歳。渋谷中央署生活安全課少年係の刑事。苗字の読みを「あみや」とよく間違えられる。自称「ゲーマー」だが、まわりからは「オタク」と言われ憤慨している。ナルシストというわけではないが自分に似ている事柄を好む傾向があり、ゲーマーと自称して何かと呼ばれたがるのも下の名前である桂馬と語感が似ているからである。独特的な造語を会話に使う癖があり、思い込みが激しいが、正義感の強い性格で職務にも忠実に励んでおり[4]、学業に精を出さないガイに対しても心配している。
雪印コーヒー牛乳が大好物で巡回中にもよく飲んでいる。趣味はパソコン・ゲーム等のデジタル関係。特技はヨーヨー。身長172センチメートル。血液型はO型。天秤座。
牛尾 政美(うしお まさみ)
演 - 松田勝
36歳。元ヤクザ。半年前に足を洗ったあと、宝石店に勤める高峰綾に好意を抱きプロポーズを決意。元とはいえヤクザだったこともあり、体格に恵まれた強面で、実際に武闘派として代貸(組のNo.2)に上り詰めたこともあってケンカは強い。堅気になったとはいえ、気性の荒さが抜けていない所がある。喧嘩っ早いが仁義に厚く曲がったことを嫌う性格。右頬に縦に走った大きな傷、背中には牛頭天王の刺青がある。彼の母親と馬部の母親は従姉同士である[5]。ひょんなことから顔と体格がそっくりな馬部甚太郎と入れ替わることになり、なぜかヤクザ役を演じる羽目になる。基本的に芸能関係には疎く台本や業界用語は全く解らないが、元ヤクザだっただけに雰囲気はヤクザそのものであり、監督のカバ沢からも「雰囲気は出ている」と称された。
趣味は酒、特技はケンカ。身長186センチメートル。血液型はB型。牡牛座。
馬部 甚太郎(うまべ じんたろう)
演 - 松田勝
36歳。役者。キャリアは長く、いずれは芸能欄の一面を自分が飾るという夢も持っているが、全くの無名であり、これまで画面に出たらすぐ殺されるような端役ばかりだったが、強面の容貌を買われて初めて大役を任された。[6]しかし緊張から仕事ははかどっておらず[7]、失敗をしてはスタッフに冷たくされるなど立場も悪い。勉強熱心で台本の台詞はすぐに覚えられるが、極度のあがり性で演技は大根役者だが、やられ役が多かっただけに倒れる演技は上手く、多少のスタントは自分でこなせる[8]。ただし、絶対に沈むことがない池程度の深さの水場でも中に入るのを嫌がる極度のカナヅチであり[9]、このことから「水の中に入る演技」の仕事は全て断っており、このことがキャリアの低迷にも響いている。顔と体格だけは牛尾政美に似ているが、性格は正反対で、気が優しく小心者であり、仕事で失敗をする度に「役者を辞めて、違う仕事に就く」とぼやくなど、意思が弱く、役者としてのプライドを捨てることも少なくない。牛尾と同じ身体的特徴の右頬の傷は、役のためのメイク。ひょんなことから顔と体格がそっくりな牛尾政美と入れ替わってしまい、ヤクザ絡みの騒動に巻き込まれる羽目になる。
大の甘党で、酒やタバコは駄目[10]。趣味は甘いものの食べ歩きで、みちるに「女の子みたいに目がない」と言われるほど凝っている。特技は映画スターのものまね。身長185センチメートル。血液型はA型。射手座。
篠田 正志(しのだ まさし)
演 - 草野康太
21歳。緑山学院大学4年生。父親[11]が大手家電メーカー「ヨツビシ」に勤める中流家庭の一人息子。友人付き合いは少なく、女性とも深い付き合いをしたことがない。周囲に翻弄されることもあるが基本的には竹を割った性格で、くよくよしないタイプ。いたって平凡な大学生活を送り、父親のコネで同じ会社に内定が決まっていたが、過去に自分が学生運動に参加していたこと[12]をネタに[13]、謎の組織「七曜会」に脅迫され、「金曜日」となった。当初は嫌々だったが、次第に脅迫の魅力に嵌まっていくこととなる。ちなみに父親も学生運動に参加した過去があり、特に過激なゲバ運動をしていたとのこと。
趣味はパチンコ、散歩。身長177センチメートル。血液型はAB型。蠍座。
市川 文靖(いちかわ ふみやす)
演 - ダンカン
38歳。プロットライター。作家的良心として「中島哲雄[14]」のペンネームで活動しており、よほどの自信作でなければ、本名はつかわないようにしている。28歳の時、文学新人賞を受賞したことをきっかけに作家として生計をたてることになる。数年前に手がけたテレビドラマが大ヒットしたことにより業界で一躍有名になり、様々なドラマのプロットを執筆しながら現在に至るが、本心では書きたいものがあるのにも関わらず、低欲なドラマが氾濫する現実や、それを書くしかない自分にも嫌気が差している。父親は海塚正治郎であり、現在は絶縁状態である[15]。末永晶子と付き合っている。ストレスによる現実逃避から睡眠を好んでおり、価値を見出だすほどのストイックな考えを持っている。また、それにより、睡眠薬も頻繁に服用している[16]
趣味は映画鑑賞(最近はほとんど仕事の参考用)。特技は絵を描くこと。身長176センチメートル。血液型はAB型。山羊座。
飛沢 陽平(とびさわ ようへい)
演 - 仲田健一
18歳。緑山学院高校3年生。容姿端麗でバスケットボール部で活躍したスポーツマンかつ成績優秀な元生徒会長。自他ともに認める人気者で男女や教師からの信頼も厚い一方、大のプレイボーイで常に複数の女の子と遊び歩いており、ほぼ毎日女の子とのデート三昧と言う日々を送っている。
大手通販会社社長の一人娘である秋葉美奈子と付き合う一方で、一夜の過ちで倉科亜美を妊娠させ、さらに元彼女の片瀬ユキとの間にすでに息子がいることも発覚し、奇妙な四角関係に悩まされていく。父親は病院の事務長をしている。
愛想が良く且つ口が上手いため、相手を信用させたり嘘をつくことに長けているが、女性に乱暴な真似はしないなど、根は優しい。
趣味および特技は女性と深い関係になること。身長182センチメートル。血液型はO型。双子座。
高峰 隆士(たかみね りゅうじ)
演 - 増田雄一
25歳。フランス外人部隊所属。子供の頃にいじめられたことをきっかけにさまざまな挌闘技を習得[17]した彼は、三年前に日本を離れフランス外人部隊に入隊する。しかし厳しい訓練や戦いに明け暮れるうち[18]、赤子や娼婦を殺害するなど己の中に血を好む残虐な一面があることに気づき、脱走同然で日本に戻ってきたが渋谷に帰って来てもその破壊衝動が抑えられず、ギャングやチーマーと喧嘩をしてしまう。家族と再会してもその破壊衝動は止まらず、暴行を働いてしまう。戦闘ではナイフを持った相手と戦うのを得意としていた様で「敵のナイフを手首ごと押さえ、その刃先で相手の喉笛をかっ切る」のが一番の得意技であると自負している。
趣味は読書。特技はテナーサックスの演奏。身長183センチメートル。血液型はA型。天秤座。
幼い頃は父親想いだった。しかし、歳を取ると父が勤務している家電メーカー「ヨツビシ」の軍事産業を知り、家を飛び出す。
細井 美子(ほそい よしこ)
演 - 伊藤さおり
20歳。フリーター。食欲旺盛でふくよかな体型であり、恋人の高田洋一からは「全然名前通りのイメージがない」と呆れられている。本人も体型に関して、うすうす自覚があったようで[19]暴飲暴食や太っていく様を見かねた洋一にハッキリと指摘され、大好きな洋一に捨てられたくない一心で5日間で17kgの減量という無茶なダイエットを始める。美味しいものを食べると、悦に入った顔で両方の黒目の焦点が眉間に寄る癖がある。楽観的で基本的に性格は明るいが一度落ち込むと極端に塞ぎ混んだりする心の弱さや、有頂天になりすぎて周りが見えなくなる自制の出来ない一面がある[20]
趣味および特技は大食い。身長158センチメートル。血液型はB型。獅子座。

