グレイヴ・ディガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
グレイヴ・ディガー
Grave Digger
Grave Digger 10.jpg
ドイツ・ガイゼルヴィント公演 (2013年1月)
基本情報
別名 ディガー (Digger) (1986-1987)
出身地 ドイツの旗 ドイツ
ノルトライン=ヴェストファーレン州 グラートバークドイツ語版
ジャンル ジャーマンメタル
ヘヴィメタル
パワーメタル
スピードメタル
エピックメタル
活動期間 1980年 - 1987年
1991年 - 現在
レーベル ノイズ・レコード
GUN レコード
ニュークリア・ブラスト
Locomotive Records
ナパーム・レコード
公式サイト www.grave-digger-clan.com
メンバー クリス・ボルテンダール(Vo)
アレックス・リット(G)
イェンス・ベッカー(B)
ステファン・アーノルド(Ds)
マーカス・クニープ(Key)
旧メンバー 以下を参照

グレイヴ・ディガー (Grave Digger) は、ドイツ出身のヘヴィメタルバンド

アクセプトらと並び、ジャーマンメタルの形成期に活動していたが一度解散。1991年の再開以後、「コンセプト・アルバム」を中心とした創作活動を展開している。

概要・背景[編集]

スロベニア・トールミン公演 (2007年7月)

1980年、クリス・ボルテンダール(Vo)らを中心に結成。1984年、アルバム『Heavy Metal Breakdown』でデビュー。NWOBHMの流れを汲んだヘヴィメタル・サウンドで人気を博す。

活動停止
1986年、レコード会社の意向で"ディガー"と改名し、ポップな音楽性を取り入れた4thアルバム『STRONGER THAN EVER』をリリース。
ヴァン・ヘイレンのような路線変更の再現を狙ったが、ファンには全く受け入れられなかった。低迷を招く要因ともなり、バンドは翌年に解散する。
再結成
1991年、ボルテンダール(Vo)は、不本意な終わり告げたバンドの改善を図る。リズム隊を刷新して、バンドを再編。
1993年、スタイルを原点に回帰させ、更に洗練化した5thアルバム『THE REAPER』を7年ぶりにリリースし、ライブ活動を再開。以後、1〜2年毎の間隔で、作品をコンスタントにリリースするようになる。
コンセプト・アルバム創作開始
バンドは今後の展開として、「コンセプト・アルバム」の創作に取り組むようになる。1994年のミニアルバム『Symphony of Death』と、1995年の6thアルバム『Heart of Darkness』は、その雛形として片鱗を漂わせた。
1996年、正式に「コンセプト・アルバム」と銘打った7thアルバム『TUNES OF WAR』をリリース。以降も、歴史・伝説・神話などを題材にしたコンセプト作品の創作を継続。キーボーディストを加入させて、更にエピックメタル路線を推進させる。同年、初来日公演。
2000年代〜現在
2001年、結成20周年を記念し、バンド名を冠した10thアルバム『The Grave Digger』をリリース。
2008年、初のツインギター体制で制作した14thアルバム『BALLADS OF A HANGMAN』をリリース。
再びシングルギター体制に戻り、2010年、節目の結成30周年に15thアルバム『The Clans Will Rise Again』をリリース。翌年には、7thアルバム『TUNES OF WAR』のコンセプトを再現した、記念のライブアルバム/DVD『The Clans Are Still Marching』を発表する[1]

スタイル[編集]

1980年代は、NWOBHMにも影響されたパワーメタル寄りのサウンドを展開していたが、再始動後の1990年代では従来のスタイルに加え、前述した「コンセプト・アルバム」を志向するようになる。

その処女作である7thアルバム『Tunes of War』から『Knights of the Cross』『Excalibur』までを三部作として、「スコットランド戦史」「十字軍」「アーサー王伝説」などの中世ヨーロッパをテーマにしている。

創作はその後も止どまる事がなく「ラインの黄金」や「ギリシア神話」など、ほぼ何かしらをコンセプトにしたエピックメタルに特化している。

メンバー[編集]

2008年のグループショット

現ラインナップ[編集]

  • クリス・ボルテンダール Chris Boltendahl - ボーカル (1980- )
  • アレックス・リット Axel "Ironfinger" Ritt - ギター (2010- )
  • イェンス・ベッカー Jens Becker - ベース (1997- )
  • ステファン・アーノルド Stefan Arnold - ドラムス (1996- )
  • マーカス・クニープ Marcus Kniep - キーボード (2014- )
        
クリス・ボルテンダール(Vo) 2007年
イェンス・ベッカー(B) 2014年
ステファン・アーノルド(Ds) 2007年

旧メンバー[編集]

  • ペーター・マッソン Peter Masson - ギター (1980-1986)
  • ルッツ・シュメルツァー Lutz Schmelzer - ドラムス (1980)
  • フィリップ・サイベル Philip Seibel - ドラムス (1981-1983) R.I.P.2002
  • マルティン・ゲルリッツキー Martin Gerlitzki - ベース (1983)
  • ウィリー・ラックマン Willi Lackman - ベース (1983-1984) R.I.P.2013
  • アルベルト・エッカート Albert Eckardt - ドラムス (1983-1987)
  • レネ・タイヒグレーバー René "T-Bone" Teichgräber - ベース (1984)
  • クリス・ブランク C.F. Brank - ベース (1985-1987)
  • トミー・ゴットリッヒ Tomi Göttlich - ベース (1991-1997)
  • ピーター・ブライテンバッハ Peter Breitenbach - ドラムス (1991-1993)
  • ウヴェ・ルイス - Uwe Lulis ギター (1986-2000)
  • ヨルグ・マイケル Jörg Michael - ドラムス (1993-1994)
  • フランク・ウルリッヒ Frank Ullrich - ドラムス (1994-1995)
  • ハンス・ピーター・カッツェンバーグ Hans Peter "H.P." Katzenburg - キーボード (1996-2014)
  • マンニ・シュミット Manni Schmidt - ギター (2000-2009)
  • ティロ・ヘルマン Thilo Hermann - ギター (2007-2009)

デイスコグラフィ[編集]

アルバム
  • Heavy Metal Breakdown (1984)
  • Witch Hunter (1984)
  • War Games (1985)
  • Stronger Than Ever (1986) ディガー名義
  • The Reaper (1993)
  • Symphony of Death (1994・EP)
  • Heart of Darkness (1995)
  • Tunes of War (1996)
  • Knights of the Cross (1998)
  • Excalibur (1999)
  • The Grave Digger (2001)
  • Rheingold (2003)
  • Tunes of Wacken - Live (2002・ライブアルバム)
  • The Last Supper (2005)
  • Liberty or Death (2007)
  • Ballads of a Hangman (2009)
  • The Clans Will Rise Again (2010)
  • The Clans Are Still Marching (2011・ライブアルバム)
  • Clash of the Gods (2012)[2]
  • Return of the Reaper (2014)[3]
  • Exhumation - The Early Years (2015・再録アルバム)

脚注[編集]

外部リンク[編集]