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ゴメザ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゴメザ
ゴメザ・レクーパ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 単子葉植物綱 Liliopsida
: ラン目 Orchidales
: ラン科 Orchidaceae
: Cymbidieae
亜連 : オンシジウム亜連 Oncidiinae
: ゴメザ属 Gomesa
学名
Gomesa
シノニム
  • Sigmatostalix
  • Ornithophora
和名
ニンギョウラン
(人形蘭)

ゴメザ、ゴメサ(学:Gomesa)はラン科に含まれる属の一つ。または、ゴメザ属に含まれる植物の総称。洋ランとして親しまれる[1]

特徴

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南アメリカ原産で、偽鱗茎葉腋部分から花茎を立ち上げ、複数輪花を着花する。個々の花自体は小振りだが、大きな株になると株の周囲を取り囲むように開花するので、見ごたえがあり、僅かだが香りも楽しめる。オンシジウムと近縁種だが、耐寒性はオンシジウムほどではなく、寒さにやや弱いので冬季の管理には注意が必要[1]

栽培方法

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植え付けは4〜5月に行う。用土の加湿状態を嫌う為、ミズゴケなどに植え付けると良い。成長期は4〜5月で、この状態は水切れに気を付けて栽培する。液体肥料を施肥しても良い。12月頃に花茎が伸びてくる。この状態に乾燥状態が継続すると、落蕾の原因になる[2]。日本では流通量が少なく、洋ラン専門店などで探さなければ入手は難しい[1]

名称について

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属名の由来は、ポルトガル人の医師・科学者・植物学者で、ブラジルで本種を研究した、ベルナルディーノ・アントニオ・ゴメスにちなんでいる[3]和名の由来は連なって咲く花が、人形が万歳しているように見える事にちなむ[1]

ラニフェラ種のスケッチ

下位分類

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有名な種を掲載する。参考元はこちら

  • ゴメザ・エキナータ

 (Gomesa echinata)

  • ゴメザ・クリスパ

 (Gomesa crispa)

  • ゴメサ・ハーブネニー

 (Gomesa verboonenii

  • ゴメザ・ラディカンス

 (Gomesa radicans

  • ゴメザ・ラニフェラ

 (Gomesa ranifera

  • ゴメザ・レクーバ

 (Gomesa recurva)

脚注

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  1. ^ a b c d ゴメザ育て方|みんなの趣味の園芸|育て方がわかる植物図鑑」『みんなの趣味の園芸』。2025年1月13日閲覧。
  2. ^ ゴメザの育て方 | 色々な育て方の情報 育て方ボックス”. www.sodatekata-box.jp. 2025年1月13日閲覧。
  3. ^ GKZ植物事典・ゴメサ・エキナータ”. gkzplant.sakura.ne.jp. 2025年1月13日閲覧。