グラングリーン大阪
| グラングリーン大阪 Grand Green Osaka | |
|---|---|
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| |
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うめきた公園と南街区 | |
| 情報 | |
| 開発用地 | 梅田貨物駅跡地 |
| 住所 |
〒530-0011 大阪市北区大深町 |
| 座標 |
![]() 北緯34度42分20.8秒 東経135度29分39.7秒 / 北緯34.705778度 東経135.494361度座標: 北緯34度42分20.8秒 東経135度29分39.7秒 / 北緯34.705778度 東経135.494361度 |
| 現状 | 建設中 |
| 起工 | 2020年12月 |
| 開業 | |
| 用途 | 事務所、店舗、賃貸住宅、ホテル、MICEなど |
| 関係者 | |
| デベロッパー | 三菱地所、大阪ガス都市開発、オリックス不動産、関電不動産開発、積水ハウス、竹中工務店、阪急電鉄、三菱地所レジデンス、うめきた開発特定目的会社(出資者:大林組) |
| 所有者 | 都市再生機構 |
| 技術的詳細 | |
| 建築物 |
うめきた公園 ゲートタワー パークタワー サウスタワー ノースタワー グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE |
| 開発面積 |
約170,000 m² (敷地面積約91,000 m²) |
| ウェブサイト | |
| 公式サイト | |
グラングリーン大阪(グラングリーンおおさか、英語: GRAND GREEN OSAKA)は、大阪市北区大深町(梅田地区)に所在する都市公園併設の複合商業施設である。
梅田貨物駅跡地の再開発エリアであるうめきた2期区域(うめきた)に位置していて、北街区と公園の一部は2024年9月6日に先行まちびらきし[1]、2025年3月21日には南街区もまちびらきした[2]。2027年春頃にうめきた公園が全面開園(うめきたの森は2026年11月先行開園)する予定で、全体まちびらきは2027年度を予定している[1][3][4]。
大阪最後の一等地とも称される場所であり、関西最大のターミナルである大阪駅・梅田駅前に位置しているにもかかわらず、広大な土地が2013年まで梅田貨物駅として使われていた。その跡地を利用して、西日本最大の再開発が進められており、2013年に先行開発区域(うめきた1期エリア)として、グランフロント大阪が開業した。
うめきた公園、南街区(ゲートタワー、パークタワー、サウスタワー、タワーマンション)、北街区(ノースタワー、タワーマンション)で構成されており、「みどり」と「イノベーション」の融合拠点と題した広大な都市公園とそれに合わせて新産業創出、 国際集客・交流、知的人材育成を図り、イノベーションの創出を目指したエリアとして現在建設が進められている[5]。来場者数の目標は、グランフロント大阪の5,000万人以上としている。
歴史
[編集]この区域は梅田貨物駅移転の遅れもあり開発が遅れた。2009年12月には日本サッカー協会が2018年および2022年のFIFAワールドカップ招致を視野に入れた8万人収容(うち4万人分は仮設)の梅田北ヤードスタジアム構想を発表し、大阪市など関係各所に働きかけを行っていた。しかし、開催地を決定する投票で日本は落選したことで、当時の橋下徹大阪府知事がスタジアム建設に反対の姿勢を示した。これに平松邦夫大阪市長は反発し、サッカー協会のさらなる提案を待ったが、協会からの提案はないまま、2011年1月に市長はスタジアム構想の撤回を表明、橋下府知事や関西経済同友会が提言する緑地構想に同意した[6]。
2018年7月、土地を所有する都市再生機構(UR都市機構)は、同区域の再開発事業「うめきた2期」の開発事業者に、三菱地所・大阪ガス都市開発・オリックス不動産・関電不動産開発・積水ハウス・竹中工務店・阪急電鉄・三菱地所レジデンスらグランフロント大阪の建設に携わった企業を中心とした企業連合と、特定目的会社のうめきた開発株式会社から成る9社JVを選定[7]。JVの提案では、阪急大阪梅田駅と新梅田シティ(梅田スカイビル)をつなぐ東西軸の幹線道路を挟むように4.5㏊の都市公園を配置し、公園の南側にホテルやオフィスが入居しMICEを持たせた2棟の賃貸棟と超高層マンションを配置。公園の北側にはホテルを主とした賃貸棟と超高層マンションを配置する計画となっている[8]。2020年3月25日に大阪市都市計画審議会で都市計画決定の方向が承認され、2020年度下期の着工、2024年夏に先行まちびらき、2027年度の全体まちびらきを目指すとした[9]。
