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グルーヴ・ミー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Groove Me」
キング・フロイドシングル
初出アルバム『King Floyd』
A面 What Our Love Needs
B面 Groove Me
リリース
規格 7インチ・シングル
録音
時間
レーベル チムニーヴィル、アトランティック
作詞・作曲 キング・フロイド
プロデュース ワーデル・カゼア
ゴールドディスク
RIAAゴールドディスク(1970年12月)[2]
チャート最高順位
キング・フロイド シングル 年表
Together We Can Do Anything
(1969年)
Groove Me
(1970年)
Baby Let Me Kiss You
(1971年)
ミュージックビデオ
Groove Me - YouTube
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グルーヴ・ミー」(Groove Me)は、ニューオリンズ出身のR&B歌手、キング・フロイドが作詞作曲し、レコーディングした楽曲である。1970年9月にマラコ・レコード傘下のレーベル、チムニーヴィル[3]からシングル・リリースとなり[1]、翌1971年にシンプルにフロイドの名前を銘打ったアルバム『King Floyd』に収録された[4]。この曲はジャンルを超えたヒットとなり、ビルボードのR&Bチャートでは1位を記録、ポップ・チャートでも6位となっている[5]カナダのチャートでは、この曲は11位となっている[6]

レコーディングとプロデュースを担当したのはワーデル・カゼアであり、ミシシッピ州ジャクソンマラコ・スタジオでレコーディングが行なわれた。同じ日の同じセッションで、同様にカゼアのプロデュースでジーン・ナイトの「ミスター・ビッグ・スタッフ」がレコーディングされている[7]

「グルーヴ・ミー」は元々は、マラコ傘下のチムニーヴィルからリリースとなったシングル「What Our Love Needs」のB面としてリリースとなった。ニューオーリンズのラジオDJのジョージ・ヴィネットがそのB面を番組でかけるようになると、この曲は注目を集め、地元で大ヒットとなるに至った。アトランティック・レコードはこれを受け、権利を取得した上で全米での配給をした[7]

参加ミュージシャン

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マラコ・スタジオでのセッションに参加したミュージシャンについては、オリジナルLPにはそのクレジットはされていない。カナダ人の音楽ライターで民族音楽学の教授のロブ・ボウマンが執筆した1999年のボックス・セット『The Last Soul Company: Malaco, A Thirty Year Retrospective』のライナーノーツによると、このセッションのミュージシャンは以下の通りである:

しかし、この頃のマラコ・スタジオでは、ホーン・セクションは通常サクソフォーン奏者のヒュー・ギャラウェイとトランペット奏者のパーリー・ローマックスがプレイしていた。ローマックスによるとこの曲と「ミスター・ビッグ・スタッフ」の全てのトランペット・パートは彼がプレイしているという[8]

曲が誕生したきっかけ

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ロブ・ボウマンによると、「グルーヴ・ミー」はフロイドの自宅から数メートルの場所にあったイーストLAの箱工場に勤務していた若い大学生にインスパイアされたものだという。フロイドが語ったところによると「彼女は僕の方を見て一日中笑顔を見せていたんだ。僕が水飲み場に行くと、彼女もわざわざ来てくれた。だけど僕はとてもシャイでね。だから、ある日僕は彼女のために詩を書いて渡そうと考え、グルーヴ・ミーを書いたんだ。でも信じられないことだけど、僕が詩を完成させた頃から彼女は仕事に来なくなってしまったんだ。ショックを受けたよ。だから僕は彼女に詩を渡せずじまいだった。いつの日か彼女に会って、お礼だけでもしたいよ![8]

カバー・バージョン

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  • ブルース・ブラザーズが1978年のアルバム『ブルースは絆』でジャマイカのレゲエ風にカバーしている。
  • キング・フロイドのオリジナル・バージョンでバック・ボーカルを務めたファーン・キニーが1979年に彼女のアルバム『Groove Me』でこの曲のディスコ・バージョンをリリースした。これはビルボード・ダンス・チャートの6位を記録するヒットとなった[9]。カナダでは、彼女のバージョンはヒット・チャートの20位を記録している[10]
  • 2002年、アンジー・ストーンが映画「オースティン・パワーズ ゴールドメンバー」のサウンドトラックでこの曲をカバーしている。

脚注

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  1. 1 2 Record Details: King Floyd - What Our Love Needs”. 45cat.com. 2025年8月21日閲覧。
  2. Joseph Murrells (1978). The Book of Golden Discs (2nd ed.). London: Barrie and Jenkins Ltd. p. 279. ISBN 0-214-20512-6
  3. Chimneyville Album Discography”. Both Sides Now (2010年4月13日). 2025年8月21日閲覧。
  4. King Floyd – King Floyd”. Discogs. 2025年8月21日閲覧。
  5. Joel Whitburn (2004). Top R&B/Hip-Hop Singles: 1942-2004. Record Research. p. 209
  6. RPM Top 100 Singles - February 13, 1971 (1971年2月13日). 2025年8月21日閲覧。
  7. 1 2 King Floyd - Biography”. Billboard. 2016年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月21日閲覧。
  8. 1 2 Bowman, Rob (1999年). Malaco Records: The Last Soul Company”. Peermusic.com. p. 17. 2016年7月26日閲覧。
  9. Billboard”. Nielsen Business Media, Inc.. p. 48 (1979年9月8日). 2024年2月28日閲覧。
  10. RPM Dance Music - November 3, 1979 (1979年11月2日). 2025年8月21日閲覧。