サイモン・ガーデンフォース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サイモン・ガーデンフォース
生誕 Simon Michael Gärdenfors
(1978-03-23) 1978年3月23日(46歳)[1]
ヤルップ(スウェーデン語)[2]
国籍 スウェーデン
職業 漫画家スタンダップコメディアンラップデュオ
代表作

サイモンの120日(スウェーデン語)(2008年)、『死んだ友達(スウェーデン語)(2012年

[3])、『Hobby』(2014年)
Peter Gärdenfors(スウェーデン語) (父)
親戚 Ulf Gärdenfors(スウェーデン語) (おじ)
公式サイト gardenfors.blogspot.se
テンプレートを表示

サイモン・ミカエル・ガーデンフォーススウェーデン語: Simon Michael Gärdenfors 1978年3月23日[1] - )は、スウェーデン南部スコーネ県ヤルップ(スウェーデン語)出身[2]の連載漫画家、ラッパー、テレビの司会者、ラジオの司会者である[4]。父ペーテル(スウェーデン語)は哲学者である[5][6]

概要[編集]

サイモン・ガーデンフォース(左)とカーレ・ソーン。

ガーデンフォースは漫画を丸いアイコンのようなスタイルで描き、その内容はしばしば現実的または自伝的である。グラフィック小説3作と、スウェーデンのコミック集『ガラゴ』(Galago)にいくつかの短い作品を掲載している[7]

最もよく知られた漫画作品は、スウェーデン外務大臣のアンナ・リンド殺害について無罪判決を受けたパー・オロフ・スベンソンを描いた。ガーデンフォースはルンド滞在中にスヴェンソンに会い、虚言癖の主題として自身のコミックに含めたと語っている[要出典]。2005年には著書『Lura mig』(仮題:だましてみろ)を出し、著者が〈神話マニア〉と見なしたさまざまな人々から聞き取ったインタビュー記事と、このイベントのメディア報道についてのコメント[要説明]が含まれている[要出典]

幼なじみのカーレ・ソーンと共に、アンダーグラウンド・ヒップホップデュオ「ラスパルマス」を組んでいる[要出典]。2004年に『Spökskrivare』(『ゴーストライター』)という曲がラジオでヒットすると、デュオがヒットさせたヒップホップの曲を書いたのは実際にはすべて彼[誰?]であると主張した。彼[誰?]はまた、Frej Larsson(ドイツ語)[8]をフィーチャーしたヒップホップ・プロジェクト「Far & Son」の一員でもある[9]

グラフィック小説『Simons 120 dagar』(仮題:サイモンの120日)は翻訳され、2010年に『The 120 Days of Simon』として#出版された。

2008年、ZTVで『The Simon Gärdenfors skräpkultur-show』(サイモン・ガーデンフォース・ジャンクカルチャー・ショー)という6話シリーズの番組ホストを務め[要出典]、各エピソードでは「ジャンクカルチャー」のさまざまなカテゴリに焦点を当てると、キャンディーラッパー、コミック、ピンボールなどを取り上げた[要出典]

父のペーテル・ヤーデンフォルス[誰?]ルンド大学の哲学者であり、認知科学の教授である[5][6]

主な作品[編集]

丸カッコ内に仮題を示す。

  • 2002年 - Turist (スウェーデン語)ストックホルム:Lystring。(観光客)ISBN 9163131528, 9789163131523OCLC 186435784
  • 2005年 - Lura mig! (スウェーデン語)ストックホルム:Ordfront Galago。(私をだます!)ISBN 9170371148, 9789170371141OCLC 186608056
  • 2006年 - Direkt från Hjärup Seriefrämjandet(編)(スウェーデン語)、マルモ:Seriefrämjandet〈Lantis〉。ISBN 9185161241, 9789185161249OCLC 225809363
  • 2008年 - Simons 120 dagar: en tecknad resa genom Sverige : serieroman (スウェーデン語)Ordfront Galago。(サイモンの120日=小説)。ISBN 9789170373688, 917037368XOCLC 227511098。2019年再版。
    • 英語版はNowak Naomi(訳)The 120 Days of Simon: a graphic odyssey through Sweden(2010年、ジョージア州Marietta:Top Shelf Productions、ISBN 978-1-60309-050-6
  • 2009年 - Nybuskis (スウェーデン語)ストックホルム:Ordfront Galago。(Neo-Farce)。ISBN 9789198253559, 9198253557OCLC 943738275。ウェブサイトで泊めてくれる人を募集し、見ず知らずの人と一宿一飯の関係を築いた体験を綴った。
  • 2012年 - Död kompis: [en serieroman] (スウェーデン語)、マルモ:Egmont kärnan。(死んだ友達=ヤングアダルト小説)。ISBN 9789174056921, 9174056921OCLC 1028510694
    • 改題再版は2019年、Lystring版。
    • スペイン語版はAmigo muerto (スペイン語) Mónica Corral Frías、Martin Lexell(訳)、マドリード:Liana Editorial。
    • イタリア語版はIl mio amico morto (イタリア語)Samanta K Milton Knowles(訳)、ローマ:Coconino Press、2021年。
  • 2014年 - Hobby (スウェーデン語)、ストックホルム:Ordfront Galago。(趣味)

ISBN 978-91-7037-788-4

共著
共著者の漫画家、イラストレーター(姓のアルファベット順、リンク先はウィキデータ):

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b Simon Michael Gärdenfors” (スウェーデン語). Ratsit. 2022年1月6日閲覧。
  2. ^ a b Simon Gärdenfors” (スウェーデン語). Galago. 2014年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年3月23日閲覧。
  3. ^ Lönnlöv, Sebastian (2012年4月16日). “Välgjort och snyggt om en kompis som dog” [よく書いた、死んだ友人について] (スウェーデン語). Litteraturmagazinet. 2021年12月12日閲覧。
  4. ^ Simon Gardenfors” (英語). Top Shelf Productions. 2010年5月19日閲覧。著者紹介
  5. ^ a b Simon Gärdenfors (2013年3月24日). “Nytt avsnitt: Arkiv Samtal del 37! Min pappa, Peter Gärdenfors är gäst.” (スウェーデン語). gardenfors.blogspot.com. 2014年3月23日閲覧。本人自身のブログ投稿
  6. ^ a b Peter Gärdenfors”. Filosofiska institutionen, Lunds Universitet. 2022年1月6日閲覧。
  7. ^ Galago 2009, OCLC 938246881.
  8. ^ バンドは「Slagsmålsklubben(ドイツ語)
  9. ^ Far & Son - Panik” (スウェーデン語). Spotify. 2022年1月6日閲覧。
  10. ^ Stengård, Benjamin (2007). “Beläte” (スウェーデン語). Galago : tidsmagasinet 2007: 31–53. OCLC 938024701. 
  11. ^ リーヴ・ストロームクヴィスト『禁断の果実 : 女性の身体と性のタブー』相川千尋(訳)花伝社、共栄書房 (発売)、2018年。ISBN 978-4-7634-0872-3, 4763408720OCLC 1083612076。原題は『Kunskapens frukt. L'origine du monde.』