コスモトロン (加速器)

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コスモトロンの描画

コスモトロン英語: Cosmotron)はブルックヘブン国立研究所にある加速器である。陽子、とりわけシンクロトロンの測定で有名である。1948年アメリカ原子力委員会がコスモトロンの建設を認可し、1953年に最大加速エネルギーに達し、1968年まで運用を続けた。コスモトロンは世界で初めて1つの加速器で、3.3 GeV(30億電子ボルト[1])もの運動エネルギーを加える事に成功した加速器である。また素粒子物理学において、粒子線の抽出に成功した世界初の加速器でもあった。以前は宇宙線のみで観察されていた中間子も観測でき、重くて不安定な粒子をこれまた世界で初めて発見した加速器でもある(当時、これらの粒子はV粒子と呼ばれた)。

1950年代のシンクロトロン研究において世界をリードしていたと言われ[1]、日本の加速器製作に大きな影響を与えた。

脚注[編集]

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