コラテラル・ダメージ

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コラテラル・ダメージ
Collateral Damage
監督 アンドリュー・デイヴィス
脚本 デイヴィッド・グリフィス
ピーター・グリフィス
原案 ロナルド・ルース
デヴィッド・グリフィス
ピーター・グリフィス
製作 デイヴィッド・フォスター
スティーヴン・ルーサー
製作総指揮 ホーク・コッチ
ニコラス・メイヤー
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー
フランチェスカ・ネリ
音楽 グレーム・レヴェール
撮影 アダム・グリーンベルグ
編集 ドヴ・ホウニグ
デニス・ヴァークラー
配給 ワーナー・ブラザース
公開 アメリカ合衆国の旗 2002年2月4日
日本の旗 2002年4月20日
上映時間 108分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
スペイン語
製作費 $85,000,000[1] (概算)
興行収入 $40,077,257[1] アメリカ合衆国の旗カナダの旗
$78,382,433[1] 世界の旗
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コラテラル・ダメージ』(Collateral Damage)は、2002年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演のアメリカ映画

タイトルの「コラテラル・ダメージ」とは直訳すると「副次的な被害」であるが、そこから「戦闘における民間人被害」や「政治的にやむを得ない犠牲」というニュアンスで使われるダブルスピークである。

ストーリー[編集]

ロサンゼルスの消防士ゴーディーは、ビルの屋外カフェで妻子と待ち合わせをしていたが、彼が到着した直後、ビルの正面に停めてあったバイクが爆発し妻子は死亡、自身も車にはねられてしまう。事件はコロンビアのゲリラ組織「コロンビア解放軍」のメンバー・ウルフが、敵対関係にあるコロンビア政府並びに協力関係にあるアメリカやCIAの要人を狙ったもので、ゴーディーは不審な白バイ警官を目撃していたことを捜査当局に伝える。しかし、ゲリラとの和平交渉を優先するアメリカ政府の方針から、捜査は一向に進まない。CIAエージェント・ブラントから話を聞かされたゴーディーは、妻子の仇を討つために単身コロンビアに乗り込む。

議会の命令で現地からの撤収を命じられコロンビアに来ていたブラントは、ゴーディーが来ていることを知り「アメリカ人がゲリラに殺された」という事実を作り出して強引にゲリラを殲滅することを企み、ウルフや腐敗した現地警察に彼の情報を流す。ゴーディー4は街中でゲリラに拉致されそうになるが、現地警察に「不法滞在」を理由にゲリラ共々拘束されてしまう。その夜、ゴーディーが収監された刑務所がウルフたちに襲撃され、彼は混乱に紛れて脱走に成功する。ゴーディーはゲリラ相手に仕事をしているカナダ人ショーンからゲリラの支配地域への通行許可証を受け取り、ゲリラの依頼でコカインを密造しているフェリックスの元に潜入する。それを知ったウルフはゴーディーを捕まえるために部下を派遣するが、彼はコカイン工場を爆破し、ウルフのアジトに潜入する。ゴーディーは入手した手榴弾でウルフを殺そうとするが、そこに街中で出会ったセリーナ・マウロ母子を見かけ「逃げろ」と叫ぶが、その声を聞いたウルフがアジトを脱出したため失敗してしまう。

ゴーディーはウルフに捕まってしまうが、セリーナの懇願で命は助けられる。セリーナはウルフの妻であり、かつてアメリカ軍の攻撃で娘を殺されたことを語る。ゴーディーはウルフを止めるように説得するが、ウルフは次のテロを実行するためにアメリカに向かっていた。一方、ゴーディーが捕まったことを知ったブラントは部隊を引き連れてゲリラのアジトを襲撃する。ゴーディーはセリーナに助け出され、ウルフを止めるためにブラントと合流してアメリカに向かう。

