コッチェビ

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コッチェビ(コチェビ)(: 꽃제비)とは、北朝鮮孤児となった浮浪児を指す。当初、朝鮮語で「花つばめ」に由来するといわれていたが、ロシア語の「コチェビエ」(кочевье、放浪)あるいは「コチェウニク」(кочевник、浮浪者)に由来しており、正確な発音は「コチェビ(꼬제비)」である。[1]

概要[編集]

1990年代後半より経済難及び食料難が悪化した北朝鮮の、孤児となった浮浪児達。

彼らはチャンマダンと呼ばれる闇市主要駅の周辺に居る。何人かのグループになり、ビニール袋や空き缶を拾ったり、物乞いをしながら日銭を稼いでいる。

これらの子供たちは北朝鮮政府から完全に放置されている。

近年の北朝鮮国内ではストリートチルドレンだけでなく職や住居、或いは家庭を失った浮浪者全体を意味する言葉としても使われている。

脚注[編集]

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  1. ^ 『コチェビよ、脱北の河を渡れ ―中朝国境滞在記―(新潮社、2012年 ISBN 978-4-10-333011-0

関連項目[編集]

関連図書[編集]

  • 高英起著『コチェビよ、脱北の河を渡れ』(新潮社、2012年 ISBN 978-4-10-333011-0
  • 安哲兄弟 著、李英和・RENK 訳『コッチェビの叫び 秘密カメラが覗いた北朝鮮』(ザ・マサダ・1999年3月)ISBN 4915977862
  • 石丸次郎 著『北のサラムたち』(インフォバーン・2002年8月)ISBN 4901873016