コウシュンウマノスズクサ

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コウシュンウマノスズクサ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ウマノスズクサ目 Aristolochiales
: ウマノスズクサ科 Aristolochiaceae
: ウマノスズクサ属 Aristolochia
: コウシュンウマノスズクサ A. tubiflora
学名
Aristolochia tubiflora
Dunn
和名
コウシュンウマノスズクサ

コウシュンウマノスズクサAristolochia tubifloraシノニムAristolochia zollingeriana)とは、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属多年性つる植物

概要[編集]

日本では琉球諸島宮古諸島魚釣島に、日本国外では台湾中国東南アジアに分布する。低地の林縁等に生育する。

多年性つる植物で、長さ5mにも達する。は互生、卵形~卵状楕円形で、長さ5~10 cm、先端が尖り、基部は心脚、上面は光沢があり、裏面は淡白色。葉柄は5cm程度。は、筒形で基部は丸くふくれ、長さ3cm、直径0.5mm、色は黄褐色。

他のウマノスズクサ属の植物と同様にアルカロイド系の毒を生成する。ジャコウアゲハベニモンアゲハは、コウシュンウマノスズクサを食草とし、体内に有毒成分を蓄積する事で、鳥などに捕食されないようにしている。

保護上の位置づけ[編集]

絶滅危惧II類 (VU)環境省レッドリスト

Status jenv VU.svg

生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載されている。

参考文献[編集]

  • 環境省自然環境局野生生物課編 『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物 植物I』 財団法人自然環境研究センター、2000年。
  • 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
  • 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧』 九州大学出版会、1997年。
  • 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第7巻 シダ植物~まめ科』 新星図書出版、1989年。

外部リンク[編集]