2023年2月7日に、この再開発の名称を『グラングリーン大阪』とすることが発表された[10][11][12]。この名称には、「約4.5ヘクタールの公園など大規模な緑の空間が生まれる地域に、多様な人が集って新たな世界を広げてもらいたい」という思いが込められている[11]。
2024年9月6日、北街区と公園の一部が先行まちびらきした[13]。
2025年3月21日には、南街区がまちびらきした[14]。これによりグラングリーン大阪の全体の約7割が開業したことになる[15]。
これらの動きと並行して、大阪市と西日本旅客鉄道(JR西日本)の共同事業として、従来地上を走行していた特急「はるか」や「くろしお」が通過する東海道本線支線(梅田貨物線)の連続立体交差事業(地下線化)が行われている[16]。地下化の際には現在の「うめきた2期」地区西側を走行するルートから東側に移設され、グランフロント大阪と「うめきた2期」地区の間を通過し、「うめきた2期」地区の南西端にはJR西日本の単独施行事業として大阪駅(地下ホーム)が開業した。これにより、特急「はるか」や「くろしお」が大阪駅(地下ホーム)に停車するようになった。この連続立体交差事業は2023年に完成。2023年3月18日から大阪駅との間に改札内連絡通路を整備した上で、「大阪駅(地下ホーム)」として開業した[17]。また、2031年にはなにわ筋線が同駅に乗り入れる計画がなされているほか、阪急電鉄によりなにわ筋連絡線が十三駅方面からアクセスする計画もある。
ギャラリー
[編集]- 大阪ステーションシティ空中庭園から(2023年12月)
- 東側より撮影したグラングリーンの夜景
- うめきた公園
- グラングリーン大阪北館を撮影。
- 南館
施設
[編集]うめきた公園
[編集]約45,000 m2の広さがあり、これは大規模ターミナル駅直結の都市公園としては世界最大級の規模である。道路を挟んでサウスパークとノースパークと呼称される。
サウスパークには、水遊びのできる噴水と約5,100 m2の芝生広場、芝生広場を合わせて約1万人を収容できる屋外イベントスペース(設計:SANAA)や、 情報発信棟や飲食施設、庭園空間「色彩ガーデン」などが設けられる[18]。屋外イベントスペースについては、企業連携制度「MIDORI パートナー」のプレミアパートナーに参画したロート製薬がネーミングライツ権を獲得し、2024年9月6日から5年間、名称が「ロートハートスクエアうめきた」と命名された[19]。
ノースパークには、四季折々の草木が楽しめる公園のほかにフリースペース「みんなのキューブ」、遊びと学びを体験できる施設「エデュテインメントキューブ」、文化施設「VS.(ヴイエス)」などが設置される[20][21]。 「VS.(ヴイエス)」はグラングリーン大阪における中核機能施設「JAM BASE」の主要施設として作られており、設計・監理を日建設計、設計監修を安藤忠雄建築研究所が手がけている。施設の大部分が地下に配置され、合計約1,400 m2の展示空間(スタジオ)が設けられる予定。スタジオはAからCの3つあり、映像体験やパフォーマンス、大型の作品などを展示することが可能。1階にはカフェも併設される(運営:FIDIA株式会社)[22]。
- SIK eatery グラングリーン大阪店
- ゲートランタン
- うめきた公園北
- VS.(ヴイエス)安藤忠雄展 青春
- ロートハートスクエアうめきた
ゲートタワー
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
| ゲートタワー Gate Tower | |
|---|---|
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右側の建物(2024年9月) | |
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| 施設情報 | |
| 所在地 |
〒530-0011 大阪市北区大深町 |