ワシントンD.C.の国務省ビルに到着したゴーディーとセリーナは、ウルフの標的がユニオン駅であることを伝え、爆弾処理班を急行させる。セリーナが席を外した後、ゴーディーは彼女がウルフの犯行声明の映像と同じ仕草をしていることに気付き彼女の後を追うと、セリーナは女性捜査官を殺害して逃走していた。対策室に戻ったゴーディーはマウロの玩具に偽装した爆弾を屋外に放り出して国務長官や捜査官たちの命を救い、セリーナの後を追う。ウルフと合流したセリーナは地下道を逃走するが、ゴーディーによって通路を封鎖されてしまう。ゴーディーは通路のガス管を破壊し、引き返してきたウルフたちが発砲したことでガス爆発を起こさせる。ゴーディーは反撃してきたセリーナを殺し、激怒したウルフに殴り倒される。ウルフは起爆装置を取り出すが、ゴーディーに斧で殺される。ゴーディーは捜査官たちからマウロを引き取り、国務省ビルを後にする。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 フジテレビ
ゴーディー・ブルーアー アーノルド・シュワルツェネッガー 玄田哲章
ピーター・ブラント イライアス・コティーズ 山路和弘 金尾哲夫
セリーナ・ペッリーニ フランチェスカ・ネリ 深見梨加
クラウディオ・ペッリーニ(通称ウルフ) クリフ・カーティス 家中宏 咲野俊介
フェリックス・ラミレス ジョン・レグイザモ 北沢洋 後藤敦
ショーン・アームストロング ジョン・タトゥーロ 牛山茂 石塚運昇
フィップス捜査官 ミゲル・サンドバル 諸角憲一 塩屋浩三
ドレイ ハリー・J・レニックス 手塚秀彰 津田英三
アン・ブルーアー リンゼイ・フロスト 堀越真己 相沢恵子
マット・ブルーアー イーサン・ダンプ 上村祐翔
シュラブ国務次官 マディソン・メイソン 佐々木敏 糸博
国務長官 ミリー・スラビン 弘中くみ子 久保田民絵
ジャック マイケル・ミルホーン 北川勝博 福田信昭
ジュニア レイモンド・クルス 米田直嗣
ロセッタ ジョサラ・ジナロ 杉本ゆう
ロチャ ジョージ・ゼペダ 小室正幸
デヴェル マイケル・キャバノー 平野稔 塚田正昭
補佐2 三戸崇史
ビリー 中多和宏
エド J・ケネス・キャンベル 有本欽隆
少女1 フロール・エドゥアルダ・グローラ 多緒都
ロマン スー・ガルシア 花田光
見張り番 田中正彦
ルッソ ジェーン・リンチ 藤生聖子
  • ソフト版
プロデューサー:尾谷アイコ、演出:簑浦良平、翻訳:桜井裕子、調整:亀田亮治、制作:ワーナー・ホーム・ビデオ、ACクリエイト株式会社
演出:清水洋史、翻訳:栗原とみ子、調整:田中和成、効果:サウンドボックス、制作:東北新社

9・11テロ事件の影響[編集]

公開直前にアメリカ同時多発テロ事件が発生したため、アメリカでの爆弾テロのシーンは大幅に修正された。また、公開日も2001年10月5日だったものがテロ事件の影響で2002年2月8日に延期された。プレミア上映は2月4日に行われた[2]。当初はソフィア・ベルガラが飛行機をハイジャックするテロリスト役で出演していたが、テロ事件の影響で彼女の登場シーンはカットされた[3]

評価[編集]

Rotten Tomatoesには142件のレビューが寄せられ、支持率19%、平均評価4/10となっており、「タイムリーな題材にも関わらず、『コラテラル・ダメージ』は例外的で定型的なアクション・スリラーとなっている」と批評されている[4]Metacriticでは34件の批評に基づき、33/100のスコアを与えている[5]

脚注[編集]

  1. ^ a b c Collateral Damage (2002)” (英語). Box Office Mojo. 2010年2月15日閲覧。
  2. ^ Karger, Dave (2002年2月12日). “Collateral Damage tops the box office”. Entertainment Weekly. 2015年6月13日閲覧。
  3. ^ Collateral Damage”. E! Online. 2015年6月13日閲覧。
  4. ^ Collateral Damage (2002)”. Rotten Tomatoes. 2015年6月13日閲覧。
  5. ^ Collateral Damage”. Metacritic. 2015年6月13日閲覧。

外部リンク[編集]