本編以外の主人公[編集]

青井 則生(あおい のりお)
演 - 武沢物語
18歳(本人は17歳と13か月と言い張っている[21])。通称・青ムシ。陽平と同じ緑山学院高校の3年生でクラスも同じ。オタクだが成績は優秀。「砂夢猫(しゃむねこ)」というペンネームで成人漫画雑誌に連載を持つプロの漫画家である[22]。いつもデジタルカメラを持ち歩いてよからぬことに使っており、チクリ癖で卑劣な行いを繰り返すため皆から嫌われている。チクリを行うのは過去にいじめられたことが、原因である。
陽平の秘密を握って無理やり友人になったが、逆に日頃のチクリをネタに正志に脅されることになる。また、素行不良はチクリだけに留まらず、黒川と共に公園でホームレス狩り(PS、PSP版はカップル狩り)を行ったが、ちょうど公園に高峰が居て阻止される。再び黒川と共に、高峰に復讐するが、再び失敗する。そんな中、その事件が出版業界に知り渡り、青井は出版業界を追放されてしまう。タクシーに乗ると、青井は偶然拳銃を手にする。その時、陽平を見つけるが、陽平の秘密は秘密ではなくなり、友達でもなくなる。あらゆることで、自暴自棄になった青井は道路で高峰を見つける。そうして持っていた拳銃で、高峰に発砲してしまう(青井自身はこの時モデルガンと思っていて殺意は無かった)。
趣味はコミック、美少女フィギュア集めと、他人の秘密を暴くこと。身長166センチメートル。血液型はA型。
高峰 厚士(たかみね あつし)
演 - 塩山義高
56歳。高峰隆士の父。家電メーカー「ヨツビシ」の重役。非常に不器用で極度にシャイな性格のため気持ちを素直に伝えられず、厳格を装うことでごまかしている。しかしそれに耐え切れなかった息子・隆士は家を出てしまった。
パトリック・ダンディ
演 - 浮部文雄
自称48歳。米軍大佐で宇宙飛行士と自称しているが見た目から言動まで非常に胡散臭い男。イギリス王室とロシア・ロマノフ王朝の血を引く貴族で、とある事情でCIAに追われているとも語っている。緑山学院高校の教師、小糸亜弓を口説いている。本名:神尾智彦。正志の父親の昔の友人であり、元々は革命を志す真面目な青年だったが、挫折して全く違う人生を送っている[23]。また、息子がいたが、雇用調査で自身の学生運動が判明したことにより、内定を取り消され、自殺した。
サギ山 勇(サギやま いさむ)
演 - ヨースケ
23歳。脚本家志望。大学を卒業し現場を知るためにと助監督になるものの、独特的な現場の雰囲気に馴染めず、あまりに厳しい仕事のため一日目にして辞めたがっている。最近、七曜会の水曜日にアタックしている。
サギ山のモデルは脚本を担当した山﨑であり、過去に助監督を経験したことがあるため、ヤマザキの名前を捩ってサギ山となった[24]
海塚 正治郎(かいづか しょうじろう)
演 - 大矢達
79歳。通称・ワニ治郎。何度か大臣を務めたこともある元大物代議士。しかし、それは過去の栄光であり、政界を引退してからは訪ねてくる人もなく、息子たちとも絶縁状態が続き、孤独な生活を送っている。非常に複雑な性格だった模様[25]

その他の主な登場人物[編集]

本作では様々な人物が登場し、複数のシナリオにまたがって登場する人物も多い。そのような人物は一番出番が多い、あるいは重要な役割を果たした主人公のシナリオに分類する。

雨宮桂馬のシナリオ[編集]

麻生 しおり(あそう しおり)
演 - 雪乃五月
桂馬の先輩刑事。26歳。独身。同僚として桂馬とゴロイチが反りがあっていないのを知っており、ガイのことも知っているなど面倒見がよく、また、暴走しやすい桂馬のフォローを務める。桂馬が想いを寄せている相手でもある。
権田 玄三(ごんだ げんぞう)
演 - 那須正成
通称・ゴロイチ(柔道五段、剣道六段、知能指数1と桂馬の皮肉)。桂馬の先輩刑事だが、体育会系のためオタクの桂馬とは馬が合わない[26]。粗暴な性格で刑事としては凡庸な所が目立つ。かなりの酒好き(特にテキーラ)で甘いものにも目がない。
沼田 岳義(ぬまた たけよし)
演 - 金井大
通称・ヌマさん。かつては鬼刑事だったが、現在は資料室に回されており、桂馬の先輩として的確なアドバイスをする。
土屋 利男(つちや としお)
演 - 木村季果
通称・ガイ。緑山学院高校の生徒で三年生。不良というわけではないが、しょっちゅう学校をサボってはゲームセンターに入り浸り遊びまわっているゲームオタク。桂馬とはパソコン通信で知り合ったゲーム友達で1年いじょうのつきあいがあり、仲がよいが桂馬のことは「ゲーマー」ではなく「オタク」と呼んでいる。
ジェロニモ
演 - 谷山紀章
不気味な雰囲気をかもし出している死神のような男。桂馬とゲームで勝負をする。本名:高松野平。
都倉 純一(とくら じゅんいち)
演 - 中村光一
渋谷中央署の署長で東大卒のエリート。
神代 恭介(かみしろ きょうすけ)
演 - 長坂秀佳
警視庁警視総監。警視庁特命捜査課長、特命捜査部長を歴任し、ヘリコプター操縦のライセンスも持つ。
テレビドラマ『特捜最前線』で二谷英明が演じたキャラクターと同姓同名同経歴だが、関連は不明。
柴田 亜美(しばた あみ)
演 - 柴田亜美
漫画家。5年前の裏ロム事件の関係者の一人(顔写真での出演)。

牛尾政美のシナリオ[編集]

カバ沢 猛(カバさわ たけし)
演 - 楠見尚己
馬部の出演ドラマ『独走最善戦』の監督。テレビ業界では古参。彼が喋る独特の言葉は「カバ沢語」と呼ばれ、擬音ばかりで会話内容が把握できず、訳が分からないが、勢いはあるので現場は活気付き[27]、通訳のクマ野が結局は言いたいことを周囲に伝えてくれるのである意味コミュニケーションも出来ている。しかし監督としては無能で、撮影はほぼチーフADのクマ野に任せきりになっており、監督に就けたのもごますりと世渡りだけが取り柄のような男で、市川や小嵐曰く「人に媚びることしか取り柄の無い男」。後にテレビ太陽のプロデューサーになる。
クマ野 健太(クマの けんた)
演 - 久保田篤
カバ沢組のチーフAD兼カバ沢の通訳係。カバ沢が監督として役に立たないことから実質的に現場を取り仕切っており、サギ山の教育係も担当している。役者やスタッフに無茶をさせることがあるなど、仕事には厳しい性格で相手がミスをすれば辛辣な発言を浴びせ、怒ることもあるが、一方では失敗をしてもチャンスを与えるなど面倒見の良さも持ち合わせており、少々横暴で自分に甘い所もあるが[28]、監督を差し置けるほどに現場の裏方の仕事を取り仕切るなど仕事が出来る人物であることから、恐れられながらも慕われている。サギ山に関しても、文句を言いつつ何だかんだで目をかけている。
椎名 みちる(しいな みちる)
演 - 和泉ちぬ
アイドル出身の中堅女優。決して主役を演じることはないが脇役として欠かせない。馬部の恋人でもあり、結婚を真剣に考えるほど愛しているが、馬部が極度のカナヅチであることは知らなかった。献身的な性格で馬部を常に案じており、新人スタッフのサギ山にも物腰柔らかく接している[29]。しかし、決して馬部を甘やかすことはせず、あまりにも不甲斐なく、腑抜けている時には、敢えて厳しい発言を浴びせ突き放すこともある(もちろん、馬部を思ってのことだが)。
デューク浜地(デューク はまじ)
演 - 団時朗
『独走最善戦』の主演俳優。スターではあるものの顔だけが取り柄で演技力は芸能関係には疎い牛尾にすら「酷い」と言われる有り様で、さらに傲慢で小心者。つい最近まで小糸亜弓と交際していた。本名:大根信太。
エビ原 マリ子(エビはら マリこ)
演 - 篠崎はるく
カバ沢組の小道具担当。仕事のために結婚もせずに自分を犠牲にしてまで頑張っているらしい。
高峰 綾(たかみね あや)
演 - 菊地則江
牛尾が惚れている相手。27歳。独身。道玄坂の宝石店ボー・ダボーで働いているジュエリーコーディネーター。エリート商社マンの父と健在の母がおり、弟もいるが、数年前に父親と仲の悪い弟が喧嘩し、帰ってこないので心を傷めている。
鯨井(くじらい)
演 - 剛たつひと
渋谷中央署の刑事。いかにも叩き上げという感じだが実は京大卒のエリート。桂馬も認めるほど優秀な刑事で面倒見も良い好人物。椎名みちるの大ファンでミーハーな面もあり、『独走最善戦』の撮影現場にちょくちょく顔を出す。宝石強盗事件の解決後、渋谷爆破予告事件の捜査にも関わる。