| 座標 | 北緯34度42分20.8秒 東経135度29分39.7秒 / 北緯34.705778度 東経135.494361度 |
| 状態 | 完成 |
| 着工 | 2020年12月 |
| 開業 | 2025年3月21日 |
| 地上高 | |
| 最上階 | 約90 m |
| 各種諸元 | |
| 階数 | 地上18F、地下3F |
| 敷地面積 | 約1,580 m² |
| 延床面積 | 約26,000[注釈 1] m² |
| 構造形式 |
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| エレベーター数 | 6基 |
| 駐車台数 | 約200台(パークタワーとの合計) |
| 関連企業 | |
| 設計 | 三菱地所設計・日建設計・大林組・竹中工務店 |
| 施工 | うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組) |
| 管理運営 | 三菱地所設計・日建設計 |
低層部は商業施設、3-4Fは都市型スパ、5階以上の高層部はオフィス。
3.4Fの都市型スパは、「神戸みなと温泉 蓮」などを手掛ける株式会社ラスイートによって造られ、源泉は神戸港の地下1,150 mから湧き出たものが運ばれる予定である。また、ARによる最先端の映像と音響を用いた25 mのフィットネスプールや、季節を問わずうめきた公園を眺めることのできる屋外温水プール「インフィニティプール」、健康増進サロンなども設置される。さらに、厚生労働省の「温泉利用型健康増進施設」の認定も目指している[24]。
南街区のB1Fには、アジア初進出となるフードホール「タイムアウトマーケット大阪」が誕生する。広さは約3,000 m2で、レストランが15店舗、バーが2店舗オープンする予定[25]。
- B1階「タイムアウトマーケット大阪」
- 1階商業施設
- 2階商業施設
- 2階ロビー
- 3階「神戸みなと温泉 蓮」
パークタワー
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
| パークタワー Park Tower | |
|---|---|
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中央奥の建物(2025年6月) | |
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| 施設情報 | |
| 所在地 |
〒530-0011 大阪市北区大深町 |
| 座標 | 北緯34度42分20.8秒 東経135度29分39.7秒 / 北緯34.705778度 東経135.494361度 |
| 状態 | 完成 |
| 着工 | 2020年12月 |
| 開業 | 2025年3月21日 |
| 地上高 | |
| 最上階 | 181.50 m |
| 各種諸元 | |
| 階数 | 地上39F、地下3F |
| 敷地面積 | 約4,140 m² |
| 延床面積 | 約126,090[注釈 2] m² |
| 構造形式 |
|
| エレベーター数 | 低層8基、中層6基、高層8基 |
| 駐車台数 | 約200台(ゲートタワーとの合計) |
| 関連企業 | |
| 設計 | 三菱地所設計・日建設計・大林組・竹中工務店 |
| 施工 | うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組) |
| 管理運営 | 三菱地所設計・日建設計 |
39階建てで、低層部は商業施設、6階から27階がオフィス。上部にはヒルトンの最高級ブランドとなるウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツの日本進出第一号店となるウォルドーフ・アストリア大阪が2025年4月3日に開業した。
同年11月10日にはシオノギヘルスケアが本社を同地に移転し、24階に入居して業務を開始[26]、同年11月27日には同社親会社の塩野義製薬も本社機能を移転する形で26階に入居し、「グローバル本社」として業務が開始された[27]。
また、2026年5月1日にはクボタとコクヨがそれぞれ本社を同地に移転している。
- 2階ロビー
- 3階商業施設
- 4階Sorappa Office
- 4階Sorappa Terrace
サウスタワー
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
