コロナ

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1999年8月11日の皆既日食で見られたコロナ

コロナ (Corona) とは、太陽の周りに見える自由電子散乱光のこと。もしくは、太陽表面にあるもっとも外縁にある電気的に解離したガス層[1]。「太陽コロナ」との呼び方もある。

概要[編集]

(太陽)コロナはプラズマの一種であるが、コロナという言葉は2,000年以上前から、冠の代名詞として使われてきて、クラウンという言葉につながった。

太陽表面が6000度程度であるのに対しコロナは100万度以上と非常に高温である。高度500kmあたりから温度が上昇し始め、高度2000kmを境に1万度から100万度まで急激に上昇する。なぜ温度が上昇するかは、太陽表面の運動によりひき起こされた波(アルヴェン波)が衝撃波となって温度を上げているという説や、コロナ中の小さな爆発現象が温度を上げているなど諸説あるが、どのような仕組みでコロナが発生するのかは現在でも解明されていない。

皆既日食の際には肉眼で見ることができる。専用の望遠鏡(コロナグラフ)を使えば、常時観測することができる。ただし、コロナは100万度以上の温度であるため、光領域よりはX線領域での放射の方が多い。大気がX線を吸収してしまうので、コロナの観測には宇宙空間の方が適している。

近年では、太陽以外の星にも同様の光冠があることが分かっている。

参考文献[編集]

「コロナ現象」室岡義廣著、コロナ社、1989年

脚注[編集]

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  1. ^ 「徹底図解 宇宙のしくみ」、新星出版社、2006年、p40

関連項目[編集]

外部リンク[編集]