サイコドリーム

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サイコドリーム
ジャンル 横スクロールアクション
対応機種 スーパーファミコン
開発元 ライオット
発売元 日本テレネット
プロデューサー 山本雅康
福島孝
ディレクター 西健一
シナリオ 西健一
西崎まりの
プログラマー 山本雅康
音楽 なるけみちこ
美術 西崎まりの
加藤清文
人数 1人
メディア 8メガビットロムカセット[1]
発売日 日本 199212111992年12月11日
その他 型式:SHVC-PY
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サイコドリーム』(Psycho Dream)は、スーパーファミコン用ゲームソフト。ジャンルはアクションゲーム。 当初このゲームは北米向けにも『Dream Probe』のタイトルで販売される予定だったが、発売中止となった[2]

ゲーム内容[編集]

アイテム[編集]

プレイヤーはこれらのアイテムを用いることにより、三段階までにフリークアウト(変体)することが可能である。

  • グリーンプロテイン
  • ピンクプロテイン
  • パープルプロテイン
  • イエロープロテイン
  • ブループロテイン
  • レッドプロテイン
三段階のフリークアウトを完成させた後に取得すると、トランスミューテーション(完全変体)という最終形態になることが可能である[3]

設定[編集]

ストーリー[編集]

いつの頃からか定かではないが、世界には精神遊離剤と感覚接続器を介して人間に仮想の世界を体験させる娯楽「Dムービー」が存在していた。それは1980年代初頭時点ではまだ噂話程度にしか知られていなかったが、10年とかからずに世間に普及、特に若者の間で流行となっていった。

このDムービーの流行は理想の世界に行ったきり現実へ戻ってこなくなる若者を無数に生み出した。「シンカー」と呼ばれるそういった若者らは、精神だけは理想の夢の中で過ごしているが現実の肉体は眠ったまま呼吸以外に何もしない状態にあり、当然長くは生存し得ない。しかしそれを承知でシンカーになる者は後を絶たなかった。

こういった事態への対策に国家公安委員会は公安四課、通称「ダイアモンドの犬」を1984年に組織。Dムービーに耐性のある人間をシンカーの精神に潜入させ、もはや自発的には戻ることのない彼らの連れ戻しにあたらせていた。この連れ戻し役の名を「デバッガー」と言う。

1992年、17歳の少女柚木沙耶香(ゆうき さやか[4])がシンカーとなった。彼女が選んだDムービーはデヴィッド・ヴィスコンティ監督作品「廃都物語」。沙耶香の精神を連れ戻す為、彼女の元へ二人のデバッガー、シジマ・リョウとトバリ・マリアが派遣された。

シンカーを連れ戻す作業は危険を伴う。もしも作業途中でシンカーの命が尽きればその精神世界内にいるデバッガーの精神もただではすまないのだ。シンカーとなってから経過した三日の時間ともともとの病弱さのため、あと24時間もすれば沙耶香は死ぬだろう。はたして、リョウとマリアは沙耶香の精神を連れ戻せるのか。

用語[編集]

シンカー
ブレインアウト

キャラクター[編集]

味方[編集]

シジマ・リョウ
主人公(プレイヤーキャラクター)の一人である剣士[2]
トバリ・マリア
天使のチカラを使う戦士[2]。武器は主に鞭と金属製の爪[2]
柚木沙耶香

モンスター[編集]

以下のモンスターを倒す際は制限時間が存在するため、できるだけ早く倒すことが推奨されている。

  • アステロスライム
  • ピピーパイロ
  • アネモニー
  • パイロファイル
  • リーピングデヴィル
  • ファイアーウィップ
  • ゴルゴニアン

他機種版[編集]

No. タイトル 発売日 対応機種 開発元 発売元 メディア 型式 売上本数
1 サイコドリーム
プロジェクトEGG
日本 201204242012年4月24日
Windows ライオット サンソフト ダウンロード - -

スタッフ[編集]

  • トータル・デザイン:西崎まりの
  • 音楽:なるけみちこ[5]
  • 効果音:森賢一
  • プログラム:山本雅康[6]
  • デザイン・ディレクター、CGメイン・キャラクター・デザイン:加藤清文
  • CGクリーチャー・デザイン:斎藤公明、加藤清文、岩田隆樹
  • CGマップデザイン:加藤清文、鈴木敦志、斎藤公明
  • デモンストレーション・デザイン:斎藤公明
  • プロダクション・マネージャー:菊池栄二
  • ストーリー:西健一、西崎まりの
  • ディレクター:西健一
  • プロモーション・ユニット
    • プロデューサー:三浦智子
    • アシスタント・プロデューサー:吉岡たかを、鈴木正芳、むらたかずひこ
    • デザイン:おおたただし、いそやまけいこ、みぞかみあきこ
    • CF/VTRクルー:かねこまさひこ、ほそきみつひさ、いのぐちようこ
  • エグゼクティブ・プロデューサー:小川史生
  • マニュアル&パッケージ:おおのまさひさ、馬上禎樹
  • デザイン・ライティング:あべひろみ、西崎まりの
  • パッケージ・デザイン:IR
  • スーパーバイザー:しみずあきら
  • プロデューサー:山本雅康、福島孝

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体 結果
ファミ通 18/40点[7]
ファミリーコンピュータMagazine 17.43/30点[1]
(総合292位)

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では合計18点(満40点)[7]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、17.43点(満30点)となっている[1]。この得点はスーパーファミコン全ソフトの中で292位(323本中、1993年時点)となっている[1]。また、同雑誌1993年8月情報号特別付録の「スーパーファミコンオールカタログ'93」では、「ホラーやスプラッター映画に出てきそうなグロテスクな敵キャラがウリの、縦横スクロールアクション」と紹介されている[1]

項目 キャラクタ 音楽 操作性 熱中度 お買得度 オリジナリティ 総合
得点 2.87 3.13 2.87 3.00 2.74 2.83 17.43

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e 「8月情報号特別付録 スーパーファミコンオールカタログ'93」、『SUPER FAMICOM Magazine』、徳間書店1993年8月1日、 12頁。
  2. ^ a b c d Basic game overview”. Video Game Den. 2011年5月15日閲覧。
  3. ^ サイコドリーム for コンシューマ(プロジェクトEGG)”. 2012年9月6日閲覧。
  4. ^ ソフト付属の説明書に記載された読み。
  5. ^ Composer information”. SNESMusic.org. 2012年1月17日閲覧。
  6. ^ Release information”. GameFAQs. 2011年5月15日閲覧。
  7. ^ a b サイコドリーム まとめ [スーパーファミコン]/ ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年11月5日閲覧。

外部リンク[編集]