ケーブル八瀬駅

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ケーブル八瀬駅
Cable-Car YASE 201125a.jpg
駅舎(2020年11月)
けーぶるやせ
Cable YASE
(1.3 km) ケーブル比叡
地図
所在地 京都府京都市左京区上高野東山
北緯35度4分0.88秒 東経135度48分30.88秒 / 北緯35.0669111度 東経135.8085778度 / 35.0669111; 135.8085778 (ケーブル八瀬駅)座標: 北緯35度4分0.88秒 東経135度48分30.88秒 / 北緯35.0669111度 東経135.8085778度 / 35.0669111; 135.8085778 (ケーブル八瀬駅)
所属事業者 京福電気鉄道
所属路線 鋼索線(叡山ケーブル)
キロ程 0.0 km(ケーブル八瀬起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面1線
開業年月日 1925年大正14年)12月20日
乗換 叡山電鉄叡山本線八瀬比叡山口駅
改称経歴
- 1925年-1965年 西塔橋駅
- 1965年-2002年 ケーブル八瀬遊園駅
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ケーブル八瀬駅(ケーブルやせえき)は、京都府京都市左京区にある、京福電気鉄道鋼索線(叡山ケーブル)の。路線とともに毎年冬季(12月初旬から3月中旬のうち正月3が日を除く期間、週末の位置により毎年運休期間は多少変化する)は休業する。

接続する鉄道路線[編集]

歴史[編集]

開業時の駅名は西塔橋駅(さいとうばしえき)で、これは駅前を流れる高野川に架けられている橋の名前である。西塔とは延暦寺の境内の一区域を指し、橋はこの西塔に至る道と対岸の若狭街道(現在の国道367号)を結んでいる[1]。1964年には駅前に八瀬遊園が開業し、それに合わせて翌年にケーブル八瀬遊園駅(けーぶるやせゆうえんえき)に改称された[1]。同遊園はスポーツバレー京都、森のゆうえんちとリニューアルを重ねるが2001年に閉園し、その翌年に駅名も改称されている。近接する八瀬比叡山口駅と似たような改称経歴を辿っている。

年表[編集]

駅構造[編集]

山麓側に改札口があり、ホームは階段状で車両の両側にある。全体的にはケーブルカーの山下駅側の基本的なスタイルである。改札口の左側に券売機が1台設置されている。駅舎は細部に改造がなされているものの、開業当初の建物が使われている。嵐山本線北野線と異なり、スルッとKANSAI共通カードは使用できない。券売機の右隣には観光案内の窓口がある。改札は出発の5分前に開始される。

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

京福電気鉄道
鋼索線
ケーブル八瀬駅 - ケーブル比叡駅

脚注[編集]

  1. ^ a b 山谷和弥 『続・駅名ものがたり 叡山本線・鞍馬線に沿って』カギコウ、1992年、172-173頁。ISBN 4-7970-4901-4 
  2. ^ a b c d e f 今尾恵介(監修) 『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、40頁。ISBN 978-4-10-790027-2 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]