馬部甚太郎のシナリオ[編集]

狐島 三次(こじま さんじ)
演 - 鶴見亨司
通称・キツネの三次。元は牛尾の舎弟。かなり切れやすく、逃げ足が速い。宝石強盗を起こし、牛尾を巻き込む。
白峰 忠道(しらみね ただみち)
演 - 竜雷太
関東一円を取り仕切る暴力団、白峰組の組長。組の看板に泥を塗った三次と牛尾を狙う。牛尾、陽平、馬部、正志のシナリオを股にかけ、かなり出番が多い。牛尾のことはかなり高く買っており、るい子と結婚させて跡継ぎにさせるつもりだった。
白峰 るい子(しらみね るいこ)
演 - 佐藤亜里香
白峰忠道の一人娘。牛尾に想いを寄せている。性格はかなり情熱的。白峰の命により山吹と婚約しているものの、山吹のことは嫌っている。
山吹 京一郎(やまぶき きょういちろう)
演 - 神威杏次
一流私大出のいわゆるインテリヤクザ。狡猾な野心家だが、牛尾の凄みに思わず逃げ腰になるなど小心な一面もある。足抜けした牛尾に代わり代貸に就任した。たが、白峰からはあまり評判は高くない。武闘派だった牛尾とは仲が悪い。るい子とは婚約しているものの、嫌われている。
柏木 巌(かしわぎ いわお)
演 - 井上博一
白峰組幹部の壮年男。組員としては最古参であり、白峰の信頼も厚く組の様々な行事を取り仕切る。
大松 正吉(だいまつ まさよし)
演 - NARUKO
白峰組のヤクザ。今でも牛尾を慕っている元舎弟。そのため現在では肩身が狭く、三次に拳銃を盗られた責任を問われ小指を落とす羽目になる。

篠田正志のシナリオ[編集]

日曜日
演 - 久野真紀子
正志を脅迫して、七曜会に勧誘した謎の美女。七曜会のリーダー格。
月曜日
演 - 諏訪太朗
七曜会のメンバー。非常に痩せ細った体型の時代遅れなヒッピー風の男であり、自称詩人。街を歩いているときに偶然ぶつかった細井美子に一目惚れする。
火曜日
演 - 鈴木覚
七曜会のメンバーで、こわもて風の男。実際に暴力的でハリセンで正志をどつくこともあるが根はいい人。
水曜日
演 - 留美
七曜会のメンバーであり現役女子高生。正志が密かに想いを寄せる。ホイッスルをいつも所持している。篠田正志のシナリオでは、最後の展開を巡るキーパーソンとなる。
木曜日
演 - 小木曽玲一
七曜会のメンバーである柔和な老人。人身掌握に長け、時折、思慮深いことを言い、正志を感心させては丸め込んでいる。ステッキのコレクションが趣味。自称130歳。
土曜日
演 - 森川涼
七曜会のメンバーでありオカマ。ダンスの達人。外見は華奢な美青年だが合気道有段者でもある。
瀬山 高広(せやま たかひろ)
演 - 千葉慎也
正志とたびたびパチンコで勝負する浪人生。浅見ほのかという女性に想いを寄せており、その背景には複雑な事情があるが、それを知らない正志から見せればただのパチンコ男でしかない。
尾形 敬治(おがた けいじ)
演 - 津村和幸
一見すると妙な方言を使った警察官にみえるが、実際にはただの警察官のコスプレをして街をうろつく変人。妙な方言を使うが生まれは東京の成城。さらには東大を首席で卒業し、特技がバイオリンという神童とも呼べるお坊ちゃん。
市川文靖に『シュレディンガーの猫』を語って聞かせた同級生と同じ苗字だが、同一人物かは不明。

市川文靖のシナリオ[編集]

末永 晶子(すえなが しょうこ)
演 - 黒木真由美
市川の恋人。前衛芸術に傾倒している。高校時代は高峰隆士と交際していた。
木嵐 袋郎(こがらし ふくろう)
演 - 野口雅弘
テレビ太陽のドラマ『独走最善戦』のプロデューサー。市川とは業界に入って以来の付き合いだが、後述にあるような態度から、あまり信用されていない[30]。見た目は典型的な業界屋タイプの男で、「えっへっへっへ」と軽率な笑いを浮かべる。しかし実は理想に燃える元文学青年であり、低俗なドラマが氾濫するテレビ界の現状に心を痛めており、市川に優れた作品を生み出して欲しいと願っている。ヒットしそうなネタなら何にでも飛び付き、何か新しいアイデアが思いつくと「これだっ!」と叫んで指を鳴らすクセがある。

飛沢陽平のシナリオ[編集]

倉科 亜美(くらしな あみ)
演 - 栗林知美
20歳。陽平がたった一夜だけ過ごした女の子。しかし、陽平の子供を身篭ってしまう。一見地味目で大人しそうな印象だが、衝動的な行動を取ることがある。バナナが苦手でトマトはもっと苦手。職場はフラワーショップ[31]
秋葉 美奈子(あきば みなこ)
演 - 関幸代
陽平の彼女。大手通販会社オータムリーフの社長令嬢。陽平とは同い年だが、なぜか学年は一つ下。お嬢様らしく世間離れしたところがあるが、時に気丈な一面も見せる。
片瀬 ユキ(かたせ ユキ)
演 - 雨宮朋絵
陽平の元彼女。しばらく長野の実家に戻っていたが、久しぶりに東京に出てきた。 他校のバスケットボール部のマネージャーだったが、対外試合で陽平と出会い付き合うようになる。しかし1年前、突如自主退学し姿を消していたが、実は陽平の子供を妊娠しており、ある日突然陽平の前に戻ってくる。明るく常に元気一杯な性格。
片瀬 優作(かたせ ゆうさく)
演 - 斎藤悠
陽平とユキの息子。
秋葉 雄三(あきば ゆうぞう)
演 - 並樹史朗
秋葉美奈子の父親であり、大手通販会社オータムリーフの社長。白峰は妻の兄にあたる。陽平を気に入り、美奈子と結婚して跡を継いでもらおうと考えている。複数の愛人がおり、高峰綾も狙っていた。

高峰隆士のシナリオ[編集]

井端 和孝(いばた かずたか)
演 - 大滝昇
隆士の数少ない親友。高校を出て現在では実家の工務店で働いている。
伍長
演 - 大矢達
「もあい」が口癖の老人。代々木公園でホームレスをしている。昔は特別な職業に就いていたらしい。篠田正志のシナリオに登場する海塚正治郎と同一人物。南京攻略に従軍していた。

細井美子のシナリオ[編集]

