ゴスホークケン

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ゴスホークケン
Goshawk Ken 20080511P1.jpg
2008年5月11日 東京競馬場
欧字表記 Goshawk Ken
品種 サラブレッド
性別
毛色 黒鹿毛
生誕 2005年3月3日
死没 2018年5月20日(13歳没)
登録日 2007年9月13日
抹消日 2011年1月19日
Bernstein
Allthewaybaby
母の父 Grand Slam
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産 Four Horsemen's Ranch
馬主 藤田与志男→藤田在子
調教師 斎藤誠手塚貴久美浦
競走成績
生涯成績 15戦2勝
獲得賞金 7707万6000円
勝ち鞍 JpnI朝日杯フューチュリティステークス(2007年)
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ゴスホークケンは、アメリカ合衆国産まれ、日本で調教されていた元競走馬である。2007年の朝日杯フューチュリティステークス優勝馬。馬名は「ゴスホーク」(英語で「オオタカ」の意味)+「ケン」(日本語の「犬」)に由来。

経歴[編集]

ゴスホークケンは2007年3月アメリカ・オカラにて開催されたブリーダーセールにて、当初バーンスタイン産駒を買い求めに来ていた藤田与志男の目にとまり16万ドル(当時のレートで約1920万円)にて購入される[1]

同年10月デビューを果たした当時吉澤ステーブルでの育成時代から目立った動きを見せており、トレセンでも評判になったため、単勝1.7倍の1番人気に推され、新馬戦を勝ち上がる。新馬戦の後に骨膜が出たため、十分な調教が出来ずに向かった東京スポーツ杯2歳ステークスでは、2戦続けての1番人気に推されたが、かかる仕草を見せ4着に敗退。その後も脚元の不安によりウッドチップでは強い調教ができず、調整は難航したが、折しも開場したばかりのニューポリトラックコースの調教によって、万全の状態で朝日杯を迎えることになった。

1勝馬のゴスホークケンは1/8の抽選を潜り抜け出走を決め、格上挑戦ながら3番人気に推されると、ロケットスタートからそのまま先頭に立ち、メンバー中1位の上がり35.2で逃げ切り2004年マイネルレコルトに次ぐ朝日杯史上2位タイとなる1:33.5の好タイムで優勝。調教師の斎藤は開業2年目、馬主の藤田は活動開始から10年目で、共に初のGI級競走の勝利、騎乗した勝浦正樹にとっては2002年テレグノシス以来5年半ぶり2度目のGI級競走の勝利となった。

この勝利により2007年度のJRA賞最優秀2歳牡馬に選ばれ、陣営は春はNHKマイルカップに照準を定めること、状態・余力次第では日本ダービーへの出走も視野にいれて調整される予定であることを発表、また同賞授賞式での席上では、春の結果次第で秋にブリーダーズカップブリーダーズカップ・マイルもしくは、新設のブリーダーズカップ・ターフスプリントを目標にする予定があることも明かされている[2]

しかし2008年3歳緒戦となるニュージーランドトロフィー・NHKマイルカップいずれも人気に応えられず敗戦。マイル戦でもかかり癖を見せるようになってきたこともあってスプリント戦に矛先を変更も成果はなくこの年未勝利に終わり、先のダービー・ブリーダーズカップなどの構想は全て白紙撤回となった。

その後ゴスホークケンは2009年1月16日斎藤誠厩舎から手塚貴久厩舎へと転厩。転厩後も引き続き短距離路線を使われたが逃げて直線失速し敗戦という内容を繰り返し、朝日杯以降は一度も入着・連対することは無く、2011年ニューイヤーステークス9着を最後に現役引退となった[3]

引退後[編集]

当初は日高スタリオンステーションにて種牡馬として繋養されていたが、日高スタリオンの閉鎖に伴い、2016年からは白馬牧場で繋養された。

2018年5月20日に白馬牧場で大動脈破裂のため、13歳で死亡した[4]

代表産駒[編集]

競走成績[編集]

