グラスホッパー物語
みんなのうた グラスホッパー物語 | |
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歌手 | 高見のっぽ(コーラス:ちびっこバッタ雑唱団) |
作詞者 | 高見のっぽ |
作曲者 | 松本俊明 |
編曲者 | 宮川彬良 |
映像 | アニメーション+実写 |
映像制作者 | 伊藤有壱+(実写:本人出演) |
初放送月 | 2005年12月 - 2006年1月 |
再放送月 |
2006年2月 - 3月 2006年4月 - 5月 2006年6月 - 7月 2007年4月 - 5月 2007年12月 2021年5月 2023年5月 2023年6月 - 7月 |
みんなのうた ハーイ!グラスホッパー | |
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歌手 | 高見のっぽ |
作詞者 | 高見のっぽ |
作曲者 | 松本俊明 |
編曲者 | 宮川彬良 |
映像 | アニメーション+実写 |
映像制作者 | 伊藤有壱 |
初放送月 | 2007年4月 - 5月 |
再放送月 |
2007年6月 - 7月 2007年8月 - 9月 2007年10月 - 11月 2008年1月 2010年2月 - 3月 (以上、お楽しみ枠での放送) 2018年4月 - 5月 2023年5月 |
みんなのうた グラスホッパーからの手紙 〜忘れないで〜 | |
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歌手 | 高見のっぽ |
作詞者 | 高見のっぽ |
作曲者 | 松本俊明 |
編曲者 | 宮川彬良、長山善洋 |
映像 | アニメーション+実写 |
映像制作者 | C&P |
初放送月 | 2009年10月 - 11月 |
再放送月 | 2023年5月 |
「グラスホッパー物語」(グラスホッパーものがたり)は、作詞:高見のっぽ、作曲:松本俊明により制作された日本の歌であり、2005年12月から2006年1月にかけてNHKの音楽番組『みんなのうた』で放送された。
概要[編集]
ロンドン地下鉄にて人間界に迷い込んだ小さなバッタを、優しい人間達が皆で助けて公園に返してあげるという小さな事件を見かけた松本俊明は、この事をモチーフに作曲、それを受けて高見のっぽ(高見映)が、老バッタが孫バッタへ贈る人生訓とする内容を作詞。
かつてのNHK教育テレビの番組『なにしてあそぼう』、『できるかな』でノッポさんを演じた高見は、作詞のみならず当曲の歌唱や『みんなのうた』の放送映像の脚本・出演・振付も担当。
音楽構成・編曲は、高見と長年の親交を持つ舞台音楽家の宮川彬良。
『みんなのうた』の放送で使用されたアニメーションの映像は、以前番組内で「ひよこぶたのテーマPART2。」のクレイアニメを手掛けた伊藤有壱が制作した。
視聴者からの好評の声を受け、初回放送終了後の2006年2月から7月まで半年間再放送した。
当曲は『みんなのうた』で放送された映像を収録したDVD・CDを2005年12月22日に発売した直後に品切れとなる。高見が文章を手がけた絵本も販売中。各種関連商品も企画中。
平成18年度(2006年度)の第10回文化庁メディア芸術祭 アニメーション部門 審査委員会推薦作品に選ばれている。
高見は2006年の『第57回NHK紅白歌合戦』に特別出演し、「みんなのうた45年!キッズショー」のコーナーで同曲を歌った。
2007年4月~5月には第2弾(続編)として「グラスホッパー物語」の前日譚にあたる「ハーイ!グラスホッパー」、2009年10月~11月には第3弾(最終章)として後日談にあたる「グラスホッパーからの手紙 ~忘れないで~」が同番組で放送されたが、高見は2022年9月10日に逝去したため、本作が「みんなのうた」で最後の出演となった。2023年5月に訃報が公表された後、同年5月14日(5月13日深夜)1時から2時15分の枠で追悼企画が放送され、『できるかな』4回分の再放送に続いて2時から「グラスホッパー物語」シリーズ全3曲(「グラスホッパー物語」、「ハーイ!グラスホッパー」、「グラスホッパーからの手紙~忘れないで~」)が続けて再放送された[1]。また、同年6月からも当初の放送予定から変更して、アンコール枠での再放送が決定した(当初は『あなたがどこかで』が放送予定であり、テキストにも記載されていた)。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ NHK ノッポさん追悼で「できるかな」、歌手デビュー曲「グラスホッパー物語」などを再放送決定,スポーツニッポン,2023年5月11日