秋山 薫(あきやま かおる)
演 - 谷口あゆみ
美子のバイト先の後輩。明るい性格で世話好きで優しく、急にダイエットをはじめた美子の身体を気遣う。美子よりも小柄だが、美子と違ってスタイルがよく[32]脚線美も持っている。喫煙者でないのに、本人も気づかない内に煙草を持っているが、それを特に気に留める様子が無いなど、時折不審な行動を見せる。
高田 洋一(たかだ よういち)
演 - 不破達也
美子の彼氏。K.O大学ボクシング部所属。喫煙者。当初は美子をふくよかでポッチャリとして可愛いと思っていたが、あまりにも太り続け、女の子なのに全く容姿を気にせず食べまくりの美子に業を煮やし、5日間で17kg痩せるようダイエットを命じる。

隠しシナリオ[編集]

青井則生のシナリオ[編集]

白田 琢朗(しろた たくろう)
演 - 松山幸次
通称・白ブタ。緑山学院高校の生徒でハンバーガーが好物の巨漢。青井と同じエロ漫画家で、ライバル同士である。ペンネームは「ムンギー」。
エンペラー黒川(エンペラー くろかわ)
演 - 豊嶋稔
エゲレス書院の編集者で、出版コードギリギリの成人漫画雑誌『ドエロH2』の副編集長。性格は自己中心的で最悪。青ムシと白ブタを家来のようにこき使う。ホームレス狩りをしようと支持するなど倫理観もおかしい一方で、青ムシに読者のニーズに合わせて内容を変更するようアドバイスするなど編集者としての能力はある模様。本名:黒川イタチ。

高峰厚士のシナリオ[編集]

高峰 霞(たかみね かすみ)
演 - 山崎瀬奈津
高峰厚士の妻。仲の悪い夫と息子の関係に心を傷めている。

PSP版の追加シナリオ[編集]

パトリック・ダンディのシナリオ[編集]

小糸 亜弓(こいと あゆみ)
演 - 平松晶子
緑山学院高校の体育教師。ダンディにナンパされる。よく恋に落ちるが、交際しても長続きしない。ダンディと出会う前はデューク浜地と交際していた。

サギ山勇のシナリオ[編集]

深町 結衣(ふかまち ゆい)
演 - 留美
サギ山が現在アタックをかけている女子高生。正体は正志シナリオに登場する水曜日。

『「街」公式ガイド ZAP'S』のみのシナリオ[編集]

海塚正治郎のシナリオ[編集]

松島 キヌ(まつしま キヌ)
アパート宝荘の大家である老貴婦人。代々木公園で海塚と出会う。

ゲスト出演キャラクター[編集]

これらは主に雨宮桂馬のシナリオで登場する。

  • チュンソフトのゲーム『風来のシレン』からマムルがクレーンゲームのぬいぐるみで登場。あるシーンでマムルを選択する場面がある。

移植版[編集]

一覧[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数 備考
1 サウンドノベル・エボリューション3
街 〜運命の交差点〜
日本 199901281999年1月28日
PlayStation チュンソフト チュンソフト CD-ROM2枚組 SLPS-01845〜6 -
2 街 〜運命の交差点〜
PS one Books
日本 200204042002年4月4日
PlayStation チュンソフト チュンソフト CD-ROM2枚組 SLPS-91489〜90 - 廉価版
3 日本 2005年10月11日[33][34]
FOMA900i以降
iアプリ
チュンソフト ドワンゴ ダウンロード
(iチュンソフト)
- -
4 街 〜運命の交差点〜 特別篇 日本 200604272006年4月27日
PlayStation Portable チュンソフト セガ UMD ULJM-05111 - 新規シナリオ追加
5 街 〜運命の交差点〜 特別篇
SEGA THE BEST
日本 200708302007年8月30日
PlayStation Portable チュンソフト セガ UMD ULJM-05267 - 廉価版
6 街 〜運命の交差点〜 特別篇 日本 201203272012年3月27日
PlayStation Portable
(PlayStation Network)
チュンソフト スパイク・チュンソフト ダウンロード - -

PlayStation版[編集]

特に表記が無い限り、セガサターン版との比較である。

  • 3×3のマスの中に顔だけ表示されていた主人公選択画面が全身像から選んで選択する方式に変更された。
  • 移動マップの追加
    • 各主人公の現在位置と時間がチャート化され、一目でどこまでプレイしているか分かるようになった。「分岐」「ZAP」のある箇所もアイコンが表示されるので、プレイヤーがどこに「バッドエンドフラグ」「つづく解除のZAP」があるのか把握しやすい。
  • エンディング映像の変更
  • 音楽の音色(ゲーム機の内蔵音源が違うため)
  • シルエットモードの追加
    • 『かまいたちの夜』のように人物が影で表示される。実写モードも選択可能である。
    • シルエットモードでは影になる以外も、一部の演出が簡略化されたり、一部のムービーがカットされて一枚絵になる。なお、『青ムシ抄』のみこのモードでもシルエットにはならず、人物の表示は顔が表示されるアニメ絵のまま。
  • 難易度選択の追加
    • 難易度を日付別にEASY / NORMAL / HARDの3つの中から選択できるようになった。その日を初めて開始するときに選択し、一度選んだ難易度は変更できない。セガサターン版の難易度はHARDにあたる。NORMALとEASYではバッドエンドの数が減らされているため、すべてのエンディングを見るには「HARD」を選択してプレイする必要がある。なお、セガサターン版でピンクのしおり以降に解禁された選択肢はHARD選択時に最初から出現するようになっている。
    • EASY / NORMALの違いは、HARDと比べてバッドエンドに遭遇しにくくなる点。たとえばEASYの場合、一人のシナリオが進む時、「つづく」までバッドエンドにつかまらずにそのまま話が進むことができる。
    • バッドエンド時に出る攻略のヒントの表示も、難易度によって違いがある(HARDは1日目の前半部分のみ。NORMALは1日目のみ。EASYは最後の日までヒントが出る)。
  • 隠しシナリオのプレイ条件変更
    • プレイするために特殊な操作が必要だった『花火』が、ピンクのしおりになるだけで見られるように変更された。
    • 一方で『青ムシ抄』はバッドエンド100個以上を集めることが条件となり、実質的に難易度が上がっている。
  • 真犯人のシルエットが変更(雨宮桂馬シナリオの最後)
    • より暗いシルエットで表現されている。
  • 文章・設定の一部変更
    • セガサターン版の青井則生のシナリオでホームレス狩りをする展開があったが、倫理上問題があるということでカップル狩りに変更されたり、性的描写を減少させたことなど。その他のシナリオではTIPなどの一部変更が見られる(牛尾、馬部のシナリオ公募の削除など)。
  • 過激映像の削除と修正
    • 市川のシナリオの腕の断面図の画像が修正されていたり、青井のシナリオのパンチラシーンが一瞬しか見られなくなっているなど、暴力や性的なシーンの画像が削除もしくは修正されている。
  • プリクラの削除
    • セガサターン版ではピンクのしおりにした場合、一般公募したプリクラを鑑賞、さらに金のしおりにした場合はところどころでプリクラにすげ代わっていた(犬の顔が人間の顔に代わっているなど)が、PlayStation版では全て削除された。また、桂馬シナリオで犯人入力の際に数名のプリクラ公募ユーザーの名前を入力すると、その人物が表示される部分もカットされた。
  • セーブ方式の変更
    • セガサターン版ではオートセーブが採用されていたが、PlayStation版はメニュー画面でセーブする方式に変更された。

携帯アプリ版[編集]

特に表記が無い限り、PlayStation版との比較である。

  • シナリオの削減
    • 「雨宮桂馬」「牛尾政美」「馬場甚太郎」「高峰隆士」「細井美子」「篠田正志」の6人のみのシナリオである。

PSP版[編集]

