グリソン属

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グリソン属
グリソン
グリソン Galictis vittata
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: 食肉目 Carnivora
亜目 : イヌ型亜目 Caniformia
下目 : Arctoidea
小目 : Mustelida
上科 : イタチ上科 Musteroidea
: イタチ科 Mustelidae
: グリソン属 Galictis
学名
Galictis Bell, 1826[1][2]
タイプ種
Galictis vittata (Schreber, 1776)[1][2]
和名
グリソン属[3]

グリソン属(グリソンぞく、Galictis)は、食肉目イタチ科に含まれる属。

分布[編集]

メキシコ以南の北アメリカ大陸、南アメリカ大陸[3]

形態[編集]

ヒメグリソンはより小型で体長27 - 52センチメートル、体重1.2 - 2.5キログラム、尾がより長い(尾長は体長の約40 % <37 - 45 %>)[4]。グリソンはより大型で体長45 - 60センチメートル、体重1.5 - 3.8キログラム、尾がより短い(尾長は体長の約30 %<26 - 37 %>)[2]。 背面はヒメグリソンは黄褐色、グリソンは灰白色[2]。腹面は黒く、背面との境目は明瞭[3]

分類[編集]

以下の分類・英名はMammalian Species(Yensen & Tarifa, 2003)・MSW3(Wozencraft, 2005)、和名は(斉藤・伊東・細田・西木, 1991)に従う[2][4][1][3]

グリソン類は更新世前期 約250万年前に南アメリカに現れた。鮮新世の中期から後期にかけて北アメリカに生息し、化石として知られるTrigonictis属とSminthosinus属の系統に属しているかもしれない。グリソンには少なくとも3種の化石種が知られており、これらはすべてアルゼンチンで発見された。[2]

  • Galictis hennigi
  • Galictis sanandresensis
  • Galictis sorgentinii

生態[編集]

木の根元や岩の下・樹洞・他の動物の古巣などを巣穴として利用する[3]

小型哺乳類、鳥類やその卵、爬虫類、両生類、昆虫、果実などを食べる[3]

グリソンの行動については知られていることが少ない。これには、グリソンの首が頭に比べてとても幅広く、無線での追跡を難しくしているなど複数の理由がある。

画像[編集]

参考文献[編集]

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  1. ^ a b c W. Christopher Wozencraft, "Galictis". Mammal Species of the World, (3rd ed.), Volume 1, Don E. Wilson & DeeAnn M. Reeder (ed.), Johns Hopkins University Press, 2005, pp. 606-607.
  2. ^ a b c d e f Eric Yensen and Teresa Tarifa, "Galictis vittata," Mammalian Species, Number 727, American Society of Mammalogists, 2003, pp. 1-8.
  3. ^ a b c d e f 斉藤勝・伊東員義・細田孝久・西木秀人 「グリソン属」『世界の動物 分類と飼育2 (食肉目)』今泉吉典監修、東京動物園協会、1991年、37頁。
  4. ^ a b Eric Yensen and Teresa Tarifa, "Galictis cuja," Mammalian Species, Number 728, American Society of Mammalogists, 2003, pp. 1-8.
  • Nowak, Ronald M. (2005). Walker's Carnivores of the World. Baltimore: Johns Hopkins Press ISBN 0-8018-8032-7

関連項目[編集]