サイコトリア・ヴィリディス

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サイコトリア・ヴィリディス
Psychotria-viridis-clipped.jpg
鉢植えされた若いサイコトリア・ヴィリディスで、まだ背が低く、繁殖のために切り分けられたばかり。
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク類 Asterids
: リンドウ目 Gentianales
: アカネ科 Rubiaceae
: ボチョウジ属 Psychotria
: P.viridis
学名
Psychotria viridis
Ruiz & Pav.
シノニム
  • Palicourea viridis (Ruiz & Pav.) Schult.
  • Psychotria glomerata Kunth
  • Psychotria microdesmia Oerst.
  • Psychotria trispicata Griseb.
  • Uragoga glomerata (Kunth) Kuntze
  • Uragoga microdesmia (Oerst.) Kuntze
  • Uragoga trispicata (Griseb.) Kuntze
  • Uragoga viridis (Ruiz & Pav.) Kuntze[1]

サイコトリア・ヴィリディス(Psychotria viridis)は[2]アカネ科多年生低木である。ケチュア語で、チャクルーナ(chacruna, chacrona)。chaqruyは混ぜるという意味である。本種の葉はアヤワスカという幻覚性の調合茶に用いられる[2]

本種は、エクアドルに生息するPsychotria carthagenensis英語版(samiruka、amirucaとも呼ばれる)と密接な関係がある。本種との違いは、本種では葉の茎の根元まで葉の縁が広がっている[3]

エクアドルではディプロプテリス・カブレラナ (Diplopterys cabrerana) をチャクルーナと呼ぶ[要出典]

説明[編集]

植物の特徴。

サイコトリア・ヴィリディスは、約5 m (16 ft)の高さまで成長する。枝の直径は約2 m (6 ft 7 in)[4][信頼性要検証]

栽培[編集]

本種は、USDAハーディネスゾーンで10以上ならば耐えることができる[5][信頼性要検証]

挿し木が最も簡単である[6]。葉っぱ1枚でさえ、挿し木に十分である[6]。発芽率は1%と低いため[6]、種子からでは難しい。種子は、1グラム当たりでは数は50粒ほどである[5][信頼性要検証]

伝統医学[編集]

ペルーのマチゲンガ族英語版では、葉の汁を目薬にして片頭痛の治療に用いる[6]

アルカロイド[編集]

乾燥した本種は約3%のジメチルトリプタミン (DMT) を含有する[2]

β-カルボリンN-メチルトリプタミン英語版のような他のアルカロイドも含まれる。アルカロイドは、朝に最高濃度となると言われている。[6]

本種の葉はアヤワスカという幻覚性の調合茶に用いられる[2]

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ Catalogue of Life : 2008 Annual Checklist : Psychotria viridis Ruiz & Pav.”. www.catalogueoflife.org. 2008年5月4日閲覧。
  2. ^ a b c d 石川勇一「アマゾン・ネオ・シャーマニズムの心理過程の現象学的・仏教的研究」、『トランスパーソナル心理学/精神医学』第15巻第1号、2016年2月、 62-86頁、 NAID 40020957856
  3. ^ Psychotria viridis Information”. www.kadasgarden.com. 2017年4月7日閲覧。
  4. ^ Psychotria viridis”. 2008年5月4日閲覧。
  5. ^ a b Psychotria viridis in Profile”. www.b-and-t-world-seeds.com. 2008年5月8日閲覧。
  6. ^ a b c d e Rätsch, Christian. Enzyklopädie der psychoaktiven Pflanzen. Botanik, Ethnopharmakologie und Anwendungen.. p. 15. ISBN 978-3-85502-570-1.