グスタフ・ヴィーデマン

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グスタフ・ヴィーデマン

グスタフ・ヴィーデマン[1](Gustav Heinrich Wiedemann、1826年10月2日 - 1899年3月24日)はドイツ物理学者である。電磁気学の分野の物理学者で、磁性体の機械的なねじりひずみと磁界に関するウィーデマン効果(ヴィーデマン効果)に名を残している。

生涯[編集]

ベルリンに生まれてベルリン大学で学ぶ。有機化学を学ぶが、物理的なテーマにその知識を生かしていくことになった。ハインリヒ・グスタフ・マグヌスのもとで、ヘルムホルツと知り合い、彼らとベルリン物理学会を創設した。

1854年バーゼル大学の教授になった。カールスルーエ工科大学などを経て、1871年ライプツィヒ大学の教授になった。主な業績は電磁気に関する優れた著書をあらわしたことである。ウィーデマン効果は、磁歪効果のひとつで、磁気センサーなどに応用されている。

脚注[編集]

  1. ^ ウィーデマンと称されることも多い。

関連項目[編集]