コルト・カナダ C7

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コルト・カナダ C7
C7A1 with IronSights.JPG
C7A1
コルト・カナダ C7
種類 軍用小銃
製造国 カナダの旗 カナダ
年代 冷戦-
仕様
種別 アサルトライフル
口径 5.56mm
銃身長 508mm
ライフリング 6条右回り
使用弾薬 5.56x45mm NATO弾
装弾数 20発/30発(STANAG マガジン
作動方式 ガス圧作動・リュングマン式
ロータリーボルト/マイクロ・ロッキング・ラグ閉鎖
発射速度 900発/分
銃口初速 850m/s
射程 500m(有効射程)
歴史
設計年 1984年
配備期間 1984年-現役
配備先 カナダ
関連戦争・紛争 不朽の自由作戦
アフガニスタン紛争
バリエーション C7A1 C7A2 M8  LSW
製造数 20万丁以上
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コルト・カナダ C7(Colt Canada C7)は、ディマコ(後に社名をコルト・カナダに変更)によって製造されたM16A2ライセンス品である。

C7A2/C8A3[編集]

C7A2/C8A3は、M16/M4カナダ陸軍の一般部隊向けにライセンス生産したアサルトライフルである。銃身長はC7A2が20インチ、C8A3が15.7インチ。C8は耐久性を上げるためヘビーバレル仕様である。

M16A2から変更された点は、

  • 三点バースト機構から信頼性が高い連射機構に変更。
  • リアサイトはダイヤル方式の多段階調節式からL型2段切換方式に変更。

緑色の伸縮式コルトストックが特徴で、アッパー・レシーバーと固定式フロントサイトにピカティニーレールを装着し、照準器はELCAN社製C79A2が標準装備として装着されている。

M16A1に準じたものになっており、コルト・カナダ社製M203A1をハンドガードごと交換して装着することが可能である。

C7NLD/C8NLD[編集]

C7A1を構えるカナダ陸軍兵士(C79を装着している)

C7NLD/C8NLDは、C7/C8をオランダ軍の一般部隊向けに改修したアサルトライフルである。銃身長はC7NLDが20インチ、C8NLDが15.7インチ。

茶色の伸縮式CAAストックが特徴で、アッパー・レシーバーとハンドガードにピカティニーレールを装着し、照準器はAimpoint社製COMP M4が標準装備として装着されている。AG36を装着することが可能である。

GV M/10[編集]

アフガニスタン国内でパトロールを行うカナダ陸軍兵士。C7A2を装備している。

GV M/10は、C7/C8をデンマーク軍の一般部隊向けに改修したアサルトライフルである。

15.7インチのバレルと茶色の伸縮式マグプル社製ストックが特徴で、アッパー・レシーバーとハンドガードにピカティニーレールを装着し、照準器はELCAN社製C79が標準装備として装着されている。GRK M/10(LMT社製M203)を装着することが可能である。

C7CT[編集]

C7CTは、C7を改良したマークスマン用のセミオートスナイパーライフルである。

射撃時の安定性を上げるため、銃身の材質を軽いアルミ合金製から重量がある単一素材の金属製銃身に変更した。また、バイポットを取り付けられるようにハンドガードの位置を下方向に移動している。

C8 SFW[編集]

L119A1を構える第43コマンド艦隊防衛グループの兵士。

C8 SFWは、C8カービンモデルである。銃身長は基本的なカービンサイズとCQBサイズが用意されている。

イギリス軍ではL119という名称で特殊部隊や第43コマンドなどで使用されており、核兵器の警護部隊に本銃を配備する計画がある。

派生型としてはC8CQB(11.5インチ銃身モデル)、マークスマン・ライフルに改良されたC8CTがある。

LSW[編集]

LSWは、C7をベースに作られたLSW(Light Support Weapon、軽支援火器)である。

動作方式をM16系列で使用されるクローズドボルト方式から軽機関銃などの分隊支援火器に採用されるオープンボルト方式に変更。また、ハンドガードが角が丸い四角形となり、下面に固定グリップが追加されたものになっている。カナダ陸軍での採用はなかったものの、デンマーク陸軍オランダ海兵隊に採用されている。

採用国[編集]

関連項目[編集]