| サウスタワー South Tower | |
|---|---|
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左側の建物(2024年9月) | |
[[ファイル: |alt=|center|250px]] | |
| 施設情報 | |
| 所在地 |
〒530-0011 大阪市北区大深町 |
| 座標 | 北緯34度42分20.8秒 東経135度29分39.7秒 / 北緯34.705778度 東経135.494361度 |
| 状態 | 完成 |
| 着工 | 2020年12月 |
| 開業 | 2025年3月21日 |
| 地上高 | |
| 高さ | 約120m |
| 各種諸元 | |
| 階数 | 地上26F、地下3F |
| 敷地面積 | 約4,140 m² |
| 延床面積 | 約21,740[注釈 3] m² |
| 構造形式 |
|
| 関連企業 | |
| 設計 | 三菱地所設計・日建設計・大林組・竹中工務店 |
| 施工 | うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組) |
| 管理運営 | 三菱地所設計・日建設計 |
28階建てで、低層部は商業施設で、阪急阪神ホテルズによる「ホテル阪急グランレスパイア大阪」(482室)[28]が入居する。
ノースタワー
[編集]| ノースタワー North Tower | |
|---|---|
|
2024年9月 | |
[[ファイル: |alt=|center|250px]] | |
| 施設情報 | |
| 所在地 |
〒530-0011 大阪市北区大深町 |
| 座標 | 北緯34度42分20.8秒 東経135度29分39.7秒 / 北緯34.705778度 東経135.494361度 |
| 状態 | 完成 |
| 着工 | 2020年12月 |
| 開業 | 2024年9月6日 |
| 地上高 | |
| 高さ | 124.30m |
| 各種諸元 | |
| 階数 | 地上28F、地下3F |
| 敷地面積 | 約8,400 m² |
| 延床面積 | 約64,200 m² |
| 関連企業 | |
| 設計 | 日建設計・竹中工務店 |
| 施工 | うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組) |
| 管理運営 | 日建設計 |
1-9階にはJAM BASE、10階以上にはホテル「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」(308室)が入居する。ホテルは2024年9月6日に開業した[29]。
JAM BASEは、ノースタワーの1 - 9階に入居する中核機能施設である。
名前の由来について、「JAM」はJAMMING、つまり音楽の即興演奏を意味しており、この場所で巻き起こる独自の共創(コ・クリエーション)が音楽を作るかのように楽しくエキサイティングなものとなってほしいという思いが込められている。「BASE」は、この場所で働き、訪れる人にとって「基地」のような存在となり、グローバル・ローカルすべての人々にとって、何度でも訪れ、いつでも帰ってこられる親しみのある場所となるように願い名づけられた。
会員制交流スペース「syn SALON」、個人単位で契約可能なコワークスペース「JAM DESK」、家具付きオフィス「JAM STUDIO」、キッチンスペース、屋上庭園など、 あえてさまざまな用途や機能を"ごちゃごちゃ"に混ぜ合わせ配置することで、多様な人々の活動の交わりを誘発し、イノベーションの創出に不可欠な出会いと交流を促す狙いがある[30]。
2023年12月現在、入居が決まっているパートナーは以下の通り。(50音順)
- 国立大学法人大阪大学
- コングレ
- さくらインターネット
- スマートバリュー
- セーフィー
- トータルメディア開発研究所
- トータルメディア開発研究所・野村卓也事務所
- favy
- 学校法人立命館
- 1階
- 2階
- 2階休憩所
- 3階JAM BASEは、ノースタワー
- 覆われた広場
グラングリーン大阪 THE NORTH RESIDENCE
[編集]| グラングリーン大阪 the north residence | |
|---|---|
|
| |
| 情報 | |
