コミット

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コミット (commit) とは、データベースにおいてトランザクションによる内容更新を恒久的なものとして確定することを指す。

一般にトランザクションの終了時にその更新を確定するという意味で「コミットする」などと使用する。リレーショナルデータベースマネジメントシステム (RDBMS) のSQLのCOMMIT文はトランザクションの完了時に使用され、そのトランザクションによる更新が他からも見えるようにする。逆に、更新を取り消す処理をロールバックと呼び、こうした制御をコミットメント制御と呼ぶ。SQLではROLLBACK文がその処理を行う。

バージョン管理システムはデータベースの一種であり、他者から自身の更新が見えるようにするという意味で「コミット」という用語を使用している。

バージョン管理システムにおけるコミット[編集]

CVSSubversionなどのバージョン管理システムで用いられるコミットは、自分が作業したファイルの更新をリポジトリに反映させることをいう。Visual SourceSafeではチェックインと呼ぶ。リポジトリにコミットすることで、リポジトリにすでに入っている情報と更新したファイルとの差分をとり、リポジトリに更新差分だけがアップロードされる。通常、CVSやSubversionでは他のユーザがコミットしたことによって、万が一自分が更新した箇所と同じ箇所で衝突が起きて、他のユーザが苦労して更新した情報が上書き消去されてしまうことを避けるため、コミットする前にアップデート(Visual SourceSafeではリフレッシュと呼ぶ)を実行して、自分の作業領域を最新状態に保つことが推奨されている。

関連項目[編集]