特に表記が無い限り、PlayStation版との比較である。

  • シナリオの追加
    • 「サギ山」と「パトリック・ダンディ」の秘蔵シナリオが追加された。
    • この2本はゲーム形式にはなっておらず、TIP・ZAP・効果音・文字の大きさ、表示速度の変更などの演出も無い。
  • サウンドプレイヤーの追加
    • ゲーム本編で流れるBGMが100曲以上聞ける「サウンドプレイヤー機能」の追加。
    • BGMはそれぞれの人物ごとにカテゴリ分けされている。青井則生は飛沢陽平のカテゴリに、全員共通のBGMと高峰厚士は街のカテゴリに含まれている。
    • 既存作品の楽曲(『フランダースの犬』、『スターダストメモリー』、『ゴジラのテーマ』など)によく似たパロディ楽曲は再生対象から外されている。
  • 続編を匂わす文章の削除。
  • シルエットモードの削除。
  • また、いくつかのシナリオで麻薬を扱うセリフや、性的なセリフが変更されている(篠田正志のシナリオで、正志が相手を脅迫する際の台詞「ハシシ…って笑うのかと思った」が、「クスリ…って笑うのかと思った」に変更されているなど)。

開発[編集]

「街」は様々な物語が交差するゲームとドラマの融合なんだ
長坂秀佳,
『街 公式ガイド ZAP'S』、チュンソフト[35]

本作の開発の経緯は、脚本を担当した長坂秀佳が渋谷にある電話ボックスで電話をしていたところ、「早く出ろ」とドアを叩く者がおり、不快感を覚えたが、同時に「そいつにとっての俺は、電話を占領してるただのオヤジであって、脇役に過ぎないんじゃないか…と思ったんだ。逆に、俺の視点でのそいつは、やけにうるさいヤツだ、と感じるだけの脇役になっている。同じ状況でもそれぞれのドラマがあるんだ」と感じたと語っている[35]

サウンドノベル第一作である『弟切草』の開発が終盤に差し掛かった頃、上記の体験から渋谷のスクランブル交差点で行き来する人々に対し、それぞれが主人公であり脇役でもあるというアイデアを次のゲームの企画として検討していた[35]

その後、構想としては100人分程のストーリーを作成、それが全てザッピングするシステムを考案し、実際に形になったのは20本ほどとなった[35]。また、この「主人公100人構想」があったため、100人の主人公をグラフィックで描き分ける事が困難であるとの判断から役者による実写画像が採用される事となった[36]

作中の人物である海塚正治郎に関して長坂は「彼は従軍経験があったり、雲を動物にしたり、いろんな行動をとるんだけれど、すべて俺の経験に基づく話なんだ。俺の親父が南京に従軍してたし、雲を動物に変えるというのは、俺自身にそういう不思議な力があるんだよ」と語っており、公式ガイド本の中に「雲烟過眼」というタイトルで海塚を主人公とした小説を上梓している[35]

ゲームにするという部分において、僕はシナリオの面白さとゲームとしての面白さがあると考えて。人間関係が絡んでくる分、ゲームでも行けると思ったんです。
中村光一,
『街 公式ガイド ZAP'S』、チュンソフト[24]

長坂の発案を受けた麻野一哉は「『弟切草』の時も思ったけど、長坂さんのアイデアってゲームゲームしていないところが新鮮なんですよ。当時はホントにあんまりゲーム性を考えずに、ザッピングそのものがテレビよりもゲームに適しているのならば、面白いものができるんじゃないかなって思ってましたから。だから、あんまり『ゲームを作ろう』という意識は薄かったですね」と語っている[24]

渋谷が舞台となったのは、長坂が渋谷を好んでおり、長坂による独断で決定した[24]

撮影に関しては、期間は合計で120日、朝7時に渋谷に集合して夜12時まで掛けて行われ、後片付けがあると2時頃まで掛かり、次の日は5時に起きるようなスケジュールで行われていた[24]

音楽[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「夜明けのうた」
作詞・作曲・歌 - 鈴木結女、編曲 - 難波弘之
細井美子のシナリオの途中で、鈴木結女本人が登場するプロモーションビデオを見ることができる(ここで流れる「夜明けのうた」はショートバージョンとなっている)。
エンディングテーマ「One and Only」
作詞・歌 - 鈴木結女、作曲・編曲 - 難波弘之

サウンドトラック[編集]

街 オリジナル サウンド トラック
加藤恒太難波弘之・三俣千代子 他サウンドトラック
リリース
録音 Studio Neuve
㈱タバック(ボーナスCD)
ジャンル ゲームミュージック
時間
レーベル ポニーキャニオン/ファーストスマイル
プロデュース 江口勝敏
遠藤智博(ボーナスCD)
テンプレートを表示

街 オリジナル サウンド トラック』は、ゲームソフト発売日の前日である1998年1月21日にリリースされた。

一部を除き、ゲーム中のBGMをほぼ全て収録。ゲーム中に使用された音源をそのままの曲と、MIDIアレンジによる曲がそれぞれ収録されている。全58曲。

2枚組となっており、スペシャルドラマ『ピンクなCD:青ムシSHOW』を収録した8センチCDがボーナスディスクとして付属している。

収録曲[編集]

ボーナスCDスタッフ[編集]

  • プロデューサー、ディレクター - 遠藤智博
  • ミキシング・エンジニア - 市川修
  • アシスタント・エンジニア - 阿部智佳子
  • レコーディング&ミキシング・スタジオ - ㈱タバック
  • シナリオ - 平松正樹、野口みずほ
  • バックグラウンドミュージック - 加藤恒太、飯塚博
  • サウンド・エフェクト - 柴田浩明
  • アーティスト・マネジメント - 長谷川たか子
  • エンディング曲「無敵美少女セーラードールズ」
    • 作詞:平松正樹、作曲:加藤恒太、編曲:飯塚博、歌:浅川悠
  • キャスト
    • セーラードールズ1号 - 奥島知美
    • セーラードールズ2号 - 幸田夏穂
    • セーラードールズ3号 - 増田ゆき
    • セーラードールズ4号 - 浅川悠
    • セーラードールズ5号 - 増田ゆき
    • 青ムシ - 斉藤周
    • お姉さん - 雪絵れな
    • ブルマクィーン - 幸田夏穂
    • 飛沢 - 加瀬康之
    • 雨宮 - 高瀬右光
    • 麻生 - 増田ゆき

外部リンク[編集]

スタッフ[編集]

オリジナル版[編集]

  • 製作:中村光一
  • 原作・脚本・監修:長坂秀佳
  • 脚本:山﨑修、岩片烈、平松正樹
  • プロデューサー:小久保利己
  • 音楽プロデューサー:難波弘之
  • 撮影スタッフ
    • 制作プロデューサー:上田利夫、田中彰
    • スチール:大野博史、笹田和俊、工藤勝彦
    • 照明:田村文彦、市川徳充、木村国博
    • 美術:澤路和範
    • 監督補:蝶野博
    • 制作担当:菖蒲昌弘
    • 助監督:中村隆彦、清水利晃、近藤俊明
    • 制作主任:岩下真司、日比崇裕、益岡正志
    • 装飾:秋田谷亜矢子
    • 衣装:宮田弘子
    • メイク:清水ちえこ、長井桂子、塚越裕美
    • 小道具:山内栄子、山内康裕、杉本れいら
    • VTR撮影:北信康
    • VTR・VE:香山達也
    • 監督助手:谷口昌史、細川光信、本多繁勝
    • 衣装助手:斉藤真喜子、松井郁子
    • 制作進行:井上順、浅井洋一、松田和大
    • 制作デスク:矢吹祐子
    • キャスティング:オフィス・N、アンフィニー
    • 演出:鳥島和也、柏本俊平、鈴木達郎
  • 開発スタッフ
    • メインプログラム:板野英史
    • プログラム:大森田不可止、川田勝美、福澤正
    • 実写グラフィック:
      • TOMCAT SYSTEM INC.
        • 冨樫正樹、青柳利実、佐々木真治、落合信也
    • アニメグラフィック:
      • 株式会社ビジョンユニバース
        • 中川祐子、小泉冬彦
    • 音楽:加藤恒太、三俣千代子、林秀幸、森藤晶司、板倉真一
    • サウンド:佐藤剛 (T's music)
    • 音効:金丸孝彦(音塾)、坂井享太良(音ランドSAKAI)、石井梅夫(サウンドフリーク)、吉田茂(サウンドプロ)
    • サンプリング:T's music、BEAT MANIAC
    • アシスタント:藤井雅子
    • 脚本協力:横山至、今井恭子
    • スペシャルサンクス:
      • SEGA
        • 入交昭一郎、前田雅尚、菅野広和、鵜木健栄、佐野浩章、相川泰一
    • 監督:山﨑修、平松正樹、近藤英明、毛利昌樹、落合信也
    • 総監督:麻野一哉

