コマンド (コンピュータ)

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コンピュータシステムにおけるコマンド: command)とは、ジョブなどをコンピュータに実行させるための指示などといった、コマンドラインインタプリタシェル)などが解釈し実行する、システムへの指示のことである。

多くの場合、任意個の引数をとることができる。普通、引数は任意の文字列であるが、コマンドが動作する際の対象となるオブジェクト(ファイルなど)の指定と、コマンドの動作を修正するオプションとに、だいたい大別される(オプションには、Unixなど多くのシステムでは - を、MS-DOS の標準添付のコマンド等では / を前置する、という慣習がある)。

また、命令型プログラミング言語でも「コマンド」という用語を使うことがある。「命令型言語の文 (プログラミング) を自然言語の命令文に見立てたとき、動詞にあたる部分がコマンドである」などといった説明をする者もいるが、本来は用語として使い分けられているものを単に正しく理解せずに混同しているだけのこともある。

内部コマンドと外部コマンド[編集]

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以下に挙げた例は、コマンドラインインタプリタUnix系シェル)へのコマンドである。

  • cd /home/pete
    • ユーザーのカレントディレクトリ/home/pete に変更するコマンド。"cd" がコマンド本体、"/home/pete" が引数である。
  • echo "Hello World"
    • 「Hello World」という文字列を標準出力ストリームに出力し表示するコマンド。この場合は単に画面にそれを表示する。"echo" がコマンド本体、"Hello World" が引数である。引用符は、"Hello" と "World" が別々の引数と解釈されるのを防ぐために使われている。
  • ls -l -t -r /bin
  • ls -ltr /bin
    • この2つのコマンドは同じタスクを実行する。/bin というディレクトリにあるファイルの一覧を表示する。"ls" がコマンド本体、"/bin" が引数で、3つのフラグ "l"、"t"、"r" を指定している。
  • cat ch1.txt ch2.txt
    • ch1.txt と ch2.txt というファイルの内容を表示する。"cat" がコマンド本体、"ch1.txt" と "ch2.txt" が引数である。

以下は、別のコマンドラインインタプリタ(DOSOS/2Microsoft Windows のコマンドプロンプト)へのコマンドの例である。フラグの定義は環境によって差異があるが、概念は同じである。

  • dir /A
    • カレントディレクトリの内容を一覧表示する。"dir" がコマンド本体、"A" はフラグである。
  • type /P readme.txt
    • ファイル readme.txt の内容を表示する。"type" がコマンド本体、"readme.txt" が引数である。"P" はパラメータである。

外部リンク[編集]