コース (ゴルフ)

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レイアウト例:
(1)ティーインググラウンド (2)川 (3)ラフ (4)OB(Out of Bounds) (5)バンカー (6)池 (7)フェアウェイ (8)グリーン (9)ピン (10)カップ

コースcourse)とは、ゴルフを競技するために決められた区域のこと。ホールとも呼ばれる。18ホールなどのコース施設の総称として用いられることもある(この用法については、ゴルフ場を参照)。

概要[編集]

コースは、ティーインググラウンドスルーザグリーンハザードグリーンに区分される。コース外のことをOB(オービー、Out of Boundsアウト・オブ・バウンズ)の略)と呼ぶ。

ティーからグリーン中央までの距離を「全長」と呼び、それによってパー(基準打数)の数が決まる。男子の場合は250ヤード以下がパー3、251-470ヤードがパー4、471-690ヤードがパー5、691ヤード以上がパー6となり、女子の場合は210ヤード以下がパー3、211-400ヤードがパー4、401-575ヤードがパー5、576ヤード以上がパー6となる。日本ではパー3のコースを「ショートホール」、パー4のコースを「ミドルホール」、パー5のコースを「ロングホール」と呼ぶが、日本以外ではほとんど使われていない。なお、全長はティーからグリーン中央までの直線距離ではなく、理想的なショットを図面上で見た場合の距離の合計で測られる。パー3のコースの場合、1打目、2打目、3打目の理想的な落下地点を直線で結んだ距離の合計が全長となる。この際にコース上の起伏は考慮されない。また、実際にゴルファーが歩く距離はボールが飛ぶ方向に依存するため、コースの全長より長くなる(ホールインワンを出した場合などを除く)。

ティーインググラウンド[編集]

1打目を打つためのスタート地点をティーインググラウンド(Teeing ground)と呼ぶ。1打目はティーの上にボールを置き(ティーアップ)打つことができる。もし1打目でOBになって打ち直しとなった場合でも、ティーアップはできる。

2個のティーマーカーを結ぶ直線から後方にクラブ2本分の距離がティーインググラウンドになる。コースには複数のティーインググラウンドが設置されており、競技によって使用個所が変わる。レディースティー、フロントティー、レギュラーティー、バックティーなどがある。

スルーザグリーン[編集]

コース上の、ティーインググラウンド、ハザード、グリーン以外の区域をスルーザグリーン(Through the Green)と呼ぶ。主に フェアウェイ(芝が短く刈り込まれている区域)とラフ(芝が長い状態の区域)からなる。

ハザード[編集]

ハザード(Hazard)はコース上に設置されている危険区域のこと。バンカーウォーターハザードラテラルウォーターハザードとがある。

バンカー[編集]

バンカー(Bunker)はコース上に設置された窪地。砂が敷き詰められている場合が多い。

ウォーターハザード[編集]

、溝、排水路など、水に関連する区域。水の中だけではなくと線で位置が指定されており、それより内側は地面や橋の上でもウォーターハザード(Water Hazard)に含まれる。指定区域外の水たまりなどはカジュアルウォーターと呼ばれ、ウォーターハザードには含まれない。ボールが打ちやすいところで止まれば、ペナルティ無しでそのまま打つことが可能。

ラテラルウォーターハザード[編集]

コースに平行に流れる川など、救済措置が困難と判断されたウォーターハザードをラテラルウォーターハザード(Lateral Water Hazard)と呼ぶ。

グリーン[編集]

グリーン(Green)はパターによるショット(パッティング)のために設置された区域。カップ(ホール)が準備されている。

カップ・ホール[編集]

グリーン上に設けられた、直径4.25インチ、深さ4インチの穴をカップ(Cup)またはホール(Hole:規則上ではホール)と呼ぶ。この穴にボールを入れることがゴルフの目的である。

関連項目[編集]