ゴジュウカラ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ゴジュウカラ科
ゴジュウカラ
ゴジュウカラ Sitta europaea
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
: ゴジュウカラ科 Sittidae
: ゴジュウカラ属 Sitta
学名
Sittidae
Sitta Linnaeus, 1758[1]
和名
ゴジュウカラ科[2]
ゴジュウカラ属[2]

ゴジュウカラ科(ゴジュウカラか、Sittidae)は、鳥綱スズメ目に属する科。ゴジュウカラ属のみで本科を構成する。

分布[編集]

ユーラシア大陸アメリカ合衆国アルジェリア北東部、インドネシアオーストラリアカナダ南部、日本パプアニューギニア

形態[編集]

最大種はオニゴジュウカラで、全長19.5センチメートル[3]

分類[編集]

S. leucopsis

S. przewalskii

ムナジロゴジュウカラS. carolinensis

オニゴジュウカラS. magna

ビナンゴジュウカラS. formosa

ズグロゴジュウカラS. azurea

アカハシゴジュウカラS. frontalis

S. oenochlamys

チャガシラヒメゴジュウカラS. pusilla

ヒメゴジュウカラS. pygmaea

ウンナンゴジュウカラS. yunnanensis

S. krueperi

アルジェリアゴジュウカラS. ledanti

ムネアカゴジュウカラS. canadensis

チョウセンゴジュウカラS. villosa

コルシカゴジュウカラS. whiteheadi

イワゴジュウカラS. neumayer

ヒガシイワゴジュウカラS. tephronota

S. arctica

オジロゴジュウカラS. himalayensis

マミジロゴジュウカラS. victoriae

ゴジュウカラS. europaea

S. nagaensis

S. cashmirensis

S. castanea

S. cinnamoventris

S. neglecta

Päckert et al.(2020)より、核DNAのRAG1・ミオグロビン遺伝子およびミトコンドリアDNAのシトクロムb・COI・ND2遺伝子からベイズ法によって推定した本科27種の系統樹[4]

以下の分類・英名は、IOC World Bird List (v10.2)に従う[1]。和名は山階(1986)に従う[2]

生態[編集]

主に森林(イワゴジュウカラとヒガシイワゴジュウカラを除く)に生息する[4]。頭部を下にして木の幹や枝を移動することができる。

昆虫節足動物果実種子などを食べる。夏季は昆虫類、冬季は種子等を主に食べる。秋季に種子を樹皮などの隙間に蓄える種もいる。

繁殖形態は卵生。樹洞や岩の隙間、樹上に巣を作り卵を産む。メスのみが抱卵を行い、その間オスはメスに食物を運ぶ。雛の世話は雌雄共に行う。

人間との関係[編集]

森林伐採(特に松林)による生息地の破壊などにより、生息数が減少している種もいる[3]

参考文献[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b Nuthatches, Wallcreeper, treecreepers, mockingbirds, starlings, oxpeckers, Gill, F & D Donsker (Eds). 2020. IOC World Bird List (v10.2). https://doi.org/10.14344/IOC.ML.10.2. (Downloaded 26 October 2020)
  2. ^ a b c 山階芳麿 「ゴジュウカラ科」『世界鳥類和名辞典』、大学書林、1986年、614 - 617頁。
  3. ^ a b 高木武 「ビナンゴジュウカラ」「オニゴジュウカラ」「キバシゴジュウカラ」「マミジロゴジュウカラ」「ウンナンゴジュウカラ」『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著、講談社、2000年、193 - 194頁。
  4. ^ a b Martin Päckert, Marcella Bader-Blukott, Berit Künzelmann, Yue-Hua Sun, Yu-Cheng Hsu, Christian Kehlmaier, Frederik Albrecht, Juan Carlos Illera, Jochen Martens, "A revised phylogeny of nuthatches (Aves, Passeriformes, Sitta) reveals insight in intra- and interspecific diversifica-tion patterns in the Palearctic," Vertebrate Zoology, Volume 70, Issue 2, 2020, Pages 241 - 262.

関連項目[編集]