サイダーのように言葉が湧き上がる

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サイダーのように言葉が湧き上がる
監督 イシグロキョウヘイ
脚本 イシグロキョウヘイ
佐藤大
原作 フライングドッグ
出演者 市川染五郎
杉咲花
潘めぐみ
花江夏樹
梅原裕一郎
中島愛
諸星すみれ
神谷浩史
坂本真綾
山寺宏一
音楽 牛尾憲輔
主題歌 never young beach
『サイダーのように言葉が湧き上がる』
撮影 棚田耕平
関谷能弘
制作会社 シグナル・エムディ
サブリメイション
製作会社 『サイダーのように言葉が湧き上がる』製作委員会
配給 松竹
公開 日本の旗2021年7月11日
中華人民共和国の旗2020年7月25日上海国際映画祭
上映時間 87分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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サイダーのように言葉が湧き上がる』(サイダーのようにことばがわきあがる)は、日本長編アニメーション映画[1]。アニメ音楽レーベル「フライングドッグ」の設立10周年記念作品[1]

概要[編集]

何の特徴もないショッピングモールで出逢った、人と付き合うのが苦手な俳句少年・チェリーとコンプレックスをマスクで隠す少女・スマイルが言葉と音楽で距離を縮めていく姿を描く[1]

監督は本作がアニメ映画初監督となるイシグロキョウヘイ[1]。主人公のチェリーの声を歌舞伎俳優の市川染五郎、ヒロイン役のスマイルの声を女優の杉咲花が務める[1]。なお、市川染五郎は初映画、初主演での声優初挑戦となる[1]

おおのいもによるコミカライズが『月刊コミックアライブ』(KADOKAWAメディアファクトリーブランド))2020年1月号(2019年11月27日発売)から先行連載されている[2]。また、コミックス1巻が2020年4月23日に、小説も同月に発売された。

当初は2020年5月15日に公開予定であったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う日本政府による発表を受け、公開を延期としていた[3]。その後、続報はなかったが、同年11月4日2021年6月25日に公開すると発表され[4]、最終的には2021年7月22日に公開されることが発表された[5]

あらすじ[編集]

人とのコミュニケーションが大の苦手で、他人からの話しかけに応じないように常にヘッドホンをしている少年・チェリーは、趣味の俳句に自分自身の思いを乗せていた。一方、動画配信者である少女・スマイルは前歯矯正中によりその大きな前歯を隠すためにいつもマスクを着用し、“カワイイ”をコンセプトにした動画を世間に配信していた。自分自身に何らかのコンプレックスを抱えている両者は、ある日ショッピングモールで出逢ったことがきっかけ少しずつ近づいていくが、ある出来事を境にその距離が離れていくようになる。

登場人物[編集]

チェリー
声 - 市川染五郎
人とのコミュニケーションが苦手な少年。17歳。本名は 佐倉 結以(さくら ゆい)。
他人から話しかけられないように常にヘッドホンをつけている。コミュニケーションが苦手な分、自分の思いを趣味である俳句に乗せている。
スマイル
声 - 杉咲花
現役JKキュリオス。18歳。本名は 星野 ユキ(ほしの ゆき)。
“カワイイ”をコンセプトにした動画を「キュリオ・ライブ」で配信し人気を得ている。元々は「スマイル・フォー・ミー」という名で三姉妹で配信をしていたが、現在はソロで活動している。矯正中の前歯を隠すためにいつもマスクをつけている。
ビーバー
声 - 潘めぐみ[6]
チェリーの友人。金髪の刈り上げと小麦色の肌、青い瞳が特徴。
小学六年生で、大のいたずら好き。メキシコと日本のハーフで、日本語は書けない。
ジャパン
声 - 花江夏樹[6]
チェリーの友人。
アイドルオタク。特に天及川ヒカル(通称 ヒカルン)の大ファン。
タフボーイ
声 - 梅原裕一郎[6]
チェリーの知人。名前は 靖幸(やすゆき)。
見た目に寄らず、素直な性格。あき子に想いを寄せているが、当のあき子は「タフボーイってダサいよね」と小説で回想している。
ジュリ
声 - 中島愛[6]
スマイルの姉。18歳。くせっ毛と大きなメガネが特徴。
三姉妹の長女。マイペースな性格だが、妹たちのことをとても大切に思っている。ブランド等のファッションに詳しい。
マリ
声 - 諸星すみれ[6]
スマイルの妹。中学三年生。2つのお団子頭が特徴。
少しあどけなさが残る三姉妹の末っ子。ネットゲームが好き。
紘一
声 - 神谷浩史[7]
まりあ
声 - 坂本真綾[7]
チェリーの母。ぎっくり腰で「陽だまり」のパートに行けなくなったため、チェリーに代わってもらっている。
フジヤマ
声 - 山寺宏一[6]
チェリーの俳句の師匠。
想い出のレコードを探し続けている。
藤山つばき
声 - 井上喜久子[8]
想い出のレコードを探しているフジヤマの娘。  

