コクカイビゼンクラゲ

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コクカイビゼンクラゲ
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: 鉢虫綱 Scyphozoa
: 根口クラゲ目 Rhizostomeae
: ビゼンクラゲ科 Rhizostomatidae
: リゾストマ属Rhizostoma
: コクカイビゼンクラゲ R. pulmo
学名
Rhizostoma pulmo
(Macri, 1778)[1]

コクカイビゼンクラゲRhizostoma pulmoリゾストマ・パルモ)は、根口クラゲ目リゾストマ属クラゲの一種。

ビゼンクラゲ属には含まれない。

概要[編集]

最大150センチメートルでキタユウレイクラゲエチゼンクラゲと並んで巨大。北東大西洋アドリア海地中海黒海アゾフ海で見られる。また、南アフリカ西部沖の南大西洋からフォールス湾に至ることも知られる。

傘の淵が黒いのと、触手に青みがかかっているのが特徴。

中程度の毒だが、他の種ほどの致命的ではない。

オサガメの好物でもある。

アジアでは、伝統的な食品や医薬品に使用される生理活性化合物の供給源になっている。

出典[編集]

  1. ^ "Rhizostoma pulmo (Macri, 1778)". World Register of Marine Species. 2023年2月9日閲覧

外部リンク[編集]