グレゴリオ・デル・ピラール級フリゲート
| グレゴリオ・デル・ピラール級フリゲート | ||
|---|---|---|
「グレゴリオ・デル・ピラール」(PF-15) | ||
| 艦級概観 | ||
| 艦種 | フリゲート | |
| 就役期間 | 2011年 - 現在 | |
| 性能諸元 | ||
| 排水量 | 3,250トン(米艦時代) | |
| 全長 | 115.2m (378ft) | |
| 全幅 | 12.8m (43ft) | |
| 深さ | 6.02m (19ft 9in) | |
| 機関 | CODOG方式 | |
| FM社製 38TD8-1/8-12ディーゼルエンジン(3,500 hp) | 2基 | |
| P&W社製FT4A-6ガスタービンエンジン(18,000 hp) | 2基 | |
| スクリュープロペラ | 2軸 | |
| 引込式サイドスラスター (350shp) | 1組 | |
| 航続距離 | ディーゼル推進時: 14,000海里 (12ノット巡航時) | |
| ガスタービン推進時: 9,600海里 (19ノット巡航時) | ||
| 速力 | 最大: 29ノット | |
| 乗員 | 80名 | |
| 兵装 | Mk.75 76mm単装速射砲 | 1基 |
| Mk.38 25mm単装機銃 | 1基 | |
| Mk.16 20mm単装機銃 | 2基 | |
| M2 12.7mm単装機銃 | 6基 | |
| 艦載艇 | 複合艇 | 2隻 |
| 艦載機 | MBB Bo 105 | 1機 |
| レーダー | Mk.92 mod.1 低空警戒/砲射撃指揮用 | 1基 |
| AN/SPS-73 対水上捜索/航法用 | 1基 | |
| 電子戦・ 対抗手段 |
Mk.137 6連装デコイ発射機 | 2基 |
グレゴリオ・デル・ピラール級フリゲート(英語: Gregorio del Pilar class frigate)は、フィリピン海軍が運用するフリゲートの艦級。アメリカ沿岸警備隊を退役したハミルトン級カッターを再就役させたものである。
概要[編集]
長年フィリピン海軍の主力を務めてきたのは、キャノン級護衛駆逐艦などの旧式艦艇や、ジャシント級コルベットといった軽武装の艦艇であった。そのため海軍力を強化すべく、2011年より取得が始まったのが本級である。その前身は、アメリカ沿岸警備隊のハミルトン級長距離カッター(WHEC)であり、取得時点で既に艦齢が40年を超えるが、フィリピン海軍が現在装備する戦闘艦艇としては最大である。
アメリカ沿岸警備隊でハミルトン級として就役していた際には、対潜戦に備えてAN/SQS-38ソナーとMk.32 3連装短魚雷発射管を搭載していたが、これらは冷戦終結後の1990年代中盤以降、コスト低減のため撤去されている。また防空用のAN/SPS-40対空捜索レーダーとファランクス近接防空火器(CIWS)も、フィリピンへの売却に伴って撤去された(従って、公称排水量3,250tより実際は軽くなっている[1])。ただしMk.75 76mm単装速射砲(オート・メラーラ 76mmコンパット砲)およびMk.92 mod.1砲射撃指揮システム(GFCS)については維持された。なお、Mk.92 mod.1 GFCSは、射撃指揮用の追尾用アンテナとともに捜索・捕捉用アンテナを有しており、低空警戒レーダーとしての機能も備えている。また、25mm機銃を安定化・遠隔操作式のMk.38 mod.2(タイフーンRWS)に換装する計画が認可された[2]ほか、レーダー・システムの更新やハープーン艦対艦ミサイルの搭載などの装備強化も検討されている[3]。
同型艦[編集]
| # | 艦名 | 起工 | 就役 | 退役 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| PF-15 | グレゴリオ・デル・ピラール (BRP Gregorio del Pilar) |
1965年11月23日 | 2011年12月14日 | 旧・ハミルトン(WHEC-715) | |
| PF-16 | ラモン・アルカラス (BRP Ramon Alcaraz) |
1966年2月7日 | 2013年8月6日[4] | 旧・ダラス(WHEC-716) | |
| PF-17 | アンドレス・ボニファシオ | 1968年6月14日 | 2016年7月21日 | 旧・バウトウェル
(WHEC-719) |
出典・脚注[編集]
- ^ 「海外艦艇ニュース 米コースト・ガードのカッターをフィリピン海軍が購入」 『世界の艦船』第787集(2013年11月特大号) 海人社
- ^ “No. 721-12 Contracts”. U.S. Department of Defense Office of the Assistant Secretary of Defense (Public Affairs). 2012年9月9日閲覧。
- ^ “New Equipment For Navy Ships”. Manila Bulletin. 2012年9月9日閲覧。
- ^ トムソン・ロイター (2013年8月6日). “フィリピンが元米巡視船を配備、領有権争う中国にらみ”. 2013年8月6日閲覧。
関連項目[編集]
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