コーセーアールイー
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | |
本社所在地 |
![]() 〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂1丁目15番30号 北緯33度35分22.4秒 東経130度23分16.3秒 / 北緯33.589556度 東経130.387861度 |
設立 | 1992年8月 |
業種 | 不動産業 |
法人番号 | 9290001007429 |
事業内容 |
マンションの企画・開発・販売 不動産賃貸管理 |
代表者 | 代表取締役社長 諸藤敏一 |
資本金 | 3億3,800万円 |
売上高 |
連結102億45百万円 (2017年1月期) |
純資産 |
連結30億56百万円 (2017年1月末現在) |
総資産 |
連結126億67百万円 (2017年1月末現在) |
従業員数 |
連結81名、単体58名 (2017年1月末現在) |
決算期 | 1月末 |
主要株主 |
諸藤敏一 29.92% 株式会社TMIトラスト 25.09% (2017年1月末現在) |
主要子会社 | 株式会社コーセーアセットプラン |
外部リンク | www.kose-re.jp |
株式会社コーセーアールイー(KOSE R.E. Co.,Ltd.)は、マンションの分譲などを行う不動産会社である。本社は福岡県福岡市中央区赤坂にある。東京証券取引所スタンダード市場及び福岡証券取引所上場。化粧品会社のコーセーとは関係がない。
概要[編集]
1992年8月に創業。2005年1月に「株式会社コーセーアールイー」に商号変更し、本社を福岡市中央区赤坂に移転。2007年8月2日、福岡証券取引所に上場。2012年4月24日にはジャスダックにも上場し、2016年9月28日に東京証券取引所第二部に市場変更、2017年10月23日には東京証券取引所第一部に指定された。
社名の由来は中国語で清く正しくという意味の「光済(コウセイ)」である。福岡都市圏を中心にグランフォーレというブランド名でマンション分譲を行う。
- 事業所
- グループ企業
- 株式会社コーセーアセットプラン - 福岡県福岡市中央区
- 株式会社アールメンテナンス - 福岡県福岡市中央区
- マンションブランド
- グランフォーレ
- ラフォーレ
訴訟[編集]
コーセーアールイーは内々定を出していた学生2名に対して採用内定通知書授与の直前にこれを取り消したことに対して、当該学生が2009年1月から2月にかけて損害賠償と慰謝料を求める労働審判手続の申立てを行った[1]。
2010年6月2日、福岡地方裁判所は内々定であっても信義則に反する不法行為であるとして、損害賠償と慰謝料の両方を認めた。この判決を不服とした学生・コーセーアールイー双方が控訴した[2]。
2011年3月10日、福岡高等裁判所は内々定取り消しは内定取り消しと異なり不法行為とまではいえないとし、学生側の損害賠償は認めず、慰謝料のみを認めた[3][2]。この高裁判決が確定判決となっている[4]。
不祥事[編集]
2019年12月9日、子会社の株式会社コーセーアセットプランにおいて、顧客にマンションを販売する際、銀行へ提出する源泉徴収票等の収入を証明する書類や、中古物件の入居者から受領する賃料に関する書類を書き換えた疑いがあることをコーセーアールイー自身が発表した[5]。これにより2020年1月期第3四半期報告書の提出が困難となり、福岡財務支局へ報告書提出期限の延長を求めた[6]。
脚注[編集]
- ^ “訴訟判決の対応に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社コーセーアールイー, (2010-0607) 2019年12月14日閲覧。
- ^ a b “「採用内定の取消」に関する具体的な裁判例の骨子と基本的な方向性”. 厚生労働省. 2019年12月14日閲覧。
- ^ “訴訟の判決および当社の対応に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社コーセーアールイー, (2011年3月11日) 2019年12月14日閲覧。
- ^ “労働事件裁判例”. 最高裁判所. 2019年12月14日閲覧。
- ^ “当社連結子会社における不適切行為ならびに当社の対応に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社コーセーアールイー, (2019年12月9日) 2019年12月13日閲覧。
- ^ “2020 年1月期第3四半期報告書の提出期限延長に係る承認申請書提出のお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社コーセーアールイー, (2019年12月13日) 2019年12月13日閲覧。