| 用途 | 分譲マンション(484戸) |
| 設計者 | 竹中工務店・日建ハウジングシステム(うめきた2期区域設計監理業務共同企業体) |
| 施工 | うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組) |
| 管理運営 | 積水ハウスGMパートナーズ |
| 構造形式 | 鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 |
| 敷地面積 | 7,318.81 m² |
| 建築面積 | 3,540.60 m² |
| 延床面積 | 72,291.55 m² |
| 階数 | 46F |
| 高さ | 172.55m |
| 着工 | 2022年4月 |
| 竣工 | 2025年12月(予定) |
| 所在地 |
〒530-0011 大阪市北区大深町1番41、1番18 |
グラングリーン大阪の最北に建設される超高層マンション。完成予定は2025年12月で、引渡予定時期は2026年3月である。販売開始予定時期は2024年2月上旬[31]。最上階である46Fの物件(2LDK、305 m2)の価格は、関西のマンションでは最高額となる25億円で販売される[32]。また28戸にはカーギャラリー付き住戸が設けられている[33]。
南街区・分譲棟
[編集]名称未決定。敷地南西部分に建設される高さ184.00m、47階建ての超高層マンション。2024年3月中旬に着工し、2028年7月下旬に竣工する予定。
フロアマップ
[編集]公式ウェブサイトを元に作成している[34]。
| 階 | ゲートタワー | パークタワー | サウスタワー | ノースタワー |
|---|---|---|---|---|
| 29 - 38階 | × | ホテル「ウォルドーフ・アストリア大阪」 (ヒルトン)(252室) | × | × |
| 28階 | ホテル「Hotel Hankyu GRAN RESPIRE OSAKA」 (阪急阪神ホテルズ)(482室) | |||
| 26 - 27階 | オフィス | |||
| 18 - 25階 | ホテル「canopy OSAKA UMEDA」 (ヒルトン)(308室) | |||
| 10 - 17階 | オフィス | |||
| 6 - 9階 | 中核施設「JAM BASE」 | |||
| 5階 | 機械室 | |||
| 4階 | 都市型スパ | オフィスラウンジ 「MICE」 | ||
| 3階 | 商業施設 | |||
| 2階 | 商業施設 | |||
| 1階 | ||||
| B1階 | ||||
| B2階 | 地下駐車場 | |||
アクセス
[編集]JR大阪駅に直結するルクア1100、グランフロント大阪北館とイノゲート大阪からはペデストリアンデッキで結ばれている。また、新梅田シティにも接続する予定である。またグラングリーン大阪の地下にはうめきた新駅(大阪駅地下ホーム)があり、地下からのアクセスも可能である。
その他
[編集]再開発の成功
[編集]大阪梅田と東京汐留の再開発を比較した場合、街としての一体感がない汐留と違い、梅田は街としての一体感があり、この違いが再開発成功の明暗を分けたと指摘されている。
汐留の場合、新橋駅や汐留駅、浜松町駅、銀座エリアなどからのアクセス改善に関する提案はなく、アップダウンの多いデッキでの移動を「歩行者と自動車の動線を分離した立体的な導線計画」とし、歩行者の視点には欠けていた。 一方梅田の場合、グランフロント大阪TMOが5社(JR西日本、阪急、大阪メトロなど)と「梅田地区エリアマネジメント実践連絡会」を立ち上げ、歩行者の利便性を最重要視し歩きやすい街を目指す「Walkable Umeda構想」を掲げ、うめきたエリアからJR大阪駅、阪急梅田駅、阪神梅田駅などの駅や、西梅田、茶屋町、ダイヤモンド地区といった梅田エリア全体を考慮した街づくりを進めてきたため、大阪駅周辺に訪れた人々がうめきた地区にも回遊しやすい流れが作られ、多くの人々が訪れる施設ができている[36][37]。
