コーラル・ブルー (吹奏楽曲)

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コーラル・ブルー 沖縄民謡「谷茶前」の主題による交響的印象」(コーラル・ブルー おきなわみんよう「たんちゃめ」のしゅだいによるこうきょうてきいんしょう CORAL BLUE - A Symphonic Impressions for Band)は、真島俊夫が作曲した吹奏楽曲。1991年度の全日本吹奏楽コンクール課題曲に選ばれている。

概略[編集]

題名の通り沖縄民謡の「谷茶前」を基にして作曲した作品である。作曲者の真島は1985年にも課題曲として「吹奏楽のための交響詩 波の見える風景」を作曲しており(正確には課題曲用にすでに作曲したものを改作、後に改訂をさらに加えて出版した)、課題曲に選ばれたのは本作が2回目である。

曲の構成[編集]

曲の冒頭は、南国沖縄の暑い日差しを思わせる沖縄音階のベルトーンから始まり、次いで木管楽器によってゆったりと谷茶前の主題が奏でられる。(Andante)

不規則に4分の3拍子が織り込まれる原曲「谷茶前節」のリズムを踏襲しながら、一転、アップテンポで主題のバリエーションがたたみ掛けるように流れる。(Allegro Vivace)

中盤からは再びゆったりと谷茶前の主題が歌われ、フィナーレへ向けて木管楽器のグリッサンドが緊張感を高めながらテンポを上げてゆく。(Adagio)

連続的にテンポが上がり(Con Fuoco)、木管楽器のアドリブ(譜面上に書かれた音を使い、できるだけ速く演奏するように、との指示あり)が分散和音を奏でる中、金管群が冒頭のベルトーンと同じい旋律を堂々と歌い上げる。(Maestoso)

木管楽器のトリルが続く中、曲はさらにテンポを増し(Agitato)、ホルンとサックスのグリッサンドも交えながら大らかに曲を締めくくる。

編成[編集]

編成表
木管 金管
Fl. 2, Picc. (Fl.持ち替えあり) Tp. 3 Cb.
Ob. 1 Hr. 4 Timp. ●, Floor tom-tom, Tri., Tam-Tam
Fg. 1 Tbn. 3 S.D., 2 Tom-toms(small & medium), S.C., Tam-Tam, B.D., Cas., Tamb., W.C., Cym., Glock., Xylo.
Cl. 3 (各div.), E♭, Alto, Bass Eup.
Sax. Alt. 2 Ten. 1 Bar. 1 Tub.