スタッフ[編集]

  • 原作:フライングドッグ
  • 監督・脚本・演出:イシグロキョウヘイ
  • 脚本:佐藤大
  • キャラクターデザイン・総作画監督:愛敬由紀子
  • 音楽:牛尾憲輔
  • 主題歌:never young beach『サイダーのように言葉が湧き上がる』[7]
  • 劇中歌:大貫妙子『YAMAZAKURA』[7]
  • 演出:山城智恵
  • 作画監督:金田尚美、エロール・セドリック、西村郁、渡部由紀子、辻智子、洪熙昌、小磯由佳、吉田南
  • 原画:森川聡子
  • プロップデザイン:小磯由佳、愛敬由紀子
  • 色彩設計:大塚眞純
  • 美術設定・レイアウト監修:木村雅広
  • 美術監督:中村千恵子
  • 3DCG監督:塚本倫基
  • 撮影監督:棚田耕平、関谷能弘
  • 音響監督:明田川仁
  • アニメーションプロデューサー:小川拓也
  • 配給:松竹
  • アニメーション制作:シグナル・エムディサブリメイション
  • 製作:『サイダーのように言葉が湧き上がる』製作委員会

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f “市川染五郎×杉咲花が声優に 劇場オリジナルアニメ『サイダーのように言葉が湧き上がる』公開決定”. Real Sound (株式会社blueprint). (2019年12月23日). https://realsound.jp/movie/2019/12/post-465713.html 2019年12月24日閲覧。 
  2. ^ “コミックアライブ 2020年1月号(バックナンバー)”. 月刊コミックアライブ オフィシャルサイト (KADOKAWA). https://comic-alive.jp/magazine/alive-7644.html 2020年1月10日閲覧。 
  3. ^ “アニメ映画『サイダーのように言葉が湧き上がる』公開延期”. Yahoo!. (2020年4月14日). https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200414-00000354-oric-ent 2020年4月14日閲覧。 
  4. ^ 劇場版オリジナルアニメ『サイダーのように言葉が湧き上がる』公式サイト” (日本語). 劇場版オリジナルアニメ『サイダーのように言葉が湧き上がる』公式サイト. 2020年11月4日閲覧。
  5. ^ “サイダーのように言葉が湧き上がる:7月22日公開 イシグロキョウヘイ監督、佐藤大脚本の劇場版アニメ”. まんたんウェブ (株式会社MANTAN). (2021年3月27日). https://mantan-web.jp/article/20210327dog00m200041000c.html 2021年3月27日閲覧。 
  6. ^ a b c d e f “市川染五郎×杉咲花「サイコト」に山寺宏一、潘めぐみ、花江夏樹、梅原裕一郎ら”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年2月6日). https://natalie.mu/eiga/news/366096 2020年2月7日閲覧。 
  7. ^ a b c d “サイダーのように言葉が湧き上がる:劇場版アニメの声優に神谷浩史、坂本真綾 主題歌は「never young beach」 大貫妙子が劇中歌担当”. まんたんウェブ (株式会社MANTAN). (2020年2月25日). https://mantan-web.jp/article/20200224dog00m200029000c.html 2020年2月26日閲覧。 
  8. ^ “サイダーのように言葉が湧き上がる:17歳が主人公の劇場版アニメに井上喜久子参戦 「誰でもこころは17歳!!」”. まんたんウェブ (株式会社MANTAN). (2020年2月17日). https://mantan-web.jp/article/20200216dog00m200032000c.html 2020年2月17日閲覧。 

外部リンク[編集]