近年は東京を中心に「一般市民には手も足も出ないほどの高価格な、店舗群・タワマン群・最高級ホテル群」が再開発により誕生するケースが増えているが、いずれも悪評が目立つ。2023年11月に開業した「麻布台ヒルズ」も、ハイブランド店や日本初上陸と銘打った飲食店が次々に誕生したが、再開発は失敗との評価である。 その点、グラングリーン大阪では、「2014年からの大阪市民署名活動により集められた約2万件に達する住民の声」や関西経済同友会に属する「企業人という個人の声」が反映されているため、一般的な再開発とは異なり、大阪市がUR都市機構や民間や市民をまきこみ事業を行ったことが成功の要因とされている。なお、大都市の主要駅と直結の都市緑地公園として、グラングリーン大阪のうめきた公園は世界最大規模である[38]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- 1 2 3 4 “グラングリーン大阪 本日9月6日先行まちびらき ~JR大阪駅前に約45,000㎡の都市公園を含む新たなまちが誕生。全体まちびらきは2027年度予定~”. www.mec.co.jp. 三菱地所株式会社 (2024年9月6日). 2026年4月14日閲覧。
- ↑ “グラングリーン大阪 南館のグランドオープン日を 2025年3月21日(金)に決定”. www.mec.co.jp. 三菱地所株式会社 (2024年10月8日). 2026年1月23日閲覧。
- ↑ “「グラングリーン大阪」 先行まちびらき時期を2024年9月に決定! ~「うめきた公園」を中心に、まちの魅力を高めるイベント等を計画&MIDORIパートナー制度を創設~”. 三菱地所株式会社 (2023年9月25日). 2023年12月20日閲覧。
- ↑ 『「うめきたの森」2026年11月20日(金)開園 ~JR大阪駅前に“都市の森”が誕生。生態系を再生成し、人と自然が共生する新たな都市拠点へ~』(PDF)(プレスリリース)三菱地所・大阪ガス都市開発・オリックス不動産・関電不動産開発・積水ハウス・竹中工務店・阪急電鉄・三菱地所レジデンス・うめきた開発特定目的会社・一般社団法人うめきたMMO、2026年4月23日。2026年4月23日閲覧。
- ↑ “うめきた(大阪駅北地区)プロジェクト”. 大阪市公式ウェブサイト. 2023年12月19日閲覧。
- ↑ “大阪市長がスタジアム構想撤回 梅田北ヤード再開発”. 共同通信社. 2011年1月14日. 2011年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2011年5月19日閲覧.
{{cite news}}:|work=、|newspaper=引数が重複しています。 (説明) - ↑ “JR大阪駅北側 「うめきた」2期も三菱地所の企業連合”. 毎日新聞. 2018年7月12日. 2020年4月16日閲覧.
- ↑ “大阪駅前に広大な「森」 うめきた2期、動き出す再開発”. 朝日新聞. 2018年7月13日. 2018年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2020年4月16日閲覧.
- ↑ 『「(仮称)うめきた2期地区開発事業」始動』(PDF)(プレスリリース)三菱地所・大阪ガス都市開発・オリックス不動産・関電不動産開発・積水ハウス・竹中工務店・阪急電鉄・三菱地所レジデンス・うめきた開発特定目的会社、2020年3月25日。2020年4月16日閲覧。
- ↑ “「(仮称)うめきた2期地区開発事業」のプロジェクト名称を「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」に決定”. www.mec.co.jp. 三菱地所株式会社 (2023年2月7日). 2023年2月11日閲覧。
- 1 2 「再開発エリアうめきた2期 名称「グラングリーン大阪」」『日本経済新聞』2023年2月7日。2023年2月7日閲覧。
- ↑ 松岡大将「「関西最後の一等地」 梅田再開発 名称は「グラングリーン大阪」に」『朝日新聞』2023年2月7日。2023年2月7日閲覧。
- ↑ “「グラングリーン大阪」 先行まちびらき時期を2024年9月に決定! ~「うめきた公園」を中心に、まちの魅力を高めるイベント等を計画&MIDORIパートナー制度を創設~ | 三菱地所”. www.mec.co.jp (2023年9月25日). 2026年1月23日閲覧。
- ↑ “グラングリーン大阪 南館のグランドオープン日を 2025年3月21日(金)に決定 | 三菱地所”. www.mec.co.jp (2024年10月8日). 2026年1月23日閲覧。