年月日 競馬場 競走名 頭数 オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
上り3F
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2007 10. 14 東京 2歳新馬 11 1.7 (1人) 1着 田中勝春 55 芝1600m(良) 1:34.9 (34.6) -0.4 (ロングキーブリッジ)
11. 17 東京 東スポ杯2歳S JpnIII 15 2.9 (1人) 4着 田中勝春 55 芝1800m(良) 1:47.9 (35.2) 0.5 フサイチアソート
12. 9 中山 朝日杯FS JpnI 16 6.2 (3人) 1着 勝浦正樹 55 芝1600m(良) 1:33.5 (35.2) -0.4 レッツゴーキリシマ
2008 4. 12 中山 ニュージーランドT JpnII 16 2.3 (1人) 12着 内田博幸 56 芝1600m(良) 1:35.0 (35.1) 1.1 サトノプログレス
5. 11 東京 NHKマイルC JpnI 18 9.5 (4人) 12着 内田博幸 57 芝1600m(稍) 1:35.9 (36.7) 1.7 ディープスカイ
7. 6 函館 函館スプリントS JpnIII 16 10.4 (3人) 5着 松岡正海 53 芝1200m(良) 1:09.0 (36.2) 0.6 キンシャサノキセキ
8. 31 札幌 キーンランドC JpnIII 16 13.0 (5人) 10着 勝浦正樹 53 芝1200m(良) 1:09.0 (35.0) 1.1 タニノマティーニ
9. 14 中山 京成杯AH GIII 16 8.3 (4人) 15着 柴田善臣 54 芝1600m(良) 1:34.0 (38.1) 1.9 キストゥヘヴン
2009 7. 19 新潟 アイビスSD GIII 18 24.2 (10人) 15着 石橋脩 56 芝1000m(重) 0:57.8 (35.3) 1.6 カノヤザクラ
8. 29 新潟 朱鷺S OP 18 22.3 (11人) 17着 石橋脩 55 芝1400m(良) 1:22.7 (37.1) 1.7 マイケルバローズ
2010 2. 13 東京 バレンタインS OP 16 25.1 (11人) 13着 勝浦正樹 54 芝1400m(稍) 1:23.4 (36.3) 1.3 ゲイルスパーキー
3. 14 中山 東風S OP 14 34.9 (9人) 9着 勝浦正樹 55 芝1600m(良) 1:34.5 (35.6) 0.6 フィフスペトル
5. 29 東京 欅S OP 16 32.3 (8人) 16着 伊藤直人 55 ダ1400m(良) 1:27.2 (39.8) 3.7 ナムラタイタン
6. 27 福島 福島テレビOP OP 16 34.3 (10人) 12着 伊藤直人 55 芝1800m(稍) 1:49.8 (38.3) 2.1 バトルバニヤン
2011 1. 15 中山 ニューイヤーS OP 16 65.4 (12人) 9着 武士沢友治 55 芝1600m(良) 1:33.5 (36.4) 0.6 コスモセンサー

血統表[編集]

ゴスホークケン血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ストームバード系
[§ 2]

Bernstein
1997 鹿毛
父の父
Storm Cat
1983 黒鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
父の母
La Affirmed
1983 鹿毛
Affirmed Exclusive Native
Won't Tell You
La Mesa Round Table
Finance

Allthewaybaby
2000 黒鹿毛
Grand Slam
1995 黒鹿毛
Gone West Mr.Prospector
Secrettame
Bright Candles El Gran Senor
Christmas Bonus
母の母
Lustily
1991 黒鹿毛
Kris S. Roberto
Sharp Queen
Shahriza Cyane
Persian Delight
母系(F-No.) (FN:4-r) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer4×5=9.38%、Secretariat4×5=9.38%、Raise a Native5×5=6.25%、Princequillo5×5=6.25% [§ 4]
出典
  1. ^ [8]
  2. ^ [9]
  3. ^ [8]
  4. ^ [8]


脚注[編集]

外部リンク[編集]