PlayStation版[編集]

  • 製作総指揮:中村光一
  • 原作・脚本・監修:長坂秀佳
  • 脚本:山﨑修、岩片烈、平松正樹
  • プロデューサー:小久保利己
  • 音楽プロデューサー:難波弘之
  • 撮影スタッフ
    • 制作プロデューサー:上田利夫、田中彰
    • スチール:大野博史、笹田和俊、工藤勝彦
    • 照明:田村文彦、市川徳充、木村国博
    • 美術:澤路和範
    • 監督補:蝶野博
    • 制作担当:菖蒲昌弘
    • 助監督:中村隆彦、清水利晃、近藤俊明
    • 制作主任:岩下真司、日比崇裕、益岡正志
    • 装飾:秋田谷亜矢子
    • 衣装:宮田弘子
    • メイク:清水ちえこ、長井桂子、塚越裕美
    • 小道具:山内栄子、山内康裕、杉本れいら
    • VTR撮影:北信康
    • VTR・VE:香山達也
    • 監督助手:谷口昌史、細川光信、本多繁勝
    • 衣装助手:斉藤真喜子、松井郁子
    • 制作進行:井上順、浅井洋一、松田和大
    • 制作デスク:矢吹祐子
    • キャスティング:オフィス・N、アンフィニー
    • 演出:鳥島和也、柏本俊平、鈴木達郎
  • 開発スタッフ
    • メインプログラム:中島実、板野英史
    • プログラム:高橋和典、石田義昭、阿部敏昭
    • プログラム制作管理:大和宏美(株式会社サン・テック)
    • 実写グラフィック:
      • TOMCAT SYSTEM INC.
        • 冨樫正樹、青柳利実、佐々木真治、落合信也
    • アニメグラフィック:
      • 株式会社ビジョンユニバース
        • 中川祐子、小泉冬彦
    • シルエットモード:
      • 落合信也、吉田佳代、常盤明彦、松本剛、小谷野柾魚
      • 高橋敦、小林貴子、森万紀、堀内ルミ子、児玉優介
      • 佐下橋香津裕、町田千恵、河村夕香理、石井裕子、水内智美
      • 河野光二(株式会社ネクセス)、市川元信、及川信正、岡野聡司、大平兼代、佐野宏嗣
    • 音楽:加藤恒太、三俣千代子、林秀幸、森藤晶司、板倉真一
    • サウンド:佐藤剛 (T's music)、角岡義行 (T's music)
    • 音効:金丸孝彦(音塾)、坂井享太良(音ランドSAKAI)、石井梅夫(サウンドフリーク)、吉田茂(サウンドプロ)
    • サンプリング:T's music、BEAT MANIAC
    • アシスタント:藤井雅子、坂本理
    • 脚本協力:横山至、今井恭子
    • 監督:山﨑修、平松正樹、近藤英明、毛利昌樹、落合信也
    • 検査:曽根康征、石神宏紀
    • 製作補佐:中西一彦、西畑幸雄
    • 宣伝・広報:
      • 有限会社ピース
        • 山本啓介、清水妙子
    • 構成:毛利昌樹
    • 製作:大森田不可止
    • 総監督:麻野一哉

評価[編集]

雑誌媒体による評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通34/40点 (SS)[37]
(ゴールド殿堂)
33/40点 (PS)[38]
(ゴールド殿堂)
SATURN FAN22.9/30点 (SS)[39]
電撃オンライン肯定的 (SS)[40]
肯定的 (PS)[40]
4Gamer.net肯定的 (SS)[41]
肯定的 (PS)[41]
GAME Watch肯定的 (SS)[36]
肯定的 (PS)[36]
肯定的 (PSP)[36]
受賞
媒体受賞
第3回CESA大賞シナリオ部門賞
ファミ通読者が選ぶ心のベストゲーム100 第5位(2006年)
ファミ通読者が選ぶ未来に伝えたいゲーム大発表! 第38位(2008年)
ファミ通ゲームジャンル別総選挙 第5回 アドベンチャーゲーム総選挙 第5位(2017年)
セガサターン版
  • ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では9・8・8・9の合計34点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得[37]、レビュアーからはシナリオのセンスに関して「オジサンがムリしているような感覚」があるとの指摘や、文章に関して「調子に乗りすぎな文章が、チト気になる」との指摘があった他、ゲームシステムに関して「主人公の切り替えで話を見失いがちになる」との指摘や「主人公の多さと、ザッピングシステムのせいか、難しめだし根気も必要」と難易度の高さに対する指摘もあったが、ゲームシステムに関してはパズル的な面白さがある事が肯定的に評価された他、グラフィックに関しては「取り込み画像が超美麗」、コストパフォーマンス面では「ボリュームも大で、長く遊べる」と肯定的に評価され、さらにシナリオに関しては「話が興味深く奇っ怪でおもしろい。先が読みたくて夢中になる」、「よくもここまで複雑なシナリオを構成したもんだと感服」と絶賛された[42]
  • SATURN FAN』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、22.9点(満30点)となっている[39]
項目 キャラクタ 音楽 お買い得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.7 3.7 3.8 3.5 4.0 4.2 22.9
  • ゲーム情報サイト『電撃オンライン』では総評として、実写画像だが静止画のため役者は通常より大げさな演技が必要であったと推測した上で、「見事に振り切って演じている」、「ムービー部分も全力疾走や池へのダイブなど、熱が入っています」と肯定的に評価、ザッピングシステムに関しては他のキャラクターの行動を調整して先に進めた時の快感や、各場面ごとにシリアスからコミカルまで全く異なるシチュエーションに変化する事で、「喜怒哀楽すべての感情が揺さぶられて、気がつけばゲーム内の渋谷に引き込まれている」、「謎解き、選択肢のチョイスもほどよい手応えがあり、しっかり頭を使います」と物語の魅力やパズル的要素に関して肯定的に評価している[40]。同サイトにてライターのカワチは「人生においては誰もが主役であり誰もが脇役。本作はそんなことを思わせてくれる」とドラマ性に関して高く評価した他、本作が偶然の連鎖で進行していく事に対して最後の演出のみ必然である事などを取り上げ「その粋な演出に涙させられ、このゲームが一生忘れられない1本になった」と絶賛した[40]。同じくライターのkbjは「“ZAP”で物語を進めていくこれまでにないシステムが画期的」と本作のゲームシステムを高く評価した[40]
  • ゲーム情報サイト『4Gamer.net』にてライターの御簾納直彦は、本作の魅力はシナリオが多種多様である事と指摘し、シナリオの完成度が高い上にザッピングや選択肢などのゲーム独自の手法によって「唯一無二の作品にまとめ上げられている」と称賛した[41]。また、ネガティブであった実写ゲームのイメージを変化させた事に本作が大きく貢献していると指摘し、「実写だからこそ、実際の役者が出演しているからこそ、ここまで多くの人に支持されていると感じる」と実写による表現と演出面に関して高く評価している[41]
  • ゲーム情報サイト『GAME Watch』にてライターの稲元徹也は、本作の特色であるマルチフラグメントによるバッドエンドに関して「ちゃんと専用のシーンが作られていて展開も面白く、ゲームを進めていくうちにそれを見ること自体が楽しくなってくる」と肯定的に評価、ザッピングシステムに関しては読んでいる最中に強制中断される事から当時ユーザーからの評判が良くなかった事を指摘しているが、「マルチフラグメントとはまた違う特徴的なシステムであり、選択肢選びとは一味違う感触を味わえたことから、個人的には評価している」と肯定的に評価した[36]。また、8人の主人公のシナリオが全く異なるテイストで描かれていながら、長坂秀佳による監修の元で1つの世界観にまとめられている事を指摘し「それぞれがまったく違う内容でも全体的に統一感があり、読み物としての完成度を高めている」とシナリオに関して肯定的に評価した[36]。さらに、シナリオによってサブキャラクターの個性が変化する演出に関して、「主人公が複数いるからこそ可能とした演出で、人間の多面性を巧みに描き、キャラクターに奥行きを出している」と演出面を高く評価した[36]
PlayStation版
  • ゲーム誌『ファミ通』の「クロスレビュー」では8・9・8・8の合計33点(満40点)でゴールド殿堂入りを獲得[38]、レビュアーからはシナリオのセンスに関して「のれない人はやはりしらけると思う」との指摘があったが、難易度に関しては難易度設定が出来た事が高く評価され、「かなり敷居を低くしたリメイク」と肯定的に評価された。ゲームシステムに関しては「複数のキャラの複雑な関係をまとめ上げた構成力に関心」、「各シナリオの絡みやバッドエンドのディテールなど、じつに丁寧に作られている」、「たくさんのシナリオを破綻なく紡ぎあげたシステムが秀逸」、「文字と音を巧みに使った秀逸な演出の数々。絶妙にいい感じ」と絶賛する意見が多く挙げられた一方、新搭載のシルエットモードに関しては「想像力をかき立てるシルエットモードは、うれしい配慮」と肯定的な意見も見られたが「個人的にはシルエットモードより実写モードを支持」、「役者の演技もすばらしいので、シルエットにしちゃうのはもったいないし、再プレーする魅力には欠ける」と賛否両論となった[43]
  • ゲーム情報サイト『電撃オンライン』では難易度選択に関して「サウンドノベルを遊び慣れていない人が挑戦するにはもってこい」と高く評価した他、移動マップの追加に関して「現在位置と時間がわかりやすく図式化されたので、エンディングまで進めやすくなりました」と肯定的に評価した[40]
  • ゲーム情報サイト『4Gamer.net』にてライターの御簾納直彦は、難易度選択に関して「(EASYでは)バッドエンドが少なくストーリーを進めやすい」と肯定的に評価、さらに移動マップの追加に関して「ストーリーを大幅に進めやすくなったのは、PS版の大きな利点」と高く評価した[41]
  • ゲーム情報サイト『GAME Watch』にてライターの稲元徹也は、総評として「ゲームをより遊びやすく調整した移植版」と肯定的な評価をしているが、シルエットモードに関しては「出演者の演技も含めて本作のファンになった筆者のようなプレーヤーにとっては、そのすべてが否定されたようで、決して印象のいいものではなかった」と否定的に評価している[36]
PlayStation Portable版
  • ゲーム情報サイト『GAME Watch』にてライターの稲元徹也は、携帯機のためロケ地巡礼に役立つ点や追加シナリオに関して「世に出ないはずのものが約8年越しに日の目を見たことは高く評価したい」と肯定的に評価した[36]

受賞歴[編集]

  • 第3回CESA大賞 - シナリオ部門賞受賞[2]
  • 「週刊ファミ通 通巻900号記念企画 読者が選ぶ心のベストゲーム100」(週刊ファミ通2006年3月17日号) - 5位
  • 「週刊ファミ通 通巻1000号記念特集 読者が選ぶ未来に伝えたいゲーム大発表!」(週刊ファミ通2008年2月15日増刊号) - 38位
  • 「週刊ファミ通 ゲームジャンル別総選挙 第5回 アドベンチャーゲーム総選挙」(週刊ファミ通2017年6月22日号) - 5位[3]

続編[編集]

作中には次回作への予告や、伏線ともとれる内容が多数存在した。しかしチュンソフト代表取締役・中村光一へのインタビュー記事によると続編の企画は表れては消えるを繰り返しており、結果的に制作には至っていない。制作費を回収できるほどの売り上げがなかったことが主な原因であるという。中村は『ゲームセンターCX』第1シーズンの第8回でのインタビューで、よゐこ有野晋哉から続編についての質問をされた際に製作への意欲を強く示したものの、当時出演した役者は現在では故人、引退した者も多数おり再集結が困難なことも続編を作れない要因としてあげていた。

2008年12月にチュンソフトより発売された『428 〜封鎖された渋谷で〜』は『街』で登場した固有名詞がいくつか登場したり、10年前の出来事として本作の内容が語られるなど、両作の世界設定が繋がっていることがほのめかされているが、ストーリーに直接的関係はない。刑事を引退し探偵となった雨宮桂馬がスピンオフ登場する案もあったが、『街』との関連性が強くなりすぎることと、桂馬のキャラクターが『428』の世界観と合わないとの理由で没になっている。

幻となった企画[編集]

セガサターン版には小冊子「チュンソフトニュース」が付属しており、以下の募集があった。

  • 『街』シナリオライター募集
  • 『街2』(仮称)登場人物募集

セガサターン版発売直後に出版された『「街」 公式ガイド ZAP'S』では、新シナリオを一般公募する企画が掲載されていた。『かまいたちの夜』でも同様の企画が展開され、応募されたシナリオで『あなただけのかまいたちの夜』が出版されている。本企画も相当数の応募があったようだが、『街』の販売本数が伸びなかったこともあり、チュンソフトのホームページで一部の作品が公開されたのみにとどまった。その後、PlayStation版が発売された際には『「街」 公式ガイド ZAP'S 増補版』が出版されたが、公募企画は掲載されていない。

制作予定だった『街2』のシナリオの第一稿はいくつか存在しており、その中でも完成に近かった2本がPSP版に追加シナリオとして収録されている[44]

関連書籍[編集]

  • 『「街」公式ガイド ZAP'S』 ISBN 4-924978-08-6
  • 『「街」スペシャルガイド サウンドノベルシナリオ入門』 ISBN 4-889915-80-X
  • 『「街」公式ガイド ZAP'S 増補版』 ISBN 4-924978-10-8
  • 『「街 〜運命の交差点〜」スペシャルガイド サウンドノベルシナリオ入門』 ISBN 4-889918-52-3
  • 『長坂秀佳 術(NAGASAKA SHUKEI JUTSU)』 ISBN 4-88641-983-6
    • 『街』の原作者、長坂秀佳の自伝エッセイ。

ラジオドラマ[編集]

文化放送ラジオ大阪の『佐竹・林原の無法塾』内でこのゲームのドラマ『第Qの男 〜QはquestionのQ〜』が放送された。のちにCDが3巻発売された。ゲーム中では脇役であった小糸亜弓、パトリック・ダンディが主役となっている。他にもゲームでの主役達が登場するがストーリーや設定がゲームと若干異なる。また、諸々の都合からゲーム版とキャスティングも違っており、実写で俳優が主な活動のタレントのキャスティングで占めていたゲーム版に比べると、ラジオドラマということもあり本業が声優のキャストが多い。

ストーリー[編集]

高校教師の小糸亜弓を突如口説いてきた"自称"米軍パイロットのパトリック・ダンディ。姿も言動もうそ臭く、しつこく迫るダンディを最初は疎ましく感じる亜弓だったが、だんだんダンディに惹かれていき、彼の言葉に踊らされていく。亜弓とダンディの恋の行方は?