- ↑ 日経クロステック(xTECH) (2025年4月2日). “グラングリーン大阪「南館」開業で全体の7割完成、オフィスは85%が内定見込み | 日経クロステック(xTECH)”. xtech.nikkei.com. 2026年1月23日閲覧。
- ↑ “JR東海道線支線地下化事業”. 大阪市建設局 (2019年11月22日). 2020年4月16日閲覧。
- ↑ 『「うめきた(大阪)地下駅」と「大阪駅」の改札内連絡通路の整備並びに「うめきた(大阪)地下駅」の駅名について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2020年3月25日。2020年3月25日閲覧。
- ↑ “JR大阪駅前の再開発「グラングリーン大阪」、2024年9月に先行開業へ”. 梅田経済新聞 (2023年9月25日). 2023年12月21日閲覧。
- ↑ 「うめきた公園のシンボル大屋根イベントスペースの名称「ロートハートスクエアうめきた」決定に関するお知らせ (PDF)」(プレスリリース)、ロート製薬株式会社、2024年8月7日。2025年11月18日閲覧。
- ↑ “うめきた公園”. グラングリーン大阪公式ウェブサイト. 2023年12月19日閲覧。
- ↑ “大阪駅前の「巨大公園」に新文化施設、監修の安藤忠雄も期待”. Lmaga (2023年10月23日). 2023年12月20日閲覧。
- ↑ “うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」内に2024年9月オープン「(仮称)ネクストイノベーションミュージアム」の施設名称を「VS.(ヴイエス)」に決定”. PR times (2023年10月23日). 2023年12月21日閲覧。
- ↑ “グラングリーン大阪”. 三菱地所. 2023年12月21日閲覧。
- ↑ “世界に発信する、ウェルネスをテーマにした新しい都市型スパ”. グラングリーン大阪公式ウェブサイト. 2023年12月21日閲覧。
- ↑ “食で街にイノベーションを! 「タイムアウトマーケット」は大阪の街をどう変える?”. 料理通信 (2022年8月29日). 2023年12月21日閲覧。
- ↑ 「新本社 営業開始に関するお知らせ (PDF)」(プレスリリース)、シオノギヘルスケア株式会社、2025年11月10日。2025年11月17日閲覧。
- ↑ 「新本社 営業開始に関するお知らせ」(プレスリリース)、塩野義製薬株式会社、2025年10月31日。2025年11月17日閲覧。
- ↑ 【公式】ホテル阪急グランレスパイア大阪|大阪・梅田
- ↑ 「キャノピーbyヒルトン大阪梅田」2024年9月6日(金)の開業に向け、5月29日(水)より宿泊予約を開始 | UKホテルマネジメント合同会社のプレスリリース
- ↑ “"みどり"と人々が交わり"イノベーション"を創出する拠点が大阪駅前に誕生 「グラングリーン大阪」の中核機能施設の名称を「JAM BASE」に決定 ~大学やベンチャー企業など多様なパートナーが参画、まち全体で化学反応を生む仕掛けを配置〜”. 三菱地所. 2023年12月21日閲覧。
- ↑ “全体概要”. 積水ハウス公式. 2023年12月21日閲覧。
- ↑ “タワマン一部屋25億円も引き合い殺到 大阪最後の一等地に「コレクター」の存在”. 産経新聞 (2023年10月24日). 2023年12月21日閲覧。
- ↑ “うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」”. 三菱地所 (2023年10月12日). 2025年5月20日閲覧。
- ↑ “about”. グラングリーン大阪公式ウェブサイト. 2023年12月20日閲覧。
- ↑ “"みどり"と人々が交わり"イノベーション"を創出する拠点が大阪駅前に誕生 「グラングリーン大阪」の中核機能施設の名称を「JAM BASE」に決定 ~大学やベンチャー企業など多様なパートナーが参画、まち全体で化学反応を生む仕掛けを配置〜”. 三菱地所 (2023年9月28日). 2023年12月20日閲覧。
- ↑ 大阪梅田の成功vs東京汐留の失敗 人心への対応力に大差あり - 交通・運輸・モビリティ産業の最新ビジネスニュース Merkmal ( メルクマール )
- ↑ 鉄道用地の再開発 東西の力量差 - 東洋経済オンライン
- ↑ 東京が再開発する街は どこも似た街ばかり 大阪に東京が学ぶこと - PRESIDENT Online