声の出演[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 小城由都 (2006年7月26日). “業界に一石を投じたジャンル“サウンドノベル”を今一度振り返る (2/2)” (日本語). ITmedia Moblie +D Games. アイティメディア. 2019年7月28日閲覧。
  2. ^ a b 日本ゲーム大賞
  3. ^ a b 【ゲームジャンル別総選挙 第5回】アドベンチャーゲーム総選挙の結果発表! 1位は科学アドベンチャーシリーズのあのタイトル!!” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2017年6月19日). 2019年7月28日閲覧。
  4. ^ 巡回中にゲームセンターで好きなゲームを見つけて遊びたいとおもうことことがあるが最終的には仕事を優先する。
  5. ^ 「雲烟過眼」『街 公式ガイド ZAP'S』チュンソフト、1998年3月1日、135頁。ISBN 9784924978089
  6. ^ 作中の人気刑事ドラマ「独走最善線」第41話『本物のヤクザはどっち?』の回の登場人物のひとり、岩松組組長「岩松斬治郎」のこと。麻薬の恐ろしさに嫌気がさした岩松は麻薬だけをシノギにしないヤクザを目指している設定
  7. ^ 殺される役が多かっただけに「相手を殺害するシーンで『相手だけが死ぬ』のに自分も同士討ちにあったように死んでしまう演技」をするなど癖が抜けきっていない。
  8. ^ 階段から転げ落ちた際には「多少、腰を打っただけ」など、比較的軽傷で済ませ、馬部も我慢できると語っていた。
  9. ^ 「子供の頃から、周囲に掴まるものがないと入れない」と語っている。
  10. ^ みちるいわく、おちょこ一杯でも駄目になる。
  11. ^ 父親の名前は正和。息子曰く、ガンコ親父であり、学生運動に参加するのは全く想像できないほど厳しい人物の模様。
  12. ^ 本人いわく、自分の意思で参加したのではなく、大学の自治会や予算や部室の確保のためにサークルから新入生を送り出す形で参加させられたという(日曜日いわく、人身御供)。
  13. ^ 作中の解説によると1997年3月11日に東海村(茨城県東部に位置する村)にある動力炉・核燃料開発事業団(動燃)のアスファルト固化処理施設で火災が発生、37人の作業員が被爆し、日本の原子力開発史上最大の事故と呼ばれた事件。
  14. ^ 名前の由来は「中島」は母親の旧姓であり、「哲雄」は祖父の名前から、取った。つまり実質的に祖父のフルネームを拝借した。
  15. ^ このことから父を選んだ母も好きではないと語っている。
  16. ^ 常用しているため、通常の服用量では効果がなくなっている。
  17. ^ 作中で判明している限り、柔道、剣道、合気道、空手、日本拳法。中国拳法、ボクシング、テコンドーを習った。
  18. ^ 本人いわく、鼻を2回足を2回腕を1回鎖骨を1回折り、失神3回入院2回吐血1回血尿3回体験し、自分の歯を年の数だけ失ったという。
  19. ^ 洋一から体重を聞かれたさいには鯖を読んで誤魔化すなど。
  20. ^ 洋一に怒られて落ち込みすぎたことでバイトを忘れて、無断欠勤しかけるなど。作中の解説でも「デートを楽しみすぎても忘れていたかも」と言われている。また、仕事で自転車に乗っての配達中にも関わらず、あまりの空腹状態に我慢ができなくなり、偶然見つけたコンビニで食べ物を買うために自転車ごと突っこむなどのこともした。
  21. ^ 当然、「18歳になってから1ヶ月が経った」ことをいみし、物語の時代設定が10月であることから、9月生まれであることが分かる。
  22. ^ 作品名は作中で放送されているアニメ「無敵美少女セーラードールズ」のキャラをアレンジして描いた「セクハラ戦士ウェディングナース」とのこと。
  23. ^ 日曜日が言うには、8年も留年した後、別の大学を受け直して、活動家としての道をあゆんだという。
  24. ^ a b c d e 「MAIKING of MACHI 街を創った男たちが語る製作秘話」『街 公式ガイド ZAP'S』チュンソフト、1998年3月1日、171 - 172頁。ISBN 9784924978089
  25. ^ 「無学で、無知で、粗野で、大酒呑みで、独善的で、大胆で、偉大で、物識りで、勉強家で、親分肌で、悪党で、策士で、殺人者で、公僕で、他人で、」と息子に語られている。
  26. ^ しおりいわく、水と油
  27. ^ 敢えて意味不明なことを言って、周りを困惑させ、自分のペースに巻き込む戦略かもしれない、と作中の解説で語られている。
  28. ^ 自分が仕事のついでで、やればいいことを、わざわざサギ山をこきつかって、サギ山にやらせるなど。
  29. ^ ただし、業界のやり方や仕来たりなどを熟知しているだけに、サギ山が(業界なら珍しくない)無茶をやらされても微笑ましい(サギ山からすれば嫌味な)顔をするなど言うほど親身になれていない所もある。
  30. ^ 市川曰く、「彼らに出来るのは一流大卒の頭で予算とスケジュールをチェックし、ワガママ女優にゴマをすることだけ」。
  31. ^ 亜美いわく、パスコの下のフラワーショップ。
  32. ^ 演じた谷口の公表プロフィールは身長147cm、B87/W57/H86。
  33. ^ 滝沢修 (2005年9月9日). “ドワンゴ、iモード用サウンドノベル「街」とRPG「風来のシレン WANA」を配信” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2019年2月24日閲覧。
  34. ^ チュンソフトの名作タイトル『街』&『風来のシレンWANA』が10月よりiモードに登場!” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA (2005年9月9日). 2019年2月24日閲覧。
  35. ^ a b c d e 「What's Another STORY 長坂秀佳インタビュー」『街 公式ガイド ZAP'S』チュンソフト、1998年3月1日、6頁。ISBN 9784924978089
  36. ^ a b c d e f g h i 稲元徹也 (2018年10月15日). “【特別企画】発売20周年なので、「サウンドノベル 街」をどこよりもディープに振り返ってみる” (日本語). GAME Watch. インプレス. 2019年8月3日閲覧。
  37. ^ a b 街 〜運命の交差点〜 まとめ [セガサターン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年1月25日閲覧。
  38. ^ a b 街 〜運命の交差点〜 まとめ [PS]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年1月25日閲覧。
  39. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、 803頁、 ASIN B00J16900U
  40. ^ a b c d e f 信濃川あずき、梅津爆発、カワチ、kbj (2018年1月22日). “『サウンドノベル 街 -machi-』20周年をお祝い。色あせない実写サウンドノベルの魅力を紹介【周年連載】” (日本語). 電撃オンライン. KADOKAWA. 2019年8月3日閲覧。
  41. ^ a b c d e 御簾納直彦 (2018年9月26日). “「サウンドノベル 街 -machi-」とはいかなる作品だったのか。20周年を迎えた今,その魅力を語りたい” (日本語). 4Gamer.net. Aetas. 2019年8月3日閲覧。
  42. ^ 「6月16日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 上巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月16日、 66頁。
  43. ^ 「6月30日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 中巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月30日、 5頁。
  44. ^ 稲元徹也 (2010年1月23日). “4Gamer×ゲーマガ連動企画第1弾! 今だから話せるサウンドノベル「428 -封鎖された渋谷で-」の秘密を,総監督イシイジロウ氏に直撃!” (日本語). 4Gamer.net. Aetas. 2019年7月28日閲覧。

関連項目[編集]

ゲーム
428 〜封鎖された渋谷で〜
2008年12月にチュンソフトより発売されたサウンドノベル。本作と世界観を共有しており、直接の続編ではないものの本作から約10年後の渋谷が舞台となっている。
タイムトラベラーズ
2012年7月にレベルファイブより発売されたアドベンチャーゲーム。開発スタッフを同じくする『428』と世界観を共有しており、同作から約20年後(『街』から数えると約30年後)の渋谷が舞台となっている。
ドラマ
透明少女エア
本作と同じく長坂秀佳が原作・脚本を担当したテレビドラマ。本作の中にも「透明な少女」について言及される箇所がいくつかある。
なお、同作の放映当初、エアが本作続編の主人公の1人となる予定であると発表されていた。
特捜最前線
長坂秀佳が脚本担当の1人であった刑事ドラマ二谷英明が演じる特命課課長・神代恭介の後日談が本作品で触れられている。